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これはゾンビですか?第12話(最終回)『はい、まだ続きます。』の感想レビュー

2011年04月05日 19時54分19秒 | 今まで見てきたアニメ
ラストは水着の日常回で締めのサービス満載回になりそうですね…と思っていたら、サラスのステージまで見られるとは!な、原作信者大勝利回でした。
平松さん他のクラスメイト関係も多く登場して、大団円盛り上げていきまっしょい!な雰囲気が良かったですね。

出演&衣装関係が多かっただけではなく、基本となるキャラデザ周りの作画が高レベルで安定していたので満足度が高かったです。
ぶっちゃけ、ストーリー展開そのものはカオスだったり超展開だったりで説得力的に浅めな印象のある本作ですが、逆にキャラ造形のオリジナリティや心情描写については丁寧に描かれているのが見所なわけで。
今までの展開を通じてヒロイン3人娘とアユムの絆が深まったことがよく伝わる内容に仕上がっていた&こんな生活はまだまだ続くんだよ!(ついでに言えば、ネタバレ無視してクリス出してる辺り、2期作る気も満々なんだよ!…たぶん)という心意気が感じられて良かったのではないかと思います。

むしろ、本編では駆け足過ぎてイマイチ立ち位置が微妙だった感のあるサラスでしたが、今回のエピソードのお陰でかなり前面に出てこれたのではないかと。
サラスが可愛くなってくるのは、今回のイベントよりも後になってからなので、気になった方には是非原作も読んでいただきたいところです。

流石にプール回からアイドルコンテストへ繋がるというのは予想できなかった人が多いでしょうけれども、ラブリー輝羅々ことサラスの歌が予想以上に上手かったので、華のあるイベントに仕上がっていて良かったですね。
セラの対抗意識というか、サラスとの好敵手関係についても本編以上に判りやすく印象的に描かれていたのは思わぬ収穫でしたね。

ノリノリなふたりのデュエットから、結構無理矢理感のあるハルナのなんちゃってパンクに繋いだ後、クラシカルな王道アイドル路線のユーの歌へと繋ぐ流れも、キャラの特徴を出しつつ上手く纏めていたのでは内科と思います。
雰囲気的には、某機動戦艦ナデシコの歌回とルリの歌で締めるところを思い出した私が通りますよっと。
あの作品も、本編のメインヒロインであるはずのユリカを追い抜く勢いでルリルリブームがあったワケで、ハルナよりも人気の高いユーという立ち位置が…おっと、ダレカキタヨウダw

とまれ、ハルナの魔力補助でユーが最後まで歌い切るという綺麗なオチ→全員マイクロビキニのお笑い二段落ち→ユーの口パクありがとうで更に絆が深まる三段オチもお見事でした。
正直、はじめはユーの能力を肩代わりする装置とか今までの苦労とか全部投げてますやん!みたいな感じで微妙かなと思いましたが、このオチに繋げる前振りだったのでアリかなと。
良かった良かったw

夜の王編になってからはキツめな感想が多くなってしまいましたが、終わりよければすべて良しかなと。
トモノリ回を始め、アニメならではの演出でキャラがより可愛く描かれる部分も多かったですし、本当に2期も実現していただきたいところですね。
スタッフの皆さん期待しております&お疲れさまでした。
ちなみに、絵師様繋がりで言えば、春アニメでは緋弾のアリアもはじまりますので、こぶいち先生(&むりりん先生)のファンの方はチェックなさるのをオススメ。
ラノベのアニメ化も着々と増えて嬉しい限りですね。

最後になりましたが、これまで当ブログをご訪問いただいていた読者の皆様、いつもトラックバック他でお世話になっているアニメブロガーの皆様にも感謝とリスペクトを。
放送地域によっては2話連続で最終回を迎えた方も多いと思いますので少し遅れてしまいましたが、お読み頂いてありがとうございました。
また視聴作品が重なることがありましたら、よろしくお願い致します~♪


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