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デュラララ!!10巻の感想レビュー〈ライトノベル)

2011年08月18日 19時48分49秒 | ライトノベル・小説
電撃文庫のラノベ『デュラララ!!×10』(成田良悟先生原作、ヤスダスズヒト先生イラスト)が発売中です。

表紙に狩沢さん(゜∀゜)キタコレ!!とテンションが上がったのは自分だけではないはず。
リーダー役であるドタチンと、彼を慕って一緒に行動する狩沢さん、ゆまっち、渡草の仲良しカルテットがなんとも楽しそうなイラストなんですが、劇中ではドタチンが意識不明の重体…だと!?
帝人のダラーズ、正臣の黄巾賊、杏里の罪歌をイメージしたっぽい3色のペンキが飛び交う様子が意味深な感じですね。

お話的には、ダラーズの顔役であるドタチンが事実上退場してしまったことにより、辛うじて保たれていた池袋界隈のバランスが崩れ始めて…という展開です。
壊れかけたまま暴走気味の帝人を追うべく、決意と共に舞い戻る正臣と、ふたりの存在を感じつつも手が出せない杏里という、掛け違えたボタンのような友情関係がどうなってしまうのか?が最大の見所だと思いますが、そこに臨也と澱切の暗躍が加わって、ますます混迷する事態に((((;゜Д゜))))ガクガクブルブルさせられました。

ドタチンが狩沢さん達のストッパー役になっているだろうことは今までのエピソードでも匂わされていましたし、彼の負傷を聞いて本来の凶悪性が前面に出てくることもまた、納得行くものだったと思います。
むしろ、あれでもまだよく押さえられている方なんだろうなとw
ひき逃げ犯が確定してからが本番だと思いますが、火種となりそうなものがゴロゴロ転がっているわけですし、或いは謀略で偽の犯人の情報をつかまされてしまう可能性も高そうなのが気になりますね。

理想としては、ギリギリ踏みとどまれる時点でドタチンが復活→狩沢さんたちも元通り&帝人達も和解してハッピーエンドという方向ですが、戦場に近い雰囲気の中でこそ、セルティの体や首にも何らかの変化が起こる可能性も高いわけで。
うまく3勢力編が解決したとしても、また新たな問題が生まれそうなので心配ですね。
セルティ自身は、折り合いをつけながら新羅と一緒に池袋で生きて行くことを受け入れているわけですし、ダラーズが最終的にどうなるにせよ、帝人達自身の問題に決着が付きさえすれば物語自体は完結&各キャラクター達はその後も池袋で生き続けていくんだエンド!となってもおかしくないわけで。
12巻位で今回のエピソードを終わらせると、成田先生自身があとがきで書かれているだけに、余計気になってしまいますねw

もちろん、多少時間が経過しても池袋という街自体がなくなる訳で無し、次の世代のキャラ達のエピソードが語られることに…みたいな展開も大いにありだと思うのですが、個人的にはアニメ2期が来るのもアリなんじゃないかな~?と期待しているクチなので、とりあえずセルティ自身の今後はひとまず置いておいてでも、帝人&正臣&杏里の関係がスッキリして欲しいなと思っていたりw
で、1期みたく2クールで、3人に関係の深いエピソードを中心にした構成でそこまでを描ききる!みたいな方向でアニメ化されたらステキだなと…妄想乙、俺ェw

勢力同士の新たな接点が出来たり、謎に包まれていたキャラクターの真実が明かされたりと、刻一刻と移り変わっていくパワーバランスから目が離せませんでした。
また、静雄は静雄でトラブルに巻き込まれていますし、臨也は臨也で余裕が無いご様子と、人気キャラふたりの直接対決はもうちょっと先になりそうですが、果たして?


気になった方は、是非チェックなさってみて下さいませ。

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