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エロマンガ先生3巻の感想レビュー(ライトノベル)

2014年10月10日 23時29分17秒 | ライトノベル・小説
電撃文庫のラノベ、『エロマンガ先生(3) 妹と妖精の島』(伏見つかさ先生原作、かんざきひろ先生イラスト)が発売中です。
表紙は、ムラマサ先輩とマサムネ。
色っぽい着物姿と恥ずかしそうな表情がそそりますのう(;゜∀゜)=3ムッハー

お話的には、激戦を制し、新作妹小説の発売を勝ち取ったマサムネは、エルフに誘われ、彼女の別荘がある南の島で執筆合宿をすることに…という水着回展開です。

現在進行形で猛アタック中のエルフと、既に告白まで済ませたムラマサ先輩という美少女ふたりと一緒のお泊り会とか、両手に花でウラヤマシス!
紗霧一筋の態度を示し続けるマサムネの攻略はなかなかむずかしそうですが、それにも臆さず真正面から好意を伝え続けるふたりがいじらしくて可愛かったです。
気持ちがバレバレでもなかなか本心を伝えなかった俺妹とは違って、序盤から気持ちを伝える&受け取った上で恋愛模様がどうなっていくのかが描かれるのはラブコメとしても異端ですし、とても興味深い所かと。

完全デレ期に突入で可愛さマシマシなムラマサ先輩はもちろん、彼女のウブな気持ちを弄りながらも恋のライバルと認めて何かと世話を焼いてあげるエルフの面倒見の良さも好感度が高く、甲乙付けがたいですね。
売れっ子ラノベ作家という特殊な世界で生きる彼女たちですが、歳相応の乙女らしく、想い人の前でドキドキ、一喜一憂する姿が見られて良かったです。
むしろ、この二人にモーションをかけられまくっても紗霧への操を立てて自重し続けられるマサムネがぱないっすわw

特に、兄であるクリスの登場で家族関係に掘り下げが入り、お色気イベントも込みでマサムネに急接近するエルフの本気っぷりが(・∀・)ニヤニヤでした。
ひたすら明るく振る舞い自分をアピールする一方で、相手の良いところを見つけて背中を押してあげる優しさを持った彼女はとても芯が強くて魅力的だと思いますし、思い切り良くエネルギッシュな姿がカッコ良かったですね。
どちらかと言うとヨゴレ担当な雰囲気もある彼女が、めったに見せない純粋な本心をさらけ出すというギャップに萌えざるを得ないッ!(*´▽`*)

また、売上的に現時点最強キャラかつ、孤高な雰囲気を出しまくりだったムラマサ先輩ですが、マサムネやエルフ達との交流の中、少しずつ考え方に変化が出始めたのも見どころ。
彼女にとってのマサムネの小説が何にもましてかけがえないものであることが証明されただけでなく、マサムネの創作論や、読者に対する熱い想いに触れて少しずつ良い方に視野が広がって行く様子が伝わってきて良かったです。
この辺り、読んでいる読者自身がこそばゆくなってしまうぐらい心を込めて真摯に執筆活動に取り組むマサムネの姿が好印象でしたね。
おそらくはわかりやすく誇張されている部分もあるでしょうが、伏見先生ご自身の考えや実体験も多分に反映されているのだと思うと胸熱。
美少女ラノベ作家が現実にどれくらい実在するかはさておき、マサムネ達のように本気で頑張っている作家さん達の努力を、発売された作品という形で読むことが出来るのはとても幸せなことだと再認識する次第です。

さて、とある事情でお留守番役になった紗霧ですが、単に引きこもっていただけではなくて、彼女なりの意思と覚悟を持った上での行動であることが発覚→正妻の貫禄的なものをを見せつけてくれたので心温まりました。
マサムネが奔走している裏で、彼女も日々成長していることが判りやすく伝わってきましたし、コンビとして一緒に夢を見て、それを叶える為に頑張っていたのがいじらしいですね。
肝心なところで鈍感系主人公属性を発揮するマサムネなので、まだまだ紗霧的に前途多難っぽいですが、おんぶに抱っこではなく、今後も並び立てるように頑張り続けていって欲しいです。


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