MF文庫Jのラノベ、『虚構戦役の戦導師<アンシミュレイテッド・インキュベーター> 2 三英雄の革命戦争』(田尾典丈先生原作、村上ゆいち先生イラスト)が発売中です。
表紙は、帝輝、怜王、君尋のLoR愛好家トリオと新ヒロインの紗蘭&梨夢。
複数のルートの主役が率いる軍が最終的に合流してラスボス戦へ!というのはSRPGでもかなり盛り上がる展開ですし、難易度の高い本作の戦いでは原作ゲームの知識を持った怜王と君尋の存在はとても心強いですね。
お話的には、正体を表した凰楽によってこの世界の真実の一端を知らされた帝輝達は、落ち着く間もなくLoR2の世界へと飛ばされてしまうことに。
1の時とは違ってクラスメイトが全員揃っていない状態からのスタートに苦戦しながらも、全員生存した状態で現実世界に帰還するべく指揮を取り続ける帝輝の前に、大きな選択の時が迫っていて…という新章展開です。
ステージ間を移動する際の大陸マップの概念が加わったり、3つの軍での共闘が前提になっていたりと、ゲームの内容がスケールアップ&システムの仕様が変更されたことにあわせた変化にどう対処していくのか?が今巻の見所ですね。
それらの変更部分については帝輝が完全に把握済み&前回の戦いを通じてクラスメイト達との結束も万全と、明るい材料が多いのが救いですが、とある理由で短時間クリアを目指さないといけない=必然的に難易度が上がってしまう罠。
更には全SRPGを悩ませる運絡みの要素や、通常ありえないシチュエーションでの強敵とのバトルまで加わって、なかなか思い通りにならない&理不尽な様子にハラハラさせられました。
ある意味では、そのままならなさと難しさもSRPGの醍醐味なわけですが、仲間の命が掛かっている上にロード10回制限ではプレッシャーにしかならないジャマイカ((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
いわゆるSRPGあるあるネタについては、1巻よりも状況が限定されていたりシステムの裏を突くようなものまで加わってマニアック度が高まっていますが、ネタ明かしパートを読めば誰でもすんなり理解する事が出来るように配慮されているのが好印象でした。
むしろ、伏線の段階で展開を予測→答え合わせでやっぱりね!と(・∀・)ニヤニヤ出来る上級者の方も結構多いんじゃないかとw
バトル的には、表紙の5人を中心としたドラマで盛り上げるイベント部分と、敵の構成や配置が厄介ないわゆるSRPGの高難度マップの要素がうまく噛み合わせられていて面白かったです。
感覚的には、名作SRPGの実況配信を見ながら一喜一憂しているような感じが近いかも。
特に、公式チートと呼ばれるほどの便利さを持つシンガーユニットを務める紗蘭については、序盤の最弱お荷物ポジションから一転、なんども帝輝の窮地を救う超有能ユニットへと変貌していく様子が爽快&感動的で、非戦闘職ながらも今巻のMVPと言って良いレベルだったかと。
また、帝輝自ら剣を取って戦うシチュエーションが増えたことで主人公としての存在感が益々上がったのも良かったと思います。
各個撃破のフルボッコも良いけど、一騎討ちも燃えるよね!的な意味で(;゜∀゜)=3ムッハー
ラブコメ的には、まさかのメインヒロイン・椿姫の不在に驚かされましたが、過去回想による掘り下げで凰楽(ある意味では本作の真ヒロイン…げふんげふんw)を含めた幼馴染関係も把握出来ましたし、なんだかんだ言いつつもやっぱり正妻は強いな!という方向でまとまっていたので一安心かしらw
添い寝ポジションを奪った真桜が安定の主力エースユニット化&出番大幅増されていて個人的にテンション爆(´∀`∩)↑age↑でしたが、むしろ添い寝ポジションは本シリーズのお約束として持ち回りの恒例行事にして頂いても良いのよ(願望)。
というか、尽くす女の子が多すぎて男冥利に尽き過ぎなのがうらやまけしからん!
流石に椿姫の存在が半公式カップル扱いなので、元々帝輝と接点があったか、空気を読まずに押せ押せで行ける女の子でないとハーレム要員にはなれなさそうな感じですが、クラス名簿によれば女子は20名居ますし、イラストが付いたら人気になる子も増えそうで期待♪
現実世界への帰還を諦めてこちらの世界に永住するかどうかという問題については、もう少し出揃ってから悩みの種になってくるかと予想していたのですが、今回の件を経て帝輝の方針が明確になった&それに賛同するクラスメイトが多かった事で、今後はブレずに突き進んで行ってくれそうな感じですね。
自分が当事者なら、凰楽の裏切りは絶対許せそうに無いなぁと思っていましたが、何らかの上位存在であろう第三者の正体等が明らかにされていけば、最終的にわだかまりも薄れていく可能性もあるかも?
気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。
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表紙は、帝輝、怜王、君尋のLoR愛好家トリオと新ヒロインの紗蘭&梨夢。
複数のルートの主役が率いる軍が最終的に合流してラスボス戦へ!というのはSRPGでもかなり盛り上がる展開ですし、難易度の高い本作の戦いでは原作ゲームの知識を持った怜王と君尋の存在はとても心強いですね。
お話的には、正体を表した凰楽によってこの世界の真実の一端を知らされた帝輝達は、落ち着く間もなくLoR2の世界へと飛ばされてしまうことに。
1の時とは違ってクラスメイトが全員揃っていない状態からのスタートに苦戦しながらも、全員生存した状態で現実世界に帰還するべく指揮を取り続ける帝輝の前に、大きな選択の時が迫っていて…という新章展開です。
ステージ間を移動する際の大陸マップの概念が加わったり、3つの軍での共闘が前提になっていたりと、ゲームの内容がスケールアップ&システムの仕様が変更されたことにあわせた変化にどう対処していくのか?が今巻の見所ですね。
それらの変更部分については帝輝が完全に把握済み&前回の戦いを通じてクラスメイト達との結束も万全と、明るい材料が多いのが救いですが、とある理由で短時間クリアを目指さないといけない=必然的に難易度が上がってしまう罠。
更には全SRPGを悩ませる運絡みの要素や、通常ありえないシチュエーションでの強敵とのバトルまで加わって、なかなか思い通りにならない&理不尽な様子にハラハラさせられました。
ある意味では、そのままならなさと難しさもSRPGの醍醐味なわけですが、仲間の命が掛かっている上にロード10回制限ではプレッシャーにしかならないジャマイカ((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
いわゆるSRPGあるあるネタについては、1巻よりも状況が限定されていたりシステムの裏を突くようなものまで加わってマニアック度が高まっていますが、ネタ明かしパートを読めば誰でもすんなり理解する事が出来るように配慮されているのが好印象でした。
むしろ、伏線の段階で展開を予測→答え合わせでやっぱりね!と(・∀・)ニヤニヤ出来る上級者の方も結構多いんじゃないかとw
バトル的には、表紙の5人を中心としたドラマで盛り上げるイベント部分と、敵の構成や配置が厄介ないわゆるSRPGの高難度マップの要素がうまく噛み合わせられていて面白かったです。
感覚的には、名作SRPGの実況配信を見ながら一喜一憂しているような感じが近いかも。
特に、公式チートと呼ばれるほどの便利さを持つシンガーユニットを務める紗蘭については、序盤の最弱お荷物ポジションから一転、なんども帝輝の窮地を救う超有能ユニットへと変貌していく様子が爽快&感動的で、非戦闘職ながらも今巻のMVPと言って良いレベルだったかと。
また、帝輝自ら剣を取って戦うシチュエーションが増えたことで主人公としての存在感が益々上がったのも良かったと思います。
各個撃破のフルボッコも良いけど、一騎討ちも燃えるよね!的な意味で(;゜∀゜)=3ムッハー
ラブコメ的には、まさかのメインヒロイン・椿姫の不在に驚かされましたが、過去回想による掘り下げで凰楽(ある意味では本作の真ヒロイン…げふんげふんw)を含めた幼馴染関係も把握出来ましたし、なんだかんだ言いつつもやっぱり正妻は強いな!という方向でまとまっていたので一安心かしらw
添い寝ポジションを奪った真桜が安定の主力エースユニット化&出番大幅増されていて個人的にテンション爆(´∀`∩)↑age↑でしたが、むしろ添い寝ポジションは本シリーズのお約束として持ち回りの恒例行事にして頂いても良いのよ(願望)。
というか、尽くす女の子が多すぎて男冥利に尽き過ぎなのがうらやまけしからん!
流石に椿姫の存在が半公式カップル扱いなので、元々帝輝と接点があったか、空気を読まずに押せ押せで行ける女の子でないとハーレム要員にはなれなさそうな感じですが、クラス名簿によれば女子は20名居ますし、イラストが付いたら人気になる子も増えそうで期待♪
現実世界への帰還を諦めてこちらの世界に永住するかどうかという問題については、もう少し出揃ってから悩みの種になってくるかと予想していたのですが、今回の件を経て帝輝の方針が明確になった&それに賛同するクラスメイトが多かった事で、今後はブレずに突き進んで行ってくれそうな感じですね。
自分が当事者なら、凰楽の裏切りは絶対許せそうに無いなぁと思っていましたが、何らかの上位存在であろう第三者の正体等が明らかにされていけば、最終的にわだかまりも薄れていく可能性もあるかも?
気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。
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