『フン、本当の自分なんて、見せる気無いっての。』
ひたすらに「素の自分」を隠し続ける亜美でしたが、その理由は何だったのでしょうか?
また、亜美に忍び寄る怪しい人影が!
一連の騒動を通じて、竜児と亜美の関係にも変化が訪れるかも?なお話です。
『無理すると、ストレス溜まっちゃうし、食べたいものを健康的に食べてれば良いんじゃないかなぁ?うん。』
今日も猫をかぶりながら、クラスメイトとダイエットについて語る亜美。
しかし・・・。
『そいつは聞き捨てならねぇなぁ!!!』
『せんせー!川嶋さんが、お腹にお肉を隠してまーす!』
『おらおらおらおらおらぁっ!遠足に持ってくお肉は300円までって決まってんだよっ!これが300円分の贅肉かー?バナナはお肉にゃはいらねんだー!・・・くらえっ!コンビニ神拳!ハイ!カロ!!リーーーーー!!!』
みのりんと大河の容赦ない攻撃に撃沈ww
太らない体質なんて見栄をはるからこんなことになってしまった訳で、ある意味自業自得かも。
というか、今回も声と動きの使い方が良い感じです。
『・・・星屑と消えた、ダイエット戦士に捧ぐ・・・!』
満足して立ち去るみのりんたち。
いや、消したの自分たちジャマイカww
『初夏の嵐だな、こりゃ・・・。』
『ほぅ、ああいう感じで行けば、亜美はああなるのか。』
教室で見ていた竜児と北村ですが、北村はなにやら思う所があるご様子。
亜美のことを気にかけているのはまちがいないものの、自分から話掛けるのではなく、様子見している理由とは?
『ダイエット戦士として黙っておられなかったのだよー。この脂肪とまっすぐに向かい合ってこそ、痩身の神は微笑んでくださる・・・!彼女は、いつかきっと、わかってくれるはず・・・。』
騒ぎの後、屋上でコメントするみのりん。
相手がモデルだろうと遠慮しないのがみのりんクオリティですね。
転校生である亜美が早くなじめるように、と気を配っているのか、単純にそういうキャラなのか?
誰とでもすぐに仲良くなれそうなみのりんですが、言っていることはあいかわらず意味不明です。
だが、それがいいww
ふと校門付近を見ると、不審な人影が。
この時点では特に気に留めていませんが、伏線としては目立ちまくりかも。
『高須君!お、お願い!ちょっと一緒に居てくれない?』
放課後、大河と下校していると、突然亜美が後ろから抱き付いてきて驚く竜児。
冗談にしては妙に体が震えている亜美。
その理由は、うしろから尾行しているらしい男の影でした。
校門で見かけた不審者は、どうやら亜美のことを付け回しているようです。
また、体を寄せる2人に、何故かイラっと来ている表情の、大河の胸中が気になりますね。
怒りのままゴミ箱を投げつけてしまいますが、それが運良く不審者の方へぶち当たり、不審者は退散。
『モデルやってると、たまにあるんだ、こういうこと。ファンの人に絡まれちゃうって言うか・・・わざわざ転校までしたのに。』
ぼそりとつぶやく亜美でしたが、本音を見せたのは一瞬だけ。
少しの間竜児の家でかくまってくれないかとお願いする亜美ですが、意外なことに大河が自分の家に来るように提案します。
木造ボロアパートとセキュリティ完備の高級マンションとを比べて、大河の家にホイホイ付いていくことにする亜美。
普段毛嫌いしている大河の世話になってでも、不審者から逃れたいという気持ちが見え隠れしますね。
大河でも侵入できる程度のセキュリティという喩えは1話を見ていればニヤニヤです。
家に着き、亜美に金柑のはちみつ漬け(メイド・バイ・竜児)のソーダ割りを振舞う大河。
大河はそれを親切心から飲ませて・・・あげたのではなく、「物まねメドレー150連発」を5時間以上続けさせる前準備として用意していた訳ですね。
「明智光秀」や「シャンソンを熱唱する織田信長」の物まねをしている亜美の様子が想像出来ませんww
弱っている亜美に対してもこの仕打ち。
さすが手乗りタイガー、半端じゃないです。
自分の本性がばれてしまっているので開き直っている亜美ですが、結果的に大河とははじめから素で語ることが出来ているとも言えますね。
そこに目をつけたのが誰あろう北村。
『逢坂、お前に頼みがあるんだ。』
北村から話しかけられただけで目が乙女になってしまう大河がカワユスです。
お昼ごはんを亜美と一緒に食べてあげて欲しいというのが北村の頼みでした。
『来い、馬鹿チワワ。・・・餌の時間だ。』
『馬鹿チワワって・・・?』
『アンタのことでしょ。カワイ娘ぶって、キャンキャン吠えて、おまけに年中繁殖期。・・・いいからとにかく来いって。』
『冗談じゃない。なんであんたなんかと・・・。』
『・・・バスガイドするマイケルジャクソン。時速200キロでコーナーを攻めるモナリザ。愉快な考える人。撮った映像は既にコピー済み。ひょっとしたら何かの拍子にうっかり流出してしまうかも。』
絶対的な上下関係が成立した瞬間でしたww
原作ではぶりっ子状態の亜美の目が、チワワのようにつぶらな瞳で・・・というような書き方があった気がしますが、繁殖期って直球すぎww
亜美の場合、男子だけではなくて、女子にも猫を被っているので、そこまで卑しくは見えないかなと思います。
最高に盛り上がったらしい亜美の物まねの記録を人質に、竜児、大河、亜美、みのりんの4人で強引に昼食の席を囲むことに。
なんというハーレム状態ww
とくにみのりんが一緒というのは竜児にとっても嬉しい誤算っぽいですね。
ダイエット戦士みのりんのお弁当は、サイズは大きいもののカロリーの低い材料で構成されているのもポイント。
一方、大河のお弁当は竜児と共通なのでおかずが全く同じ。
その事を亜美に突っ込まれた大河は、竜児のおかずを横取りして、海苔弁にしてしまいます。
いや、そんな様子を見せられたほうが仲良しに見える気がするんですけど(汗
『はい、これで高須君のはミートボール弁当。』
自分のミートボールを竜児にあげる亜美が優しくて可愛いですね。
竜児に自分の本性を知られていないと思っていることや、大河に対するあてつけかもという点を考慮に入れても、やはり根は優しい人なのかもしれません。
『そう、2人は運命の相手なのだよ~!』
『『ナイナイ』』
一連のやり取りを評したみのりんの言葉を、即座に否定する竜児と大河。
みのりんの中では竜児に対して特別な感情はいまだ見えず、冗談とは言えため息をつく竜児。
しかし、そんな微妙な関係を、亜美は敏感に感じ取っているようです。
放課後、生徒会主催のボランティア町内清掃の告知をする北村。
その北村と少しでも一緒に居たいため、竜児を無理やり立候補させ、自分も付いていく・・・というのが大河の計画でした。
やり方は強引ですが、少しでも北村に近づきたいという想いが伝わって来ますね。
しぶしぶ付き合う竜児でしたが、亜美とみのりんも参加することに。
みのりんの参加は棚からボタモチという具合でラッキー・・・なはずでしたが、亜美の本性を知る竜児は、やや警戒が勝っている感じにも見えました。
『軍手持ったかー!?手袋はめたかー!?清掃範囲の確認は済んだかー!?』
朝礼台で段取りを説明する狩野すみれ(ファンの間では兄貴と呼ばれています)は今日もハイテンションです。
大河は前回の小競り合いもあって敵視していますが、生徒からの支持は上々。
また、羨望のまなざしで兄貴を見つめる北村のせいで、ますます不機嫌になっていっているみたいです。
亜美に対しても普通に幼馴染として接する北村ですが、兄貴に対しては特別な感情が見え隠れしている感じですね。
コレはわかりやすい伏線と言えるかも。
大河の計画とは裏腹に、北村は生徒会グループとして別行動になってしまいます。
当てが外れた大河はふてくされてしまいますが、それを反撃のチャンスとばかりにからかう亜美。
『あ!ねぇこのゴミ、逢坂さんにそっくりじゃない?このどーしようも無いほどチビなあたりが!』
『じゃあこのゴミは川嶋さんにそっくりね。このふやけて自堕落にブヨッってるところが。』
作り物の笑顔で笑いあう2人が怖いですね。
なんという冷戦状態。
にらみ合いになるかと思いきや、大河にとっては亜美の事など些細なことの様で、相手をせずに2手に分かれることに。
『あっちいこ、みのりん!』
『おっ、駆け落ちかい?構わんよ、僕は!』
みのりんがあっさり別行動になってしまい、寂しそうな顔をする竜児が哀れですね。
竜児は亜美とペアを組んで、ゴミ拾いを続けることに。
『ゴミ拾いも、結構楽しいね!高須君と一緒だからかなぁ?』
仮面を被り続ける亜美は、男心をくすぐる言葉を連発ww
普通なら鼻の下が伸びまくりになりそうですが、竜児には通用せず。
亜美の本性を知っているというのももちろんですが、やっぱりみのりんがいなくなってしまったことも大きいのかも知れませんね。
あくまで優等生の態度を崩さず、茂みの方のゴミ拾いもしようとした亜美ですが、泥のぬかるみに足をとられて、思わず言葉遣いが乱暴なものに。
『うわっ、キッタネェ!なんだコレ?なんだよ、畜生!』
一度は取り繕おうとしたものの、自分の靴に蛙が飛び乗っているのを見て腰を抜かしてしまいます。
本当は態度の大きい亜美ですが、蛙が苦手だったりするあたりは普通の女の子らしくてちょっと可愛いかも。
竜児の手で蛙はサルベージされたものの、亜美はまだ本性を隠そうとするあまり、態度に相当な無理が見え隠れしています。
『なぁ、もういいだろ、そういうの。』
『・・・高須君は、通じないんだ、こういうの。』
『取り繕った外面なんか、こっちにゃ全部ばれてんだぞ?もっとなんつーかこう、そう、素の顔でさ。』
『私はね、この顔じゃなきゃ駄目なの。』
少しでも無理をさせないように、気遣う竜児でしたが、亜美の決意は固い様です。
更に話が続くかと思いきや、亜美は突然ダッシュ!
近くの自転車置き場に身を潜めることに。
『あのね、あいつ、はっきり言うと・・・ストーカーなの。』
亜美を狙って追っかけまわしていたストーカー。
それに気付いたから急いで逃げたという訳ですね。
しかも、それは竜児が見かけた事のある不審者と同じ人物でした。
『ス・・・って、何で言わなかったんだよ!』
『だって、悔しいんだもん・・・。認めたくないんだもん。あんなやつに、私の人生狂わされているなんて。私、あいつのせいで引っ越してきたの。・・・親に迷惑掛けたくないし、私だけこっちの親戚にお世話になることにしたの。しばらくモデルの仕事も休むことにして。なのに、こっちに来てまであいつに追いかけられるなんて。』
休業の謎がいきなり明らかにされました。
心細い思いをしながらも、自分自身で考えて行動に移した亜美は頑張った方だと思います。
自分の事だけでなく、周囲への影響にも気を配れる視点の持ち主だという事が判りますね。
モデルという仕事を通じて身につけた部分もあるでしょうし、元から他人の目を気にする性格だったこともありそうです。
しかし、いつも偽のキャラクター像を演じていた亜美。
本当の自分を知っている両親や北村には迷惑をかけたくなかった彼女にとって、他に腹を割って相談できそうな相手、というのはいなかったのかもしれませんね。
竜児たちが話していると、大河とみのりんが2人を探しにやってきます。
突然の雨に傘の無い大河たちは、余ったゴミ袋を雨ガッパ代わりに装着。
そのユーモラスな格好を見たストーカーがフィッシュオン!
『おお~、可愛いミニサイズ妖怪発見!うっはぁ、すっげー可愛い!ラッキー。』
他人の迷惑など考慮に入れないその態度、まして自分の事をチビ呼ばわりしたことに対し、黙っている大河ではありません。
・・・確かにらぶりぃな格好でしたけどww
『そのカメラ、持ち主ごとこわしてやるーーー!』
キレた大河に逃げ出すストーカー。
今回ばかりは大河が正義ですね。
『・・・どうして?なんで?あの子、怖くないの?あいつ、変質者なのに・・・。』
はじめはあっけに取られた様子の亜美でしたが、大河の様子に自分も怒りの感情が湧き上がってきます。
ストレスが溜まってお菓子を大量に食べてしまったことも、何もかも悪いのはストーカーのせいだと再認識する亜美。
『高須君、さっき言ったよね。取り繕うのなんてやめろって、言ってくれたよね。わかったよ、わかった。亜美ちゃんもうやめる。やめてやる。やめてやるやめてやる・・・・・・この性格悪いツラのまま、生きてやるよ!あたしだって、やられっぱなしじゃねーっつの!!!』
猛追走を開始した亜美は大河たちを追い抜き、ストーカーを確保。
持っていたカメラを粉々に粉砕してストーカーを震え上がらせることに。
『嘘つき!こんな鬼のような形相で・・・あんた、俺の知ってる亜美ちゃんじゃない!天使じゃない!性格悪いよ!』
『それがな~に?亜美ちゃんこ~んなに可愛いんだもん。性格なんて、どうでもいいの!』
満面の笑みを浮かべる亜美が美しいです。
大変良く頑張りましたと拍手を送ってあげたいところです。
大河の行動と、竜児の言葉が、亜美を勇気付けたことは間違いなさそうですね。
ある意味より強烈なパワーを身に着けた感すらある亜美でしたが、
『やったよ、高須君。でも・・・怖かった。』
竜児が駆けつけた事で安心したのか、その目には涙が。
やっぱり女子高生、怖かったのを必死に我慢していたんですね。
同じ涙でも、今迄のような悔し涙ではなく、嬉し涙だったのではないかなと思います。
雨は上がったものの、服はびしょ濡れになった2人。
竜児は亜美を高須家に招き、ホットはちみつ金柑を振舞います。
『ほら、あったまるぞ。』
大河の家でも飲んだことのあるそれを見て、竜児と大河の間に確かな絆があることに気付く亜美。
『あの子は、いいよね。自分勝手で、めちゃくちゃで。でも、全く取り繕わないで。それなのに、友達がいて、高須君がいて。高須君は、私が本当の自分を見せたら、どうする?好きに、なる?』
潤んだ目で竜児を見つめる亜美が超色っぽいです。
本物モデルの視線にさらされては、心臓バクバク状態になってしまうのも無理はありませんね。
先週、大河が亜美のことをうらやましがって泣いたのと同じように、亜美も大河が自分にないものを持っているのをうらやましがっている・・・というのが対称的に描かれていていますね。
お互いが「無いものねだり」状態の2人の今後の関係には要注目ですね。
はたして、亜美の行動は気まぐれか、それとも本気なのか?
見つめあった姿勢のまま、竜児が固まっていると、そこに2人を捜しに来た大河が現れて、目撃してしまいます。
絶句する大河。
次回急展開か?という期待のままエンディングへ。
前回に引き続き、亜美の魅力が満載のお話で、その意味では大満足でしたね。
ただ、原作からカットされたりして印象が変わった部分も多かったので、ライトノベルの方と見比べてみると面白いかもしれません。
2話分の時間で1冊分のお話が進むのは、やっぱり展開が速くて勿体無い気がしますね。
次回、第7話、『プールびらき』は水着回!!
偽乳(ギニュー)特戦隊現る!
確かにある意味ボディがチェンジするお話かもww
ひたすらに「素の自分」を隠し続ける亜美でしたが、その理由は何だったのでしょうか?
また、亜美に忍び寄る怪しい人影が!
一連の騒動を通じて、竜児と亜美の関係にも変化が訪れるかも?なお話です。
『無理すると、ストレス溜まっちゃうし、食べたいものを健康的に食べてれば良いんじゃないかなぁ?うん。』
今日も猫をかぶりながら、クラスメイトとダイエットについて語る亜美。
しかし・・・。
『そいつは聞き捨てならねぇなぁ!!!』
『せんせー!川嶋さんが、お腹にお肉を隠してまーす!』
『おらおらおらおらおらぁっ!遠足に持ってくお肉は300円までって決まってんだよっ!これが300円分の贅肉かー?バナナはお肉にゃはいらねんだー!・・・くらえっ!コンビニ神拳!ハイ!カロ!!リーーーーー!!!』
みのりんと大河の容赦ない攻撃に撃沈ww
太らない体質なんて見栄をはるからこんなことになってしまった訳で、ある意味自業自得かも。
というか、今回も声と動きの使い方が良い感じです。
『・・・星屑と消えた、ダイエット戦士に捧ぐ・・・!』
満足して立ち去るみのりんたち。
いや、消したの自分たちジャマイカww
『初夏の嵐だな、こりゃ・・・。』
『ほぅ、ああいう感じで行けば、亜美はああなるのか。』
教室で見ていた竜児と北村ですが、北村はなにやら思う所があるご様子。
亜美のことを気にかけているのはまちがいないものの、自分から話掛けるのではなく、様子見している理由とは?
『ダイエット戦士として黙っておられなかったのだよー。この脂肪とまっすぐに向かい合ってこそ、痩身の神は微笑んでくださる・・・!彼女は、いつかきっと、わかってくれるはず・・・。』
騒ぎの後、屋上でコメントするみのりん。
相手がモデルだろうと遠慮しないのがみのりんクオリティですね。
転校生である亜美が早くなじめるように、と気を配っているのか、単純にそういうキャラなのか?
誰とでもすぐに仲良くなれそうなみのりんですが、言っていることはあいかわらず意味不明です。
だが、それがいいww
ふと校門付近を見ると、不審な人影が。
この時点では特に気に留めていませんが、伏線としては目立ちまくりかも。
『高須君!お、お願い!ちょっと一緒に居てくれない?』
放課後、大河と下校していると、突然亜美が後ろから抱き付いてきて驚く竜児。
冗談にしては妙に体が震えている亜美。
その理由は、うしろから尾行しているらしい男の影でした。
校門で見かけた不審者は、どうやら亜美のことを付け回しているようです。
また、体を寄せる2人に、何故かイラっと来ている表情の、大河の胸中が気になりますね。
怒りのままゴミ箱を投げつけてしまいますが、それが運良く不審者の方へぶち当たり、不審者は退散。
『モデルやってると、たまにあるんだ、こういうこと。ファンの人に絡まれちゃうって言うか・・・わざわざ転校までしたのに。』
ぼそりとつぶやく亜美でしたが、本音を見せたのは一瞬だけ。
少しの間竜児の家でかくまってくれないかとお願いする亜美ですが、意外なことに大河が自分の家に来るように提案します。
木造ボロアパートとセキュリティ完備の高級マンションとを比べて、大河の家にホイホイ付いていくことにする亜美。
普段毛嫌いしている大河の世話になってでも、不審者から逃れたいという気持ちが見え隠れしますね。
大河でも侵入できる程度のセキュリティという喩えは1話を見ていればニヤニヤです。
家に着き、亜美に金柑のはちみつ漬け(メイド・バイ・竜児)のソーダ割りを振舞う大河。
大河はそれを親切心から飲ませて・・・あげたのではなく、「物まねメドレー150連発」を5時間以上続けさせる前準備として用意していた訳ですね。
「明智光秀」や「シャンソンを熱唱する織田信長」の物まねをしている亜美の様子が想像出来ませんww
弱っている亜美に対してもこの仕打ち。
さすが手乗りタイガー、半端じゃないです。
自分の本性がばれてしまっているので開き直っている亜美ですが、結果的に大河とははじめから素で語ることが出来ているとも言えますね。
そこに目をつけたのが誰あろう北村。
『逢坂、お前に頼みがあるんだ。』
北村から話しかけられただけで目が乙女になってしまう大河がカワユスです。
お昼ごはんを亜美と一緒に食べてあげて欲しいというのが北村の頼みでした。
『来い、馬鹿チワワ。・・・餌の時間だ。』
『馬鹿チワワって・・・?』
『アンタのことでしょ。カワイ娘ぶって、キャンキャン吠えて、おまけに年中繁殖期。・・・いいからとにかく来いって。』
『冗談じゃない。なんであんたなんかと・・・。』
『・・・バスガイドするマイケルジャクソン。時速200キロでコーナーを攻めるモナリザ。愉快な考える人。撮った映像は既にコピー済み。ひょっとしたら何かの拍子にうっかり流出してしまうかも。』
絶対的な上下関係が成立した瞬間でしたww
原作ではぶりっ子状態の亜美の目が、チワワのようにつぶらな瞳で・・・というような書き方があった気がしますが、繁殖期って直球すぎww
亜美の場合、男子だけではなくて、女子にも猫を被っているので、そこまで卑しくは見えないかなと思います。
最高に盛り上がったらしい亜美の物まねの記録を人質に、竜児、大河、亜美、みのりんの4人で強引に昼食の席を囲むことに。
なんというハーレム状態ww
とくにみのりんが一緒というのは竜児にとっても嬉しい誤算っぽいですね。
ダイエット戦士みのりんのお弁当は、サイズは大きいもののカロリーの低い材料で構成されているのもポイント。
一方、大河のお弁当は竜児と共通なのでおかずが全く同じ。
その事を亜美に突っ込まれた大河は、竜児のおかずを横取りして、海苔弁にしてしまいます。
いや、そんな様子を見せられたほうが仲良しに見える気がするんですけど(汗
『はい、これで高須君のはミートボール弁当。』
自分のミートボールを竜児にあげる亜美が優しくて可愛いですね。
竜児に自分の本性を知られていないと思っていることや、大河に対するあてつけかもという点を考慮に入れても、やはり根は優しい人なのかもしれません。
『そう、2人は運命の相手なのだよ~!』
『『ナイナイ』』
一連のやり取りを評したみのりんの言葉を、即座に否定する竜児と大河。
みのりんの中では竜児に対して特別な感情はいまだ見えず、冗談とは言えため息をつく竜児。
しかし、そんな微妙な関係を、亜美は敏感に感じ取っているようです。
放課後、生徒会主催のボランティア町内清掃の告知をする北村。
その北村と少しでも一緒に居たいため、竜児を無理やり立候補させ、自分も付いていく・・・というのが大河の計画でした。
やり方は強引ですが、少しでも北村に近づきたいという想いが伝わって来ますね。
しぶしぶ付き合う竜児でしたが、亜美とみのりんも参加することに。
みのりんの参加は棚からボタモチという具合でラッキー・・・なはずでしたが、亜美の本性を知る竜児は、やや警戒が勝っている感じにも見えました。
『軍手持ったかー!?手袋はめたかー!?清掃範囲の確認は済んだかー!?』
朝礼台で段取りを説明する狩野すみれ(ファンの間では兄貴と呼ばれています)は今日もハイテンションです。
大河は前回の小競り合いもあって敵視していますが、生徒からの支持は上々。
また、羨望のまなざしで兄貴を見つめる北村のせいで、ますます不機嫌になっていっているみたいです。
亜美に対しても普通に幼馴染として接する北村ですが、兄貴に対しては特別な感情が見え隠れしている感じですね。
コレはわかりやすい伏線と言えるかも。
大河の計画とは裏腹に、北村は生徒会グループとして別行動になってしまいます。
当てが外れた大河はふてくされてしまいますが、それを反撃のチャンスとばかりにからかう亜美。
『あ!ねぇこのゴミ、逢坂さんにそっくりじゃない?このどーしようも無いほどチビなあたりが!』
『じゃあこのゴミは川嶋さんにそっくりね。このふやけて自堕落にブヨッってるところが。』
作り物の笑顔で笑いあう2人が怖いですね。
なんという冷戦状態。
にらみ合いになるかと思いきや、大河にとっては亜美の事など些細なことの様で、相手をせずに2手に分かれることに。
『あっちいこ、みのりん!』
『おっ、駆け落ちかい?構わんよ、僕は!』
みのりんがあっさり別行動になってしまい、寂しそうな顔をする竜児が哀れですね。
竜児は亜美とペアを組んで、ゴミ拾いを続けることに。
『ゴミ拾いも、結構楽しいね!高須君と一緒だからかなぁ?』
仮面を被り続ける亜美は、男心をくすぐる言葉を連発ww
普通なら鼻の下が伸びまくりになりそうですが、竜児には通用せず。
亜美の本性を知っているというのももちろんですが、やっぱりみのりんがいなくなってしまったことも大きいのかも知れませんね。
あくまで優等生の態度を崩さず、茂みの方のゴミ拾いもしようとした亜美ですが、泥のぬかるみに足をとられて、思わず言葉遣いが乱暴なものに。
『うわっ、キッタネェ!なんだコレ?なんだよ、畜生!』
一度は取り繕おうとしたものの、自分の靴に蛙が飛び乗っているのを見て腰を抜かしてしまいます。
本当は態度の大きい亜美ですが、蛙が苦手だったりするあたりは普通の女の子らしくてちょっと可愛いかも。
竜児の手で蛙はサルベージされたものの、亜美はまだ本性を隠そうとするあまり、態度に相当な無理が見え隠れしています。
『なぁ、もういいだろ、そういうの。』
『・・・高須君は、通じないんだ、こういうの。』
『取り繕った外面なんか、こっちにゃ全部ばれてんだぞ?もっとなんつーかこう、そう、素の顔でさ。』
『私はね、この顔じゃなきゃ駄目なの。』
少しでも無理をさせないように、気遣う竜児でしたが、亜美の決意は固い様です。
更に話が続くかと思いきや、亜美は突然ダッシュ!
近くの自転車置き場に身を潜めることに。
『あのね、あいつ、はっきり言うと・・・ストーカーなの。』
亜美を狙って追っかけまわしていたストーカー。
それに気付いたから急いで逃げたという訳ですね。
しかも、それは竜児が見かけた事のある不審者と同じ人物でした。
『ス・・・って、何で言わなかったんだよ!』
『だって、悔しいんだもん・・・。認めたくないんだもん。あんなやつに、私の人生狂わされているなんて。私、あいつのせいで引っ越してきたの。・・・親に迷惑掛けたくないし、私だけこっちの親戚にお世話になることにしたの。しばらくモデルの仕事も休むことにして。なのに、こっちに来てまであいつに追いかけられるなんて。』
休業の謎がいきなり明らかにされました。
心細い思いをしながらも、自分自身で考えて行動に移した亜美は頑張った方だと思います。
自分の事だけでなく、周囲への影響にも気を配れる視点の持ち主だという事が判りますね。
モデルという仕事を通じて身につけた部分もあるでしょうし、元から他人の目を気にする性格だったこともありそうです。
しかし、いつも偽のキャラクター像を演じていた亜美。
本当の自分を知っている両親や北村には迷惑をかけたくなかった彼女にとって、他に腹を割って相談できそうな相手、というのはいなかったのかもしれませんね。
竜児たちが話していると、大河とみのりんが2人を探しにやってきます。
突然の雨に傘の無い大河たちは、余ったゴミ袋を雨ガッパ代わりに装着。
そのユーモラスな格好を見たストーカーがフィッシュオン!
『おお~、可愛いミニサイズ妖怪発見!うっはぁ、すっげー可愛い!ラッキー。』
他人の迷惑など考慮に入れないその態度、まして自分の事をチビ呼ばわりしたことに対し、黙っている大河ではありません。
・・・確かにらぶりぃな格好でしたけどww
『そのカメラ、持ち主ごとこわしてやるーーー!』
キレた大河に逃げ出すストーカー。
今回ばかりは大河が正義ですね。
『・・・どうして?なんで?あの子、怖くないの?あいつ、変質者なのに・・・。』
はじめはあっけに取られた様子の亜美でしたが、大河の様子に自分も怒りの感情が湧き上がってきます。
ストレスが溜まってお菓子を大量に食べてしまったことも、何もかも悪いのはストーカーのせいだと再認識する亜美。
『高須君、さっき言ったよね。取り繕うのなんてやめろって、言ってくれたよね。わかったよ、わかった。亜美ちゃんもうやめる。やめてやる。やめてやるやめてやる・・・・・・この性格悪いツラのまま、生きてやるよ!あたしだって、やられっぱなしじゃねーっつの!!!』
猛追走を開始した亜美は大河たちを追い抜き、ストーカーを確保。
持っていたカメラを粉々に粉砕してストーカーを震え上がらせることに。
『嘘つき!こんな鬼のような形相で・・・あんた、俺の知ってる亜美ちゃんじゃない!天使じゃない!性格悪いよ!』
『それがな~に?亜美ちゃんこ~んなに可愛いんだもん。性格なんて、どうでもいいの!』
満面の笑みを浮かべる亜美が美しいです。
大変良く頑張りましたと拍手を送ってあげたいところです。
大河の行動と、竜児の言葉が、亜美を勇気付けたことは間違いなさそうですね。
ある意味より強烈なパワーを身に着けた感すらある亜美でしたが、
『やったよ、高須君。でも・・・怖かった。』
竜児が駆けつけた事で安心したのか、その目には涙が。
やっぱり女子高生、怖かったのを必死に我慢していたんですね。
同じ涙でも、今迄のような悔し涙ではなく、嬉し涙だったのではないかなと思います。
雨は上がったものの、服はびしょ濡れになった2人。
竜児は亜美を高須家に招き、ホットはちみつ金柑を振舞います。
『ほら、あったまるぞ。』
大河の家でも飲んだことのあるそれを見て、竜児と大河の間に確かな絆があることに気付く亜美。
『あの子は、いいよね。自分勝手で、めちゃくちゃで。でも、全く取り繕わないで。それなのに、友達がいて、高須君がいて。高須君は、私が本当の自分を見せたら、どうする?好きに、なる?』
潤んだ目で竜児を見つめる亜美が超色っぽいです。
本物モデルの視線にさらされては、心臓バクバク状態になってしまうのも無理はありませんね。
先週、大河が亜美のことをうらやましがって泣いたのと同じように、亜美も大河が自分にないものを持っているのをうらやましがっている・・・というのが対称的に描かれていていますね。
お互いが「無いものねだり」状態の2人の今後の関係には要注目ですね。
はたして、亜美の行動は気まぐれか、それとも本気なのか?
見つめあった姿勢のまま、竜児が固まっていると、そこに2人を捜しに来た大河が現れて、目撃してしまいます。
絶句する大河。
次回急展開か?という期待のままエンディングへ。
前回に引き続き、亜美の魅力が満載のお話で、その意味では大満足でしたね。
ただ、原作からカットされたりして印象が変わった部分も多かったので、ライトノベルの方と見比べてみると面白いかもしれません。
2話分の時間で1冊分のお話が進むのは、やっぱり展開が速くて勿体無い気がしますね。
次回、第7話、『プールびらき』は水着回!!
偽乳(ギニュー)特戦隊現る!
確かにある意味ボディがチェンジするお話かもww