ファミ通文庫のラノベ、『学校の階段の踊り場2』（櫂末高彰先生原作、甘福あまね先生イラスト）が発売中です。
表紙はここに来てまさかの新キャラ、井筒の妹の奈美。
というか、最後の章を読むまで『真琴、髪の色変わったのかな～？』とか思ってました、ごめんなさいorz
ゆうこや刈谷先輩達が卒業した次の年に入学してきたということで、ファンの方は必見ですね。
もう新しいエピソードは読めないものとばかり思っていたので、こうして刊行されただけでもテンション上がりましたｗ
お話的には、踊り場１巻と同じく短編集構成となっており、『学校の階段』本編の間で起きた番外編的イベントと、後日譚の両方が楽しめる内容になっています。
大晦日＆お正月に行われた１０００段を越える階段レースを描いた『年越しの階段』、バレンタインデーに幸宏にチョコレートを渡した真琴と御神楽に準備中どんな想いや駆け引きがあったのかをザッピング的に描いた『恋愛とチョコレート』及び『チョコレートと恋愛』、ちづるメインで刈谷先輩、ゆうこ、遊佐との四角関係が掘り下げられる『エンドレスフォー』、奈美が入学して階段部に体験入部することになる後日譚『予兆』の５本のエピソードが収録されており、普段スポットの当たりにくかったサブヒロインポジションのキャラクターをクローズアップアップされているのが大きな見どころかと。
『年越しの階段』では、校舎内とは違った舞台での階段レースということがまず新鮮でしたが、本編終盤の幸宏のシリアスな悩みっぷりがない時期に行われたイベントなだけに、オチも含めてお祭り的な楽しさが感じられる内容でした。
むしろシリーズ序盤の時の雰囲気に近かったような。
『恋愛とチョコレート』では真琴視点、『チョコレートと恋愛』では御神楽視点でバレンタインデー直前～当日までのやりとりが描かれることに（余談ながら、最近名前がよく似た美少女ゲームが人気らしいと知って妙にタイムリーだと思った件ｗ）。
真琴編では彼女が幸宏への想いを再認識し、一歩踏み出す勇気を身につけるまでが繊細に描かれているのが好印象でした。
スポーツ少女でありながら、恋愛にはちょっと奥手というか、引っ込み思案なところが可愛らしい真琴ですが、思い込んだら一直線！というところは快活なイメージにぴったりですね。
クラスメイトというアドバンテージがあった割にはスタートダッシュが遅れてしまったのが悔やまれるところｗ
一方、御神楽編ではバレンタインに限らず、人間関係においてクールな策略家である彼女の内心が赤裸々に描かれているわけですが、幸宏に対する想いをツンデレ気味に受け入れない姿がむしろ微笑ましかったりと、意外な一面が垣間見えることにｗ
彼女の女友達がまたイイ味を出してくれているので、ここでしか出番がないのがちょっと勿体無く思えてしまいますね。
ほとんどの相手を自分の手の内で踊らせることが出来る彼女ですが、そうならなかった幸宏に惚れてしまうあたりもまたカワユスｗ
『エンドレスフォー』では、ちづる→刈谷先輩よりもむしろ、それ遊佐＆ゆうこの想いでニヤニヤせざるを得ない！
本編のラストを読んだのがかなり前なので、どこまで描写されていたか記憶が曖昧なのですが、遊佐はともかくゆうこがそこまで明確に感情を出してきたのは意外でした。
天然さんでそのうちくっついちゃうパターンなのかと思っていましたが、やっぱり彼女も恋する乙女だったのか～！と感無量。
１巻の表紙を飾ったメインヒロインであるにも関わらず、主人公に一切なびかないというポジショニングを貫いただけでもある意味スゴイゆうこですが、そうか、まだまだここからラブコメバトルが続いていくのか～！この４人の大学編、読みた過ぎるｗ
『予兆』では、１巻の幸宏の体験入部のエピソードがオーバーラップしてくる展開になっているのがめちゃくちゃ熱かったです。
奈美視点で見た幸宏が、予想以上に刈谷先輩ポジション＆ここでも恋愛フラグ立てるとかなにそれウラヤマシス展開でご馳走さまでしたｗ
卒業したふたりの階段部スピリッツが、「後継者」である幸宏達に脈々と受け継がれているのが感じ取れましたし、本編の後を描いた唯一のエピソードという意味でも素晴らしい内容だったと思います。
むしろ、ここから新章突入で続編とか始まれば良いのにｗ
しかし、幸宏のモテっぷりが相変わらず凄かった件。
ほとんどのヒロインが幸宏に夢中の様ですから、その隙にマイ本命ヒロインである泉は貰っていきますね…って、うおお、後ろから全国の泉ファンに追いかけられる展開が幻視されるッ！よろしい、ならば階段レースで戦争だｗ
コミカライズ版も始まっていますし、未見の方はまずそちらをチェックされるのもよろしいかと。
気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。
にほんブログ村
http://mykaze.sakura.ne.jp/mt/mt-tb-sylph.cgi/10740
表紙はここに来てまさかの新キャラ、井筒の妹の奈美。
というか、最後の章を読むまで『真琴、髪の色変わったのかな～？』とか思ってました、ごめんなさいorz
ゆうこや刈谷先輩達が卒業した次の年に入学してきたということで、ファンの方は必見ですね。
もう新しいエピソードは読めないものとばかり思っていたので、こうして刊行されただけでもテンション上がりましたｗ
お話的には、踊り場１巻と同じく短編集構成となっており、『学校の階段』本編の間で起きた番外編的イベントと、後日譚の両方が楽しめる内容になっています。
大晦日＆お正月に行われた１０００段を越える階段レースを描いた『年越しの階段』、バレンタインデーに幸宏にチョコレートを渡した真琴と御神楽に準備中どんな想いや駆け引きがあったのかをザッピング的に描いた『恋愛とチョコレート』及び『チョコレートと恋愛』、ちづるメインで刈谷先輩、ゆうこ、遊佐との四角関係が掘り下げられる『エンドレスフォー』、奈美が入学して階段部に体験入部することになる後日譚『予兆』の５本のエピソードが収録されており、普段スポットの当たりにくかったサブヒロインポジションのキャラクターをクローズアップアップされているのが大きな見どころかと。
『年越しの階段』では、校舎内とは違った舞台での階段レースということがまず新鮮でしたが、本編終盤の幸宏のシリアスな悩みっぷりがない時期に行われたイベントなだけに、オチも含めてお祭り的な楽しさが感じられる内容でした。
むしろシリーズ序盤の時の雰囲気に近かったような。
『恋愛とチョコレート』では真琴視点、『チョコレートと恋愛』では御神楽視点でバレンタインデー直前～当日までのやりとりが描かれることに（余談ながら、最近名前がよく似た美少女ゲームが人気らしいと知って妙にタイムリーだと思った件ｗ）。
真琴編では彼女が幸宏への想いを再認識し、一歩踏み出す勇気を身につけるまでが繊細に描かれているのが好印象でした。
スポーツ少女でありながら、恋愛にはちょっと奥手というか、引っ込み思案なところが可愛らしい真琴ですが、思い込んだら一直線！というところは快活なイメージにぴったりですね。
クラスメイトというアドバンテージがあった割にはスタートダッシュが遅れてしまったのが悔やまれるところｗ
一方、御神楽編ではバレンタインに限らず、人間関係においてクールな策略家である彼女の内心が赤裸々に描かれているわけですが、幸宏に対する想いをツンデレ気味に受け入れない姿がむしろ微笑ましかったりと、意外な一面が垣間見えることにｗ
彼女の女友達がまたイイ味を出してくれているので、ここでしか出番がないのがちょっと勿体無く思えてしまいますね。
ほとんどの相手を自分の手の内で踊らせることが出来る彼女ですが、そうならなかった幸宏に惚れてしまうあたりもまたカワユスｗ
『エンドレスフォー』では、ちづる→刈谷先輩よりもむしろ、それ遊佐＆ゆうこの想いでニヤニヤせざるを得ない！
本編のラストを読んだのがかなり前なので、どこまで描写されていたか記憶が曖昧なのですが、遊佐はともかくゆうこがそこまで明確に感情を出してきたのは意外でした。
天然さんでそのうちくっついちゃうパターンなのかと思っていましたが、やっぱり彼女も恋する乙女だったのか～！と感無量。
１巻の表紙を飾ったメインヒロインであるにも関わらず、主人公に一切なびかないというポジショニングを貫いただけでもある意味スゴイゆうこですが、そうか、まだまだここからラブコメバトルが続いていくのか～！この４人の大学編、読みた過ぎるｗ
『予兆』では、１巻の幸宏の体験入部のエピソードがオーバーラップしてくる展開になっているのがめちゃくちゃ熱かったです。
奈美視点で見た幸宏が、予想以上に刈谷先輩ポジション＆ここでも恋愛フラグ立てるとかなにそれウラヤマシス展開でご馳走さまでしたｗ
卒業したふたりの階段部スピリッツが、「後継者」である幸宏達に脈々と受け継がれているのが感じ取れましたし、本編の後を描いた唯一のエピソードという意味でも素晴らしい内容だったと思います。
むしろ、ここから新章突入で続編とか始まれば良いのにｗ
しかし、幸宏のモテっぷりが相変わらず凄かった件。
ほとんどのヒロインが幸宏に夢中の様ですから、その隙にマイ本命ヒロインである泉は貰っていきますね…って、うおお、後ろから全国の泉ファンに追いかけられる展開が幻視されるッ！よろしい、ならば階段レースで戦争だｗ
コミカライズ版も始まっていますし、未見の方はまずそちらをチェックされるのもよろしいかと。
気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。
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