gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

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ゴールデンタイム第3話『ナイトエスケープ』の感想レビュー

2013年10月18日 11時59分10秒 | 現在放映中のアニメ
完全版香子の9割はやなっさんで埋め尽くされてる、では、最近出来た1割の正体は何?回でした。

原作だと、施設を抜けだしてから香子と逃げまわって会話するあたりのほうが印象に残っていたのですが、よく考えたら拉致られ→洗脳セミナーの方がリアルに描かれると怖いな((((;゜Д゜))))ガクガクブルブルというのをアニメ版で再認識させられましたね。
そこまでの、多少トラブルはありながらも賑やかで楽しい日常から一転、絶対にお近付きになりたくない類の非日常へと片足を突っ込んでしまう恐ろしさがリアルに描かれててワロエナイ罠。
尚且つ、香子を逃がすために一芝居打ったのかと思いきや、本当に記憶喪失になってしまった万里の苦悩と不安がありのまま語られる流れは、本作の方向性を決定付けるものとして重要なシーンだったかと。
あとは、某人物のモノローグが入れば完璧ですな(ΦωΦ)フフフ…

しかし、香子を護るためとはいえ、自分が生贄となって他のメンバーを逃がすとか、意外に男気がありますね。
すぐにピンと来た香子以外にも、万里の行動が演技だとうすうす感付いていた人も居たんじゃないかと思いますが、あのままズルズルと全員でセミナーを受け続けていたら、そのうち何人かが完全にハマってしまっていたかもしれませんし、結果的には英雄的行為だったと言えるかと。
少し突拍子もない&過激ではありましたが、しっかりと場の空気を変えた事で勧誘者側のペースを崩せましたし、油断を誘えた分、脱出のチャンスもゲットと、まさに不幸中の幸いで良かった良かった。
朧気に揺れる明かりが勧誘者達の捜索ではなく、リンダ達だったのもかなり幸運でしたが、あのタイミングで『…バーバラ?』『リンダだよ!』の受け答えが出て来る辺りがゆゆこ節ですなぁw

実際問題、今回の騒動を通じてお互いが腹を割って話し合えたわけですし、セミナー参加前よりも万里と香子との心の距離はグッと近付いたのではないかと。
かなり凡人とかけ離れているイメージだった香子ですが、完全に唯我独尊というわけではなく、万里を巻き込んでしまったことをとても気にしていたりと、(香子自身が納得するかはともかく)やなっさんが絡まない時の一面もまた彼女の個性ということで、普通の女の子らしく悩む部分もしっかり持っていましたね。
そんな様子を見て、万里がますます香子に惹かれていくのは自然な流れかと思いますが、香子のほうがどういう心境になっているのかが気になるところですね。
友達に惚れていた女の子に惚れてしまう、というシチュエーション自体がある意味ドラマチックなわけですが、万里から香子への想いは主人公なので必然的にはっきりしているのに比べると、香子にはやなっさんへの未練は無いのか、もしくは万里は香子を信じ続ける事が出来るのか?といった感じで、仮に付き合うことになったとしても色々と波乱の種が残される感じですね。
三角関係どころではなく、たくさんの感情が複雑に入り乱れるのが本作の見所なので、その心の動きに今後も注目していきたいところです。


次回、第4話『ブラックアウト』

原作を読んでいると、ああ、いよいよなんかなー(;゜∀゜)=3ムッハーと期待が高まってくる所ですが、万里にしてみればいろいろと災難なところなだけに、どんな風に描かれるのか楽しみ。
ようやく万里の記憶喪失体質について語られはじめたわけですが、アニメ版だと週が空く分、原作よりジェットコースター感がやや薄れてしまっているのが残念かも。
その分、ラストの引きや伏線から今後の展開を予測するという楽しみ方も出来ると思うので、一長一短or原作未読組にはむしろメリットな部分もあるかと。

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