サブタイトルは『Somewhere not here』です。
花咲く雪子な雪子姫掘り下げ回でした。
和装と洋装の両方が楽しめて（・∀・）ニヤニヤでしたが、実にイイハナシダナー＆キマシタワー展開で綺麗にまとまっていましたね。
ここまで駆け足気味に感じることが多かった本作ですが、前回の千枝回と合わせ鏡的なシナリオ運びになっていたこともあり、とても充実した内容が好印象でした。
もっと女将の娘としての生き方に不満を抱いているのかと思っていましたが、むしろ雪子はよく耐えていたほうだったと思います。
仲居のお手伝い的なことから仕事を覚え始めて、お客さんに対する愛想笑いもそれなりに出来るようになり…と、終始笑顔とはいかずとも自分の役目を受け入れながら逃げずに生活していたのはエラいなと。
着物も女将見習いなピンク色の目立つものに変わっていました（単に夏冬で変わっただけかも知れませんが）し、仲居仲間とも特に孤立することなく仲良くやっていたわけですから、あの年の割にはかなり頑張った方ではないでしょうか。
ただ、そんなふうに自分の境遇を受け入れつつも、自分自身の心の弱さについては克服できていなかった事が、今回シャドウにつけ入れられる隙を作ったと言えそうですね。
ある程度自覚しつつも、千枝の自由で屈託なく感情を表す様子に憧れる気持ちは抑えようがなかったというのがまた切なかったですね。
その意味では、千枝を王子様のように見ていたというのも言い得て妙かなと。
トモエの使い方も様になっていましたし、陽介の言葉も耳に入らないくらい全速力で駆けつけようとした態度も凛々しかったですしｗ
シャドウを拒否しようとして鳥かごに囚われてしまった雪子ですが、それを救ったのが本音で語りかけてきてくれた千枝だった！というのはベタながら感動的でした。
更には、そのキッカケを作ったのが誰あろう鳴上先生の一言だった、というのが皆のリーダー役としての信頼を深めていくという意味でも見所でしたね。
チャリオッツ（戦車）のアルカナからアラミタマ（荒御魂）のペルソナをチョイスしてきたのには地味に驚かされました（いや、ゲームだと仲魔や武器との合体のベースになったりするイメージだったので単体で出てくるとは思わなかったのでｗ）が、仲間の窮地を救う頼れるリーダー！という感じがしっかり出ていたと思います。
前回召喚したランタンも、タイミング良く使って火炎吸収していましたし、属性が重要なゲーム版の設定を上手く使っていて良かったですね。
皆のフォローもあって、自分自身を受け入れる→シャドウと和解してペルソナ覚醒の流れはいつも通りでしたが、意思の弱さ、勇気の無さにコンプレックスを抱いていた雪子が親友である千枝の言葉で勇気づけられ、お互いを支え合えあい、絆を深められたことは意義深く、とても価値があったと思います。
雪子姫がコノハナサクヤに変化する瞬間はシリアスで少し切なげな雰囲気でしたが、まさかの鼻眼鏡で明るく一件落着したのでめでたしめでたしでした。
次回、第5話『Would you love me?』
初期メインキャラも揃って戦力的に安定してきた一行ですが、次はどんな事件に巻き込まれるか楽しみですね。
ワスも誰かに愛されたいダスわーｗ
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もっと女将の娘としての生き方に不満を抱いているのかと思っていましたが、むしろ雪子はよく耐えていたほうだったと思います。
仲居のお手伝い的なことから仕事を覚え始めて、お客さんに対する愛想笑いもそれなりに出来るようになり…と、終始笑顔とはいかずとも自分の役目を受け入れながら逃げずに生活していたのはエラいなと。
着物も女将見習いなピンク色の目立つものに変わっていました（単に夏冬で変わっただけかも知れませんが）し、仲居仲間とも特に孤立することなく仲良くやっていたわけですから、あの年の割にはかなり頑張った方ではないでしょうか。
ただ、そんなふうに自分の境遇を受け入れつつも、自分自身の心の弱さについては克服できていなかった事が、今回シャドウにつけ入れられる隙を作ったと言えそうですね。
ある程度自覚しつつも、千枝の自由で屈託なく感情を表す様子に憧れる気持ちは抑えようがなかったというのがまた切なかったですね。
その意味では、千枝を王子様のように見ていたというのも言い得て妙かなと。
トモエの使い方も様になっていましたし、陽介の言葉も耳に入らないくらい全速力で駆けつけようとした態度も凛々しかったですしｗ
シャドウを拒否しようとして鳥かごに囚われてしまった雪子ですが、それを救ったのが本音で語りかけてきてくれた千枝だった！というのはベタながら感動的でした。
更には、そのキッカケを作ったのが誰あろう鳴上先生の一言だった、というのが皆のリーダー役としての信頼を深めていくという意味でも見所でしたね。
チャリオッツ（戦車）のアルカナからアラミタマ（荒御魂）のペルソナをチョイスしてきたのには地味に驚かされました（いや、ゲームだと仲魔や武器との合体のベースになったりするイメージだったので単体で出てくるとは思わなかったのでｗ）が、仲間の窮地を救う頼れるリーダー！という感じがしっかり出ていたと思います。
前回召喚したランタンも、タイミング良く使って火炎吸収していましたし、属性が重要なゲーム版の設定を上手く使っていて良かったですね。
皆のフォローもあって、自分自身を受け入れる→シャドウと和解してペルソナ覚醒の流れはいつも通りでしたが、意思の弱さ、勇気の無さにコンプレックスを抱いていた雪子が親友である千枝の言葉で勇気づけられ、お互いを支え合えあい、絆を深められたことは意義深く、とても価値があったと思います。
雪子姫がコノハナサクヤに変化する瞬間はシリアスで少し切なげな雰囲気でしたが、まさかの鼻眼鏡で明るく一件落着したのでめでたしめでたしでした。
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