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黒のストライカの感想レビュー(ライトノベル)

2010年10月22日 20時21分46秒 | ライトノベル・小説
MF文庫Jのラノベ、『黒のストライカ』(十文字青先生原作、硯先生イラスト)が発売中です。
表紙はメインヒロインのしはる。
フトモモからスカートへのラインといい、胸といい、けしかりませんヒャッホイw
異能バトルラブコメがテーマということで、美少女成分が大きく人気を左右する要素になるところだと思いますが、本編中でもかなり大胆なプレイを見せてくれるのでニヤニヤでした。
肌色率重視の殿方は必見かとw

お話的には、日常→超常へのシフトというキャッチコピーが謳われていますが、むしろ主人公の椋郎が元々超常サイドの住人だった!という前提なので、普通の異能モノとは異なる部分が多く、新鮮でした。
最後の方まで引っ張って、伏線から実は主人公がものすごい能力を!となる作品はたまにありますが、むしろ彼の場合は最初からラスボスクラスの力の持ち主なのがポイント。
ちょっとした超常現象が起こっても、それを上回る実力でねじ伏せてしまうのがチートっぽいですが、過去に色々あったらしいという伏線が断片的に描かれているので気になります。

本当に大切な相手以外のことは割とどうでも良かったりする彼ですが、その分しはるに対してはものすごく気を使っていたり、文句を言いながらも他の女の子たちにも面倒見が良かったりするので、ハーレムものの主人公ポジションとしては及第点かと。
厭世的な考え方や、皮肉気味な口調がチョイ悪的なウザさを感じさせる部分もありますが、本物の悪人になりきれない、根が善人タイプの性格が、ヒロイン達の母性本能をくすぐるのかも知れませんね。
基本的に幼なじみのしはる一筋!な椋郎ですが、他のヒロイン達とは序盤でボーイ・ミーツ・ガール展開&ベタボレされるまでが早いので、好かれるまでの理由よりも、好かれてからのキャッキャウフフが見たい方向けかなという気がしました。

というか、清楚な見た目とは裏腹にカラー口絵からメ○ブ○呼ばわりwな、お色気担当の翠子さんがノリノリ過ぎる件。
正直、しはるよりも数段キャラが立っている上に、いじらしくて可愛いので好印象でした。
クライマックスの意外な展開も、良い意味で酷過ぎるw
なんというエロテロリスト!
表紙を飾るのは彼女でも良かったレベルでしたねw
ぶっちゃけ、終盤がやや超展開というか、いきなり驚愕の事実が連続で!という流れになっていたので焦りましたが、今後もあの体液シーンが見られるなら買い続ける価値アリかなと(マテ

ヒロインズは皆それぞれ大なり小なりアクが強いので、それがウザいと思うか、ノリ自体を楽しめるかで、愛着の湧きやすさ、とっつきやすさは変わりそうな感じかなと。
というか、設定に英語の二つ名関係が多用されていたり、椋郎の強さが厨二っぽさを感じさせる部分も多いので、それをオリジナリティとして認められるかどうかで評価が分かれそうな気はしました。
異能を駆使したバトルがメインなのかと思いきや、中盤は長々とラブコメパートが続く感じで、どちらがシリーズ全体にとってのメインになるのかな~?というのが終盤まで判りにくかった気もしますし、1巻単体で見るなら、はじめから怪しげな動きを見せている人物がベタに描かれているので意外性は感じませんでしたが、椋郎の設定そのものの秘密や、次巻以降への伏線が盛り沢山に用意されていることが窺えたので、今から続きが楽しみです。

しはるのメインヒロインとしてのポジショニングは磐石なのかと思いきや、ひょっとすると…という部分が描かれていたのも衝撃的でしたし、怒涛の引きラッシュが凄かったです。
エピローグ直前から一気に物語の方向性が見えてきて、面白さのギアも跳ね上がる感じで良かったです。


気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。

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