緋弾のアリア16巻の感想レビュー（ライトノベル）

MF文庫Jのラノベ、『緋弾のアリアＸＶＩ　星の砦の人狼（ジェヴォーダン）』（赤松中学先生原作、こぶいち先生イラスト）が発売中です。
表紙は、新キャラのリサ。
メイド×セーラー服＝最強！！(;゜∀゜)=3ムッハーとなってしまう方も多いのではないかとｗ
ひたすら尽くしてくれる女の子というのは男のロマンですし、白雪みたいに黒雪化しないのもキンジにとってはありがたいところではないかとｗ
オランダの民族衣装スタイルもかわええのう(*´∀｀*)ポワワ

お話的には、ジャンヌの裏切り？をなんとか庇おうとしたキンジですが、自分も師団に裏切り者の嫌疑をかけられ逃亡することに。
逃亡中、眷属側から脱走してきた少女・リサと知り合いになったキンジは、２勢力の捜索の目を逃れるべく、彼女とふたりで身を隠すことに…という、昨日の敵は今日の友＆その逆も然り展開です。

仲間として、武偵として最後までジャンヌを疑わず、自分が濡れ衣を着せられることも厭わなかったキンジの男気がカッコ良かったですね。
個人的には、何らかの事情があってあえて裏切らざるをえない状況にジャンヌが追い込まれているのではないか？と思いつつ読み進めていたのですが、そのネタばらしについては今巻終盤にキッチリと描かれており、また伏線も抜かりなく仕込まれていたことが判って目からうろこでした。
前巻を読んだ時点では全く気付いていなかったのでｗ
また、それとは別に現在の混乱を招いた真の黒幕の存在が明るみに出たりと、一筋縄ではいかない組織間の裏事情が興味深かったですね。

リサについては、やっぱりただの戦闘力が低い女の子では無いんだろうな～という予感はあったわけですが、ご主人様にひたすら尽くすメイドの鑑的性格が健気で可愛らしく、これは読者人気も高くなりそうでござるなぁｗ
というか、今回はアリアやバスカービルのヒロインズの出番が殆ど無いのでリサ無双すぎるｗ
実はこの出会い自体が仕組まれたもので…みたいな展開も予想していたのですが、彼女の真実が明かされるクライマックスですべての疑問が氷解＆大作映画さながらの超高空での命懸けアクションが！と、怒涛の見せ場ラッシュで大満足でした。

また、見せ場と言えば、遂に眷属陣営としてアリスベル＆静刃のふたりが登場するのも見逃せませんね。
ぶっちゃけ、今回は顔見せイベントの趣きが強かったですし、ヒステリアモードとアリアとのコンビネーションについてはお預け状態だったのでキンジ不利なのは否めなかったわけですが、単なる対戦相手というだけでなく、今後のストーリー展開にも大きく関わってくる感じの伏線もあったので楽しみ。
殺しても死なない男をますます地で行くキンジですが、無事にリベンジを決めることが出来るのか気になります。

しかし、眷属側にも可愛い＆超有名家系の新キャラが追加されたりで華やかでしたが、またまた人間レベルじゃない強敵も追加＆まだまだ上がいるっぽかったりと、戦力差付き過ぎぃ！
エネイブルの二つ名を持つキンジなので、この状態からも大逆転してくれるに違いないですが、流石に戦力バランス的に師団が不利過ぎるような気が((((；゜Д゜))))ガクガクブルブル
アリア達と合流さえ出来れば、ここしばらくの鬱憤を晴らすかのように大暴れしてくれそうではありますが、リサという新しい嫁候補が出来たこともありますし、別の意味で血の雨が降りそうですなｗ
まあこの奇跡の大逆転＆ハーレム増築ラッシュ展開も本シリーズの醍醐味ですし、（・∀・）ニヤニヤしながら見守りたいと思います。


気になった方は、是非チェックなさってみて下さいませ。


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