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大奥のサクラ6巻の感想レビュー(ライトノベル)

2013年12月05日 15時07分11秒 | ライトノベル・小説
角川スニーカー文庫のラノベ、『大奥のサクラ 現代大奥女学院まるろくっ!』(日日日先生原作、みやま零先生イラスト)が発売中です。
表紙は、いつも元気なイメージの蛍。
スパッツと綺麗な足が健康的なお色気という感じで良いですのう(;゜∀゜)=3ムッハー
おや、どうやらお胸から血が出ているご様子、どれ、拙者がペロペロして治療を(ry

お話的には、黒船騒動が収まったのは良かったものの、裏で糸を引いていた黒幕・蠅王“べるぜぶる”の待つ大奥がエラい事に!
雌雄を決すべく大阪城へと急ぐさくら達でしたが、蛍や鎌切、そして秀影にも蠅王の魔の手は迫っていて…という緊迫展開です。

満身創痍のさくらは治療中ということで、視点は蛍達のものが多めになっているのが今巻の特徴ですね。
彼女達の中でさくらがどのように思われているのか?ということが丁寧に描かれているのが新鮮でしたし、そのキャラとさくらの両方の掘り下げにもなっていて一石二鳥だったと思います。
序列的には上のキャラ達でも、さくらとの出会いやその行動から感じ入る部分は多かった事がわかりましたし、彼女たちと力を合わせれば、愛と平和で満たされた世の中を実現できる可能性も低くはなさそうだと希望が持てるので良かったかと。
特に、吸血姫の成長ぶりが著しく、事実上の失恋で考える事を終わらせず、更に前へと踏みだそうとする姿が胸熱でしたね。

ただし、蠅王の計画は着々と進んでおり、その駒も予想以上に多い&大物揃いだった罠。
少しだけ希望を見せた上で一気に過酷な現実へと叩き落とすのが本作流( ー`дー´)キリッとばかりに、心や体をボコボコにされていくヒロインズが可愛そうでしたね。
ある程度、ヒドいことが起こるのも了承済み(いや、作者近況欄に大量死予告とかありましたしw)でしたが、それ以上に被害者続出&殺し方がグロかったので重かったです。
さすが蠅の王というだけあるなぁ…みたいな感じ。

死傷者は出ているとは言えまだまだ前哨戦ですし、直接戦闘に使える能力も隠し持っているでしょうから、楽には勝たせてもらえないでしょうね。
ぶっちゃけ、秀影の身柄を拘束してしまえばその時点でさくら達が詰んでしまうと思うのですが、潜入中の秀影達がどうやって包囲網を掻い潜り、さくらと合流出来るかが大きな壁になりそうですね。
らぶらぶぱわーで大逆転♪みたいな都合のいいことは起こり得なさそうですが、それでも、お互いを想い合う心を支えにここまで生き抜いてきたさくらと秀影なので、ある意味、秀影の育ての母的存在である蠅王にどれだけ自分達の成長を見せつけられるか、ここが意地の見せ所かと。
流石にここまで国を脅かし、人を殺してしまったら、戦いの末に和解という温い展開には出来ないと思うのですが、単なる悪役ではなかったと思えるようなエピソードや新事実に期待したいところですね。

どうにも水面下でフラグが進行しているような気配があった黒姫のほうも、ある意味公式にフラグです!と認められた感じですし、やはり蠅王ではなくあの人がラスボスとして返り咲いて来そうで((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
強い力を持てば他人を支配したくなってしまうというのが人間の性とは言え、流石にこれ以上名前付きキャラが死んでしまうのは辛いところなので、さくら達の頑張りに期待したいところです。
(でも、そんな頑張りだけではどうしようもない不可抗力なところを攻められて状況が逆転するのに期待している自分もいるわけですが。今回も一番死んでほしくないなぁというキャラが無残に殺されてしまい、うまく日日日先生の掌で泳がされている感がぱないw)


気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。


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