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僕と彼女のゲーム戦争の感想レビュー(ライトノベル)

2011年06月11日 16時07分39秒 | ライトノベル・小説
電撃文庫のラノベ、『僕と彼女のゲーム戦争』(師走トオル先生原作、八宝備仁先生イラスト)が発売中です。
表紙はメインヒロインの天道しのぶ。
ゲームと言えばファミコン!YダッシュじゃなくてBダッシュ!世代の自分としては、赤いコントローラーを見ているだけでグッと来るものがありますね。
オビに隠れてドリキャスが描かれている辺りも、なんだか心温まりますw

お話的には、読書が好きでゲームには全く興味が無く、人と遊ぶよりも自分ひとりの世界に閉じこもりがちだった主人公の健吾が、最近男子学生を受け入れ始めた元お嬢様学校に転校したことをキッカケにしてしのぶと出会い、彼女の所属する現代遊戯部に入部させられそうになって…という展開です。
王道のボーイ・ミーツ・ガールであるのはもちろんですが、ここはあえてボーイ・ミーツ・ゲームな作品だというべきところでしょうかw

師走トオル先生の新作が電撃文庫で読める、という時点で元から購入する気満々だった本作ですが、部活×ゲーム×ラブコメというジャンルが俺得過ぎ!しかも、まさかのゲームハード&ソフト及び情報系サイトの実名収録とか、ここまで徹底されるとテンションも話題性も上がらないわけがない!という感じですね。

ラノベの1ジャンルとして既に確立された巻のある部活ものですが、人気のゲーム作品をオマージュした『劇中内ゲーム』が登場する、というパターンはそこそこ見たことがある方も多いかと思います。
でもやはり、あえて実名を出した上でそのプレイ状況を鮮明に描写することによって得られるリアリティやインパクトはとても大きかったと思いますし、大手の情報系サイトとのコラボによるプロモーション効果というメリットも得られたのではないかと考えれば、販売戦略的な意味でも成功していると言って良いのではないでしょうか。

いや、新シリーズの1巻ですし、実際の販売部数についてはあまり詳しく無いので結果を語るには時期尚早だとも思いますが、本作の評判や売れ行き如何では、他の人気タイトルとのタイアップの可能性も増えてくるでしょうし、期待は膨らみますね。
というか、ぶっちゃけ、今巻で登場した『アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団』や『スペランカー』、『Gears of War(ギアーズ・オブ・ウォー)』をプレイしたくなったのは自分だけではないはずw

ちなみに、個人的にはアンチャ1が購入後積み状態、スペランカーはファミコンでリアルタイムで遊んだことがあるけど1面クリア出来ず、ギアウォは2のみプレイ&クリア済みという中途半端な履歴なのでやりこみ派の人ほど詳しくはないですが、予備知識が無くても楽しめる、あればもっとニヤニヤ出来る内容なので、ゲームが好きだと自認している人なら、誰でも問題なく本作を楽しめると思います。

部活内でのプレイ描写だけではなく、全国レベルでのゲーム大会という要素が用意されているので、様々なジャンルの作品の対戦バトルやチームバトルの駆け引きの妙も楽しめるのが熱いです。
ゲーム初心者の健吾が驚くほどの腕前を発揮したり、ゲーム文化全般の地位が現実より向上していたりといった部分には、それぞれもっともらしい設定が用意されているので、そこまで荒唐無稽なご都合主義であるようには感じないと思います。

健吾自身が趣味である読書に明け暮れる生活に不満は抱かないながらも、どこか無気力に過ごしてしまう現状を変えたいという認識を持っている様子は冒頭で丁寧に描かれていますが、趣味の差こそあれ、こういった境遇に共感を抱かれる方も多いのではないでしょうか?

彼の場合は、ゲームとの出会いによって新たな仲間と目標が出来てこれからが本当の青春だ!という状態になるわけですが、スタートラインが高校3年生というのは、結構ありそうで無かった感じですね。
思い立ったが吉日とは言いますが、ゲームに限らず、何事も最初から諦めたりせずに真正面から取り組めば自ずと良い結果に繋がるという王道に沿いつつ、時には自分の腕の未熟さに悔し涙を流したり、気になる異性に心動かされたりといった感じの毎日が生き生きと描写されていて好印象でした。

ゲームにまつわる小ネタ、雑学、etcが盛り込まれているところには、師走先生のゲーム愛が感じられますし、登場キャラクター達も愛着を持ってゲームと接している様子が感じられて胸熱でした。
ゲームを好きな奴に悪い奴ぁいない!の理論ですね、わかります(お約束w)。

ラブコメ的な部分では、今回は立ち位置の説明がメインだったので思ったほど進展はありませんでしたが、わりと完璧超人なしのぶをはじめ、理想の後輩ポジションの佐奈恵、ゲームの腕前はともかく性格的に一癖ありそうなまどかといった『こんな娘と一緒にゲームが出来たら、僕はもう…』なヒロインズが選り取りみどりでウラヤマシスw
思い出の女の子であるみやびとの再会の可能性も大いにありえそうですし、今後が楽しみです。

というか、ブルマとか着替えとか、たしかに学園モノの定番イベントですが、一見ゲームとあまり関係ないところからもしっかりとサービスシーンに繋げてくる両先生の心遣いがありがたやありがたやw
うっひょ~!着痩せ最高♪
これからも一番良い脱衣をたの(ry  <(_ _)> ペコリ


気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。

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