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アクセル・ワールド9巻の感想レビュー(ライトノベル)

2011年10月14日 12時55分14秒 | ライトノベル・小説
電撃文庫のラノベ『アクセル・ワールド9―七千年の祈り―』(川原礫先生原作、HIMA先生イラスト)が発売中です。
遂にアニメ化が決まりましたわよ、奥様!ということでテンションが上がっているファンの方も多いのではないかと。
ソードアート・オンライン共々いつアニメ化されてもおかしくないイメージがあったわけですが、両方同時にアニメ化決定とか胸熱すぎて目から星光連流撃(スターバーストストリーム)出ましたわw
アクセルのほうはサンライズの制作ということで個人的に期待値上がりまくらざるを得ない!

表紙は恒例の黒雪姫先輩。
脇チラッってレベルじゃないというか、横から見たら凄く大胆でエロカワですねw
とりあえず、先輩に挟まれている剣に生まれ変わりたい今日この頃ですw

お話的には、災禍の鎧編決着ということで最初からクライマックス展開です。
先代を撃退した時も滅茶苦茶苦労していたわけですし、ハルユキを依代にしたことで益々ポテンシャル的に手の付けられない状態になったわけですが、アッシュのバーストリンカー生命の危機を前にブチギレる流れ自体はかなり同情できる部分が大きかったですし、これはこれでダークヒーロー的に格好良かったなと思います。
個人的には、意外と「獣」の反応が萌えキャラに見えなくもなかったりw

しかし、ここに来て更にハーレム要員を増やすとか、ハルユキさん、マジ一級フラグ建築士!
個人的に予想していた人物像と違っていたので驚かされましたが、既刊で伏線も仕込まれていましたし、人間関係から考えても無理が無いだけでなく、更に一捻り加えている辺りも上手かったですね。
一粒で二度美味しい感じが(・∀・)ニヤニヤ

今までハルユキが「希望」となってヒロインズを救ってきた事実と、そんなハルユキの為に一肌でも二肌でも脱ぐ気満々のヒロインズとの関係性が丁寧に描かれていて良かったと思います。
個人的には、ハルユキと言えば各キャラが閉ざしている心の扉を開く鍵のような存在というイメージでしたが、今回はその逆だった、という感じですね。

また、新キャラのリンをはじめ、強力なライバルが増えまくりな黒雪姫先輩でしたが、やはり彼女こそがメインヒロイン!だと再認識出来るイベントがラブコメとバトルそれぞれで見られたのも嬉しかったです。
前半を見る限りでは、今回はリン無双回なのかな~?という雰囲気だったわけですが、キュート路線なリンとは対称的にセクシー路線でも色々な意味で距離を詰めてくる黒雪姫先輩、マジ貫禄あるわ~w
自分も先輩にそんなガード不能攻撃されたいでありますw

しかし、今までも黒雪姫先輩によって加速世界のトップを狙える逸材と豪語されてきたハルユキでしたが、アッシュからの好敵手リスペクトだけでなく、一般のバーストリンカー達からも様々な期待を寄せられる存在として一目置かれていることが描かれていて胸熱でしたね。
獣のセリフにも彼の才能が底知れない事を示唆する部分がありましたし、いよいよ本格的に雌雄を決すべき相手の姿が見えてきたこの時期なので頼もしい限りかと。
七王との関係が今後どのように転がっていくのかも気になりますが、まずは当面の危機を乗り越えられて良かった良かった。

予想以上に綺麗にまとまった印象で、読後感もスッキリ&心温まる爽やかさで良かったと思います。
災禍の鎧やら地獄ステージといった要素とのギャップもありましたし、某敵役の陰湿さと、それを打ち破るカタルシス感がその大きな要因でしょうね。
現実世界では短い期間の出来事でしたが、複雑に凝り固まってしまった7000年分の想いを解きほぐす、非常に濃密な物語だったので満足度が高かったです。

アニメではどのあたりまでの範囲を描いてくれるのか未知数ですが、予習を兼ねてまとめ買いされるのも良いかと。
本作10巻の発売日は12月、SAOの9巻は来年春頃予定ということで待ち遠しいです。

気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。

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