gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

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とある飛空士への恋歌第11話『恋歌』の感想レビュー

2014年03月18日 11時50分16秒 | 現在放映中のアニメ
のりピーとベンジャミンの死亡フラグはどうなったの&カルエル覚醒から超エースモード開眼&クレアの告白と風呼びの力復活…と、イベントラッシュ回でした。
ミツオと同じく、一番危険なポジションでの観測を成し遂げたのりピー達でしたが、シャロンの愛とバンデラス先生の命懸けの救出飛行が功を奏して一命を取り留められたということで良かったですね(´;ω;`)ブワッ
全てが綱渡りの状況でハラハラさせられましたが、それぞれが命懸けで行動したからこそ、僅かな希望と幸運を手繰り寄せて奇跡を起こせた、と解釈するのが良いかと思います。

カルエル機とのりピー機以外は全滅したの!?というぐらい、味方正規兵の機体がいなかったのは流石にどうかなと思いましたが、どちらにせよ、観測に回せる機体がいない状況だったのは間違いないわけで、のりピー達が踏みとどまらなかったら母艦も轟沈、イスラも占領されるのを待つばかりという完全敗北は避けられなかったでしょうね。
のりピーがあそこまでやるというのは正直予想外だったというか、火事場の馬鹿力とミツオのメッセージの力が合わさったからこその大奮闘だったと思うのですが、相方のベンジャミンもそれに負けず劣らず超ハイテンション状態になりながら冷静に観測報告を続けていたというわけで、即席のコンビにしては非常に良い連携だったと思います。
これも、ペアこそ違えど今まで長い時間共に訓練に励んできた賜物でしょうね。

右腕を失い、捜索隊にも期待できない様な状況でパラシュートで落ちながら“我に構うな”とか、どんだけの覚悟やねん(´;ω;`)ブワッという感じでしたが、自分の為すべきことを成し遂げられたからこそ、後のことはカルエル達に託すぐらいの穏やかな心境になっていたのかもしれませんね。
実際、母艦の直掩に回っていなければ艦橋にトドメを食らっていた可能性も高そうでしたし。
というか、母艦へのミサイルの一斉射がクリティカル過ぎて、あそこで壊滅しなかったのがある意味奇跡っぽかったですが…ニナよりもミサイルのほうが空気読んでたかw

流れ的に観測と恋歌発動での大逆転劇がメインの構成になるのは妥当だったと思いますが、個人的にはカルエルの神経が研ぎ澄まされまくって、海猫さんにも負けず劣らずな高みの境地で戦うシーンの描写はもっと欲しかったですね。
空域全てを俯瞰&支配するような認識能力を持つ“空に愛された”存在=エースパイロットとして開花したカルエルにとっては、敵機も完全な空を乱す雑音程度の存在になってしまったわけで、それまで抱いていた恐怖やらも吹き飛んでしまうぐらいの意識革命が起こっていたはずなのですが、かなりあっさりと進んでしまったので拍子抜け感が。
どれだけ頑張っても、最後の竜巻攻撃の威力の前に霞んでしまうのは仕方ないにしても、死と隣合わせのギリギリの緊張感から一転、カルエルの中で一気にステージが高次元へと変わっていく感覚はキチンと描いて欲しかったでござる。
そこに食らい付いていけたイグナシオの射撃能力も流石だったわけですがw

クレアの懺悔&告白と、カルエルがニナの罪を許し、生きろと願ったことで彼女自身の呪縛が解かれ、力が戻るまでの流れは、本シリーズの最大の焦点となっていた問題をこれ以上ない形で決着付ける名場面だったと思います。
ようやく全てを知ったふたりが向い合うことが出来たという意味でも、過去に囚われてここまで生きてきたふたりが未来に向かって進みだす選択をしたという意味でも、ベストな選択だったかと。
ニナを演じる時のカツラが外れてクレア自身の顔が見えるようになったのも、彼女自身が閉ざしていた心を開いた事を示しているようでもありましたし、それを祝福するかのように雲が割れて光が射し込んでくる様子も幻想的で良かったなと。
母艦をまるごと抱えられるほどの風の守りがハンパないな!という感じでしたが、そうやって持ちこたえられたからこそ、レヴァームの友軍が駆けつけてきてくれたわけですし、結果的にイスラの人々も救われて良かった良かったε-(´∀`*)ホッ
カルエル機の奮闘を称えるように海猫さんが機体を揺らして挨拶していくところも、シリーズファンには胸熱ですね。


次回、第12話『空の果て』

戦闘自体は終わりましたが、空の一族があれで最後というわけではなく、今後どう出てくるのか油断ならないところですね。
カルエルが滅茶苦茶不吉なナレーションを入れていた気がしますが、それが何を意味しているのか気になります。
今回で終わっていればハッピーエンドだったのですが…。



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