gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

ゲーム・アニメ・ライトノベルの感想サイトを目指します。Twitterでもつぶやいてみたり。

101番目の百物語 2巻の感想レビュー(ライトノベル)

2010年11月29日 14時25分10秒 | ライトノベル・小説
MF文庫Jのラノベ、『101番目(ハンドレッドワン)の百物語 2』(サイトウケンジ先生原作、涼香先生イラスト)が発売中です。
表紙は新ヒロインの音央。
生徒会の副会長でツインテールで巨乳で快活なツンデレヒロインキマシタワー!ということで、テンション上がりますね。
とりあえず、角度的に『はいている』のか『はいてない』のか長考するお仕事からはじめた方は挙手を。
お約束 |・ω・)ノ

お話的には、オビにも書かれているとおり『神隠し』がテーマになっており、噂の出所へ突撃調査!→案の定事件発生という展開です。
個人的には、今巻は生徒会長の詩穂先輩の掘り下げ回になるのかな~?と思っていたので意外でしたが、先に新ヒロインルートが開拓される→シリーズ長期化の可能性も高まるんじゃないかと前向きに期待してみたりw
1巻が瑞江編&キリカ編の2話構成だったのに比べると、単純にボリュームが増えた分描写も増え、物語の起承転結も丁寧に追うことが出来るようになったという印象ですね。
本筋に直接関わる部分以外の、ヒロイン達との会話のやりとりにもかなりのページ数が用意されており、日常シーンのキャッキャウフフが見たい方には、特にオススメ。

素で優しいモンジの思考パターン&行動は、普通に女の子にモテまくりそうな件。
本命とそれ以外という括りでわけて考えている辺りが妙に律儀に感じるのも、その人柄ゆえでしょうかw
打算ではなく、相手の心を慮って行動できるのが彼の美徳ですが、劇中の意味での『主人公』としても、本シリーズにおける主人公という意味でも好感度が持てますね。

瑞江やキリカが自分に手を貸してくれることに感謝しながらも、彼女たちの胸中を常に理解しようと心がけているからこそ、お互いに信頼を高めあっていけるわけですし、音央の気持ちにも向いあっていけたのではないかと思います。
ジャンル的にラブコメですから、好きだから相手の為に何かをしてあげたいという気持ちが動機になって行動する部分も多々あるでしょうが、人間同士、あるいは相手がロアやハーフロアであっても、それに関係なく対話し、理解しようという心構えをモンジが持ち続ける限り、本シリーズの屋台骨は安泰かなと。

それとやっぱり、キリカの魅力がてんこ盛りなのが良かったですね。
カラーイラストのエロ可愛さといい、大小問わずお色気サービス要員としての活躍は言わずもがな、舞台裏での情報収集から汚れ仕事、シリアスで重要な設定の掘り下げまで一手に引き受ける万能っぷりが凄まじかったです。
瑞江と詩穂先輩よりも頭3つ分ぐらいは抜け出ている感じがw
作品の見所となる部分での活躍が多い分、前半の出番の少なさが気にならないぐらいのアピール度があったかなと。

そんな美味しいところを持っていくキリカを見て、読者もご馳走さまでした!という感じですね。
個人的には、カラーイラストでキリカに対する期待感が高まりすぎて、後半になるまで音央がメインクラスのキャラなのか、サブクラスのキャラなのか判別しにくかったような気がしたのは良し悪しだったかもという部分もありますが、1巻での人気が高かったとのことですし、今後も読者人気をがっつり集められるキャラであり続けて欲しいところです。

また、今巻では見開きを使った大きな本文イラストが多用されていたのも好印象でした。
美少女ゲームの様な横長画面っぽい構図が作品の雰囲気とも合っていますし、贅沢で良かったかと。
大きなイラストになった分、細かい所まで描かなければならないでしょうし、涼香先生の負担もいつも以上だったのではないかと思いますが、その甲斐あって、ここぞという場面を強く印象付ける事に成功していたと思います。
これは今後も期待せざるを得ないですね。
眼福眼福♪


気になった方は、是非チェックなさってみて下さいませ。


MF文庫J公式サイトへはこちらから

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。