映画的な決着の付け方がお洒落な感じだったと思います。
仲良しこよしのまま終わらせる方法を選ばず、遠くにいても心は寄り添えるという結論で締めたのは、個人的にはちょっと水くさいなぁという気もするのですが、マリアとカナンのお互いを想う気持ちを考えるならベストの選択肢だったと思います。
その事をマリアに気付かせたミノさんの格好良さにグッと来ました。
(*^-^)b
ミノさん自身もハッコーを失ったところで、もっと癒やしの時間が必要なところだと思うのですが、マリアの前では気丈に振る舞いつつ、ひとりでサンタナのバーに立ち寄る姿が渋すぎです。
死に別れる事になったハッコーとも想いの中で寄り添いあう事は出来るのか、と考えるとちょっとセンチメンタルかもしれませんね。
カナンにしてもマリアにしても、自分の意志で相手とどう付き合っていくべきか悩み続けた事に価値があったのではないかと思います。
正直、マリアのとった自己犠牲による自立表明にはあまり共感できないというか、発想が飛躍しているかなという気がしてしっくり来ていないのですが、アルファルドとの戦いの最中に悟りを得てありまのままを見通す力に目覚めたカナンの無双アクションには鳥肌が立ちました。
一方的にやられていたカナンでしたが、シャムとの思い出に区切りがついていなかったのはむしろアルファルドだった、という視点の反転にはゾクゾクさせられましたね。
カナンがアルファルドの心の死を見抜いた後、どんな決着の付け方をするのかドキドキでしたが、空中へ投げ出されそうになったアルファルドをつなぎ止めたシーンは熱かったです。
ファイト～一発！！ってレベルじゃ無かった件ｗｗ
(ノ^^)八(^^ )ノ
シャムと過ごしたことの証である入れ墨が宿る腕と腕が奇しくもこのタイミングで一直線に並ぶという皮肉。
個人的には、銃を持ったアルファルドはカナンの腕を撃つことで手を離させ、１人で落ちていくつもりなのかと予想していたのですが、そうではなく自分の腕を完膚なきまでに撃ち貫いて切断するとは。
やはり入れ墨の残る腕とも決別する的な意味合いもこめられているのでしょうか？
どう見ても死んでいるようにしか見えない落下距離のアルファルドでしたが、腕を無くしつつも生存は確認されることに。
月日がたった後、成長したカナンの前に再び現れる彼女は、こんどこそシャムという呪縛を断ち切ることが出来たのでしょうね。
写真に飾られた２人のＣＡＮＡＡＮという構図が印象的でしたが、そこにはマリアの成長も刻まれているような気がします。
スゴいスゴいを連発していた彼女が、それぞれ１人１人に輝きがあることに気付き、本当に手の届かないものは無いかもしれないと語ったのは、彼女が上海の街でカナン達の姿を見つめ続けてきたからこその境地なのでしょう。
ミノさんがそんなマリアをスゴいと評するのも頷けるところかと。
カナンとアルファルドだけじゃなく、今回大活躍だったユンユンや、死んでいったハッコーやサンタナ、敵対関係にあったリャンやカミングズ、そしてボナー達など、様々な人々との出会いが、カメラマンとしてだけではなく人としてのマリアをも成長させた、と言っていいかと思います。
カナンとマリアをはじめ、全ての生き残ったキャラクター毎にそれぞれの成長が、逆に死んでいったキャラ達については様々な種類の愛が描かれたこの作品は、まさに愛と成長の物語と呼ぶべき作品だと言って良いかと。
当初は１話に見られたような派手なアクションシーンが見所だと思っていましたが、蓋をあけると、もっとメンタルな部分で魅せる作品に仕上がっていましたね。
高レベルで安定した作画もあいまって、最後まで楽しく試聴できたのが好印象でした。
スタッフの皆さんお疲れ様でした。
ここまでお読み頂いた読者の皆様と、トラックバックでお世話になったブロガーの皆様にも感謝とリスペクトを。
本当にありがとうございました。
m(_ _)m
秋アニメでも機会がございましたらよろしくお願いします。
にほんブログ村
http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/cc59182d143748c4442c54d9d8f012aa/b4
http://d.hatena.ne.jp/nunnnunn/20090927/1254025669
http://d.hatena.ne.jp/alphaville/20090927/p1
http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/00e4931c4d51bab0cb38b7dc7ee3cf38/94
仲良しこよしのまま終わらせる方法を選ばず、遠くにいても心は寄り添えるという結論で締めたのは、個人的にはちょっと水くさいなぁという気もするのですが、マリアとカナンのお互いを想う気持ちを考えるならベストの選択肢だったと思います。
その事をマリアに気付かせたミノさんの格好良さにグッと来ました。
(*^-^)b
ミノさん自身もハッコーを失ったところで、もっと癒やしの時間が必要なところだと思うのですが、マリアの前では気丈に振る舞いつつ、ひとりでサンタナのバーに立ち寄る姿が渋すぎです。
死に別れる事になったハッコーとも想いの中で寄り添いあう事は出来るのか、と考えるとちょっとセンチメンタルかもしれませんね。
カナンにしてもマリアにしても、自分の意志で相手とどう付き合っていくべきか悩み続けた事に価値があったのではないかと思います。
正直、マリアのとった自己犠牲による自立表明にはあまり共感できないというか、発想が飛躍しているかなという気がしてしっくり来ていないのですが、アルファルドとの戦いの最中に悟りを得てありまのままを見通す力に目覚めたカナンの無双アクションには鳥肌が立ちました。
一方的にやられていたカナンでしたが、シャムとの思い出に区切りがついていなかったのはむしろアルファルドだった、という視点の反転にはゾクゾクさせられましたね。
カナンがアルファルドの心の死を見抜いた後、どんな決着の付け方をするのかドキドキでしたが、空中へ投げ出されそうになったアルファルドをつなぎ止めたシーンは熱かったです。
ファイト～一発！！ってレベルじゃ無かった件ｗｗ
(ノ^^)八(^^ )ノ
シャムと過ごしたことの証である入れ墨が宿る腕と腕が奇しくもこのタイミングで一直線に並ぶという皮肉。
個人的には、銃を持ったアルファルドはカナンの腕を撃つことで手を離させ、１人で落ちていくつもりなのかと予想していたのですが、そうではなく自分の腕を完膚なきまでに撃ち貫いて切断するとは。
やはり入れ墨の残る腕とも決別する的な意味合いもこめられているのでしょうか？
どう見ても死んでいるようにしか見えない落下距離のアルファルドでしたが、腕を無くしつつも生存は確認されることに。
月日がたった後、成長したカナンの前に再び現れる彼女は、こんどこそシャムという呪縛を断ち切ることが出来たのでしょうね。
写真に飾られた２人のＣＡＮＡＡＮという構図が印象的でしたが、そこにはマリアの成長も刻まれているような気がします。
スゴいスゴいを連発していた彼女が、それぞれ１人１人に輝きがあることに気付き、本当に手の届かないものは無いかもしれないと語ったのは、彼女が上海の街でカナン達の姿を見つめ続けてきたからこその境地なのでしょう。
ミノさんがそんなマリアをスゴいと評するのも頷けるところかと。
カナンとアルファルドだけじゃなく、今回大活躍だったユンユンや、死んでいったハッコーやサンタナ、敵対関係にあったリャンやカミングズ、そしてボナー達など、様々な人々との出会いが、カメラマンとしてだけではなく人としてのマリアをも成長させた、と言っていいかと思います。
カナンとマリアをはじめ、全ての生き残ったキャラクター毎にそれぞれの成長が、逆に死んでいったキャラ達については様々な種類の愛が描かれたこの作品は、まさに愛と成長の物語と呼ぶべき作品だと言って良いかと。
当初は１話に見られたような派手なアクションシーンが見所だと思っていましたが、蓋をあけると、もっとメンタルな部分で魅せる作品に仕上がっていましたね。
高レベルで安定した作画もあいまって、最後まで楽しく試聴できたのが好印象でした。
スタッフの皆さんお疲れ様でした。
ここまでお読み頂いた読者の皆様と、トラックバックでお世話になったブロガーの皆様にも感謝とリスペクトを。
本当にありがとうございました。
m(_ _)m
秋アニメでも機会がございましたらよろしくお願いします。
にほんブログ村
http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/cc59182d143748c4442c54d9d8f012aa/b4
http://d.hatena.ne.jp/nunnnunn/20090927/1254025669
http://d.hatena.ne.jp/alphaville/20090927/p1
http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/00e4931c4d51bab0cb38b7dc7ee3cf38/94
