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機巧少女は傷つかない14巻の感想レビュー(ライトノベル)

2014年10月30日 23時11分58秒 | ライトノベル・小説
MF文庫Jのラノベ、『機巧少女は傷つかない14 Facing "Violet Silver"』(海冬レイジ先生原作、るろお先生イラスト)が発売中です。

表紙は、シャルと日輪の仲良しコンビ。
雷真を巡ってはライバル関係のふたりですが、今までの事件の中で培った絆はとても深いことが改めて伝わってきますね(*´∀`*)ポワワ
西洋金髪少女と和装黒髪少女とか、なんとも甲乙つけがたいですのう♪

お話的には、夜会も残り2日というこのタイミングでまさかの魔女撃退作戦実行!と思いきや、肝心の雷真が重症を負ってしまい一気に大ピンチ!
最愛の妹・アンリがグローリアの手駒として襲い掛かってくる中、残されたシャル達はどうやって反撃するのか…という、あっちもこっちも大ピンチ展開です。

流れ的にシャルのお当番回なんだろうな~と思いつつ読んでいたら、むしろシャル主人公回だった件。
一番の友人と言っても良い日輪の裏切り行為にショックを受けながらも、まわりの人々の支えられながら立ち上がり、ラスターカノンよろしく最後まで自分の意思を貫き通す彼女の頑張りと、ここまでの成長の集大成とも言えるエピソードなのでファン必見です。
ブリュー家関係の諸問題についても総精算されスッキリ&とても読み応えのある内容で満足度高し!

雷真に対する恋心も勿論ですが、お家復興を原動力にしてきたシャルが、守るべき対象であったはずのアンリと戦わなければならなくなってしまったのはなんとも皮肉&グローリアも趣味が悪いなぁという感じでしたが、グローリアの過去が掘り下げられたことで色々と同情できる部分もあったというか、彼女の生き様に関する深みが増したので良かったと思います。
グローリアにも彼女の相談役になってくれるような相手が近くにいればここまで道を踏み外すことは無かったかも知れませんが、ここまで強大な権力を得ることに至ったそもそもの発端は人を好きになった気持ちだったわけで。
ハーレムでモテモテなシチュエーションも嫌いじゃない自分ですが、それもヒロインひとりひとりときちんと向き合ってこそですし、これは雷真もしっかり責任をとれるように考え始めないとですねw
なんだかんだでアンリやシャルを直接手にかけなかった辺りに、某氏を憎みきれずに心の何処かでは愛し続けていた彼女の情念その他が垣間見えるような気も。

さて、雷真不在の状況でも、彼に救われてきた仲間達がしっかりと連携して対処していたのが印象的でしたね。
暴れん坊なじゃじゃ馬だったシャルと、夜会底辺と目されていた雷真がこれまでに積み重ねてきたものが、学院のクラスメイト達にどう影響を与え、彼らからどう評価されることになったのか判って胸熱♪
名前付きキャラもたっぷり登場で、最終決戦直前のこの状況を大いに盛り上げてくれました。

というか、予定ではあと2巻で完結予定ということで寂しいですが、今まで広げてきた伏線を回収しつつ、神性機巧の謎に迫っていく展開に+(0゜・∀・) + ワクテカ +ですね。
一番気になるのは、やはりマグヌスの思惑ですが、薔薇魔女勢とラザフォードもそれを黙って見過ごしてくれるとは思えませんし、思わぬドンデン返しが待っていそうなので((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
それでも、最終的には雷真と夜々がなんとかしてくれると信じたいところですが、体の調子が万全とは程遠いところからの決戦となりそうなのをどうフォローするつもりなのか、なんとも気が抜けませんね。
ヒロインズ関連は犠牲者ゼロ&恋の鞘当てはまだまだ続くのぜ!的な方向で終わるのが一番この作品らしいかなぁという気がしますが、最後までしっかりと追いかけたいと思います。


気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。


【PV】TVアニメ「機巧少女(マシンドール)は傷つかない」PV第2弾



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