
電撃文庫のラノベ、『灼眼のシャナXXII(22)』(高橋弥七郎先生原作、いとうのいぢ先生イラスト)が発売中です。
表紙は黒髪&制服バージョンのシャナ。
ラストを飾るに相応しい満面の笑顔に心癒されますね。
TVアニメ版でも3期に当たるファイナルが始まりましたし、盛り上がりも最高潮といった感じかと。
お話的には、徒の楽園となる『無何有鏡(ザナドゥ)』の誕生間際の攻防の続きからスタート。
今まで張られていた伏線を回収しつつ、壮大な物語を締めくくる結びの巻らしい見事な仕上がりが胸熱でした。
アニメ展開も含め、異能バトルアクション×ボーイ・ミーツ・ガール作品ブームの一時代を築き上げた作品というイメージの本作らしい、金字塔的な貫禄を感じずにはいられませんでしたね。
今までのお話を思い返しながら読み進める作業は、「懐かしさによる高揚感」と「もうすぐお話が終わってしまうという一抹の寂しさ」の両方を感じさせてくれましたが、敵味方問わず魅力あふれるキャラクター達ひとりひとりの心情描写、オリジナルの世界観や各種設定の発想力、全ての謎がここ一番である最終局面で明かされるというカタルシスを効果的に演出するストーリー構成の巧みさ等々、個々の要素がそれぞれ非常に完成度が高いだけでなく、それらが複雑に絡まり合う相乗効果によって説得力を高めあっていて、読後の満足感が非常に高かったです。
主人公がシリーズ途中で事実上のラスボス化という前代未聞の展開が話題を呼んだ本作ですが、悠二が何を想って行動していたのか?ということが十二分に語られたので良かったです。
彼なりの考えがあるだろうことは仄めかされていましたが、長い間核心に触れずに引っ張って来られた印象があったのでスッキリしたと言うか、やっぱり悠二の判断力って凄かったのね!的な意味で見なおしたと言うかw
20巻の大台を超える作品だけに、登場人物の総数が多すぎて複雑化した部分もありましたが、主要メンバーそれぞれの物語の決着が過不足なく描かれていましたし、『新世界創造事件の意外な結末』と、最大の関心事といっても良いラブコメ的な意味での『当然、あるいは当事者及び読者にとっても念願の結末』とが両方楽しめるという、とても贅沢な仕様が印象的でした。
全体的に情報量が多い巻でしたが、シャナと悠二のラストバトルそのものについては至ってシンプルで、その分深くて力強い愛情を感じることが出来たので良かったと思います。
やはり主人公はシャナで悠二はヒロインポジションだなぁ的な意味でも(・∀・)ニヤニヤでしたし、懐かしい言葉を使ったやり取りにも心温まりました♪
この結末を見越してそれらのセリフを仕込んでいたのか!と、高橋先生の凄さを改めて感じさせられましたね。
そしてあとがきののいぢ先生のイラストが素晴らしすぎる件。
本編のクライマックスの余韻が、イメージ通りのイラストを見ることで更に心地よい読後感へと昇華していく感じですね。
お二方のコンビがあってこそ、本作がここまでの人気シリーズになったことは間違いないかと。
長い間お疲れ様でした&素晴らしい作品をありがとうございました!!
外伝3巻&次回作と言う名の因果の交差路でまたお会いできる日を楽しみにしております♪
気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。
電撃文庫&電撃文庫MAGAZINE公式サイトはこちらから
TVアニメーション「灼眼のシャナ」公式サイトはこちらから

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アニメ展開も含め、異能バトルアクション×ボーイ・ミーツ・ガール作品ブームの一時代を築き上げた作品というイメージの本作らしい、金字塔的な貫禄を感じずにはいられませんでしたね。
今までのお話を思い返しながら読み進める作業は、「懐かしさによる高揚感」と「もうすぐお話が終わってしまうという一抹の寂しさ」の両方を感じさせてくれましたが、敵味方問わず魅力あふれるキャラクター達ひとりひとりの心情描写、オリジナルの世界観や各種設定の発想力、全ての謎がここ一番である最終局面で明かされるというカタルシスを効果的に演出するストーリー構成の巧みさ等々、個々の要素がそれぞれ非常に完成度が高いだけでなく、それらが複雑に絡まり合う相乗効果によって説得力を高めあっていて、読後の満足感が非常に高かったです。
主人公がシリーズ途中で事実上のラスボス化という前代未聞の展開が話題を呼んだ本作ですが、悠二が何を想って行動していたのか?ということが十二分に語られたので良かったです。
彼なりの考えがあるだろうことは仄めかされていましたが、長い間核心に触れずに引っ張って来られた印象があったのでスッキリしたと言うか、やっぱり悠二の判断力って凄かったのね!的な意味で見なおしたと言うかw
20巻の大台を超える作品だけに、登場人物の総数が多すぎて複雑化した部分もありましたが、主要メンバーそれぞれの物語の決着が過不足なく描かれていましたし、『新世界創造事件の意外な結末』と、最大の関心事といっても良いラブコメ的な意味での『当然、あるいは当事者及び読者にとっても念願の結末』とが両方楽しめるという、とても贅沢な仕様が印象的でした。
全体的に情報量が多い巻でしたが、シャナと悠二のラストバトルそのものについては至ってシンプルで、その分深くて力強い愛情を感じることが出来たので良かったと思います。
やはり主人公はシャナで悠二はヒロインポジションだなぁ的な意味でも(・∀・)ニヤニヤでしたし、懐かしい言葉を使ったやり取りにも心温まりました♪
この結末を見越してそれらのセリフを仕込んでいたのか!と、高橋先生の凄さを改めて感じさせられましたね。
そしてあとがきののいぢ先生のイラストが素晴らしすぎる件。
本編のクライマックスの余韻が、イメージ通りのイラストを見ることで更に心地よい読後感へと昇華していく感じですね。
お二方のコンビがあってこそ、本作がここまでの人気シリーズになったことは間違いないかと。
長い間お疲れ様でした&素晴らしい作品をありがとうございました!!
外伝3巻&次回作と言う名の因果の交差路でまたお会いできる日を楽しみにしております♪
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でも、ある人物の復活は良かったと思います。
アニメも始まったのでこれもどうなるかですね・・・。
前半パートを読んでいる段階では早く悠二とシャナの戦いが見たい!という気持ちが大きかったので気ばかり焦りましたが、結末自体はこれ以上ないくらいシンプルかつストレートな演出だったので良かったですね。
個人的には、以前から出てきているものの今回挿絵の無かった徒の名前や容姿を上手く思い出すことが出来なかったので、アニメ版ではそのあたりを補完出来るといいなと思っています。
自分の知る限りのSFといわれる物語の中でも完璧と言えます
事実、後にも先にも大団円を迎える(迎えた)ライトノベル作品はおそらく灼眼のシャナだけでしょう
とにかく弥七郎先生には本当に「ありがとう」と伝えたいです!
丁度、明日には灼眼のシャナSIIIも発売されるので楽しみですね。
早く新シリーズの情報も明らかになると良いなと思いますw