MF文庫Jのラノベ、『緋弾のアリアXII 狼狗に降る雪(フォル・オブリージュ)』(赤松中学先生原作、こぶいち先生イラスト)が発売中です。
表紙は新キャラの「矢田ミントちゃん」ことレキ。
クールな表情の中にも少しずつ感情が見える場面が増えてきた彼女ですが、今回はキンジを慕ってどこまでも♪な尽くしっぷりでウラヤマシスw
イラストも戦闘ではない日常風景のものがメインで、ハート撃ちぬかれまくりでござるのことよ♪
お話的には、前巻ラストでまさかの退学!?となった直後からスタート。
長らくの願いであった「普通の高校生」になったキンジですが、武偵高との勝手の違いに戸惑うばかりでなかなか馴染めず、寂しい学校生活を送ることに…といった展開です。
ヒステリアモードのせいで超人的な能力を持つと言っても、ヒロインズに比べれば常識的な判断能力の持ち主であるキンジなので、一般校に入ってもそれなりにやっていけるのではないかと思っていたのですが、驚くほど順応出来なかったという罠。
基本的にコミカルに書かれていますが、「一度境界を踏み越えてしまった者が、元の安寧な生活に馴染むことは出来ない」というテーマには、やはり重いものがありましたね。
それでも、自分についてきてくれたレキや、祖父&祖母他の見守っていてくれる人達の存在があったことは、キンジにとって大きな救いであったと言って良いかと。
家族設定の掘り下げや、クライマックスシーンへの伏線を仕込みつつも、期間限定の戦士の休息とも言える本エピソードを暖かく彩ってくれたので良かったと思います。
これは良いホームドラマ♪
ラブコメ的には、ある意味完全に「嫁に来ました!」状態だったレキの心の機微が(キンジ以外には)しっかりと描かれていて(・∀・)ニヤニヤだっただけでなく、本当の新キャラである萌&過去に接点のあった菊代にはフラグ立てまくりで、一級フラグ建築士の面目躍如といったところでしたね。
特に、萌に関しては、ここへ来てようやく切った張ったと無関係のヒロインが登場ということでテンション上がりましたw
流石にここまでベタベタなステレオタイプの不良絡みシナリオ&トントン拍子に据え膳なのはどうかなとも思いましたが、あえて捻らずにゲストヒロイン的な立ち位置として描いたのは妥当だったと思いますし、むしろ不良トリオの方にも見せ場を作ってあげられたので良かったのではないかと。
仮に、萌があまりにもキンジにとって居心地の良い場所となってしまえば、このまま武偵をやめて平穏に過ごして幸せになりましたエンドになってしまうわけで、その意味では彼女が一人勝ちという展開ははじめからほぼ無かったはずなのでカワイソス(´;ω;`)ブワッ
また、菊代については彼女自身のギャップ萌えが可愛いのもありましたが、キンジの過去を掘り下げる役目を果たしてくれたのが大きかったですね。
彼女のお家や、部下との関係については色々とツッコミどころもあったように感じられましたが、キンジが普段関わっているのは、一般社会的な意味での巨悪という次元では既に無く、文字通り人間離れした相手達であるわけですから、それを読者やキンジ自身に再確認させたという功績は大きかったなと。
そういうわけで、萌&菊代との邂逅によって、キンジ自身が己の住まうべき領分、そしてこれから進むべき道について改めて自問自答&答えを見出すという通過儀礼がなされたというのが、今巻の見所だったと言えるでしょうね。
アリアやバスカービルの面々には内緒で事を進めていたのは主人公として少しマイナスにも思えましたが、彼女達に頼りすぎず、自分自身で答えを見つけ出すことが必要だったと考えれば納得行くところかと。
ここまで色々ありながらも、やっぱり本命はアリアなのかwと感じるイベントがあったのも、美味しいところ持っていくな~wという感じで良かったと思います。
ラストへの引きが相変わらず((((;゜Д゜))))ガクガクブルブルな波乱ぶりでしたが、今回の退学を経て一回り成長したキンジが、どの様な手段で対抗してくれるのか楽しみです。
気になった方は、是非チェックなさってみて下さいませ。
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表紙は新キャラの「矢田ミントちゃん」ことレキ。
クールな表情の中にも少しずつ感情が見える場面が増えてきた彼女ですが、今回はキンジを慕ってどこまでも♪な尽くしっぷりでウラヤマシスw
イラストも戦闘ではない日常風景のものがメインで、ハート撃ちぬかれまくりでござるのことよ♪
お話的には、前巻ラストでまさかの退学!?となった直後からスタート。
長らくの願いであった「普通の高校生」になったキンジですが、武偵高との勝手の違いに戸惑うばかりでなかなか馴染めず、寂しい学校生活を送ることに…といった展開です。
ヒステリアモードのせいで超人的な能力を持つと言っても、ヒロインズに比べれば常識的な判断能力の持ち主であるキンジなので、一般校に入ってもそれなりにやっていけるのではないかと思っていたのですが、驚くほど順応出来なかったという罠。
基本的にコミカルに書かれていますが、「一度境界を踏み越えてしまった者が、元の安寧な生活に馴染むことは出来ない」というテーマには、やはり重いものがありましたね。
それでも、自分についてきてくれたレキや、祖父&祖母他の見守っていてくれる人達の存在があったことは、キンジにとって大きな救いであったと言って良いかと。
家族設定の掘り下げや、クライマックスシーンへの伏線を仕込みつつも、期間限定の戦士の休息とも言える本エピソードを暖かく彩ってくれたので良かったと思います。
これは良いホームドラマ♪
ラブコメ的には、ある意味完全に「嫁に来ました!」状態だったレキの心の機微が(キンジ以外には)しっかりと描かれていて(・∀・)ニヤニヤだっただけでなく、本当の新キャラである萌&過去に接点のあった菊代にはフラグ立てまくりで、一級フラグ建築士の面目躍如といったところでしたね。
特に、萌に関しては、ここへ来てようやく切った張ったと無関係のヒロインが登場ということでテンション上がりましたw
流石にここまでベタベタなステレオタイプの不良絡みシナリオ&トントン拍子に据え膳なのはどうかなとも思いましたが、あえて捻らずにゲストヒロイン的な立ち位置として描いたのは妥当だったと思いますし、むしろ不良トリオの方にも見せ場を作ってあげられたので良かったのではないかと。
仮に、萌があまりにもキンジにとって居心地の良い場所となってしまえば、このまま武偵をやめて平穏に過ごして幸せになりましたエンドになってしまうわけで、その意味では彼女が一人勝ちという展開ははじめからほぼ無かったはずなのでカワイソス(´;ω;`)ブワッ
また、菊代については彼女自身のギャップ萌えが可愛いのもありましたが、キンジの過去を掘り下げる役目を果たしてくれたのが大きかったですね。
彼女のお家や、部下との関係については色々とツッコミどころもあったように感じられましたが、キンジが普段関わっているのは、一般社会的な意味での巨悪という次元では既に無く、文字通り人間離れした相手達であるわけですから、それを読者やキンジ自身に再確認させたという功績は大きかったなと。
そういうわけで、萌&菊代との邂逅によって、キンジ自身が己の住まうべき領分、そしてこれから進むべき道について改めて自問自答&答えを見出すという通過儀礼がなされたというのが、今巻の見所だったと言えるでしょうね。
アリアやバスカービルの面々には内緒で事を進めていたのは主人公として少しマイナスにも思えましたが、彼女達に頼りすぎず、自分自身で答えを見つけ出すことが必要だったと考えれば納得行くところかと。
ここまで色々ありながらも、やっぱり本命はアリアなのかwと感じるイベントがあったのも、美味しいところ持っていくな~wという感じで良かったと思います。
ラストへの引きが相変わらず((((;゜Д゜))))ガクガクブルブルな波乱ぶりでしたが、今回の退学を経て一回り成長したキンジが、どの様な手段で対抗してくれるのか楽しみです。
気になった方は、是非チェックなさってみて下さいませ。
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新キャラ登場なわけですが、一方はだいぶ昔の複線を回収した形ですね!
というか、メインヒロイン勢で共通している
「そのキャラを相手にHSSになった」
を満たしている上、
「HSSの事を理解している」
というところからも、コレはメインヒロイン勢への格上げも十分期待できるのでは・・・!
と今からwktkしてたりします。
キスシーンあれば確実だったんでしょうけどねぇ
ちょっと黒い面のある性格は理子とかぶらないでもないですけど、理子は「自分は一番じゃなくてもイイ」と明言しちゃってるからイマイチ押しが弱く感じちゃいますし・・・
なりふり構わず独占欲むき出しな子を新しく追加してきたと考えればなんとか・・・いけないかな・・・
ストーリー展開とともに自分的には目が離せない部分です。
基本的に普通の日常編は今回のみで、新ヒロインふたりの出番は事実上終了なのかなというイメージが強かったのですが、明確に別れたりしたわけでもないですし、何らかの形で再登場!という可能性は無くはないでしょうね。
それこそ、意外な方向から接点が!みたいな展開はいくらでも作れそうですし、個人的にも、またフトモモとか見たいですしw
萌に関しては、意外と計算高いことが匂わされていたので、自分も少し理子と被るかなぁと思っていたのですが、理子押しの自分としては、それなら理子の出番作ってあげてよぉ!というファン心理の方が強いので、ここはあえて萌は押さない方向でw
菊代に関しては、キンジの昔の女的ポジションを上手く活かせば、アリアや白雪を相手にいろいろ出来なくもなさそうですが、やはり本編の外敵とのバトルをメインにシリアスに進めていただきたいところなので、戦闘系技能が無いとちょっと厳しいかなと予測してみたり。
ヤクザのツテを使いつつ、レザド系のサポートに回るとかもありといえばありなんでしょうが、ここで2人揃ってキンジの為に武偵高へ!→退学するつもりがむしろ増やしてました (・ω<) てへぺろっていうのは、普通の女の子を危険に巻き込まない信条の彼にとってはいかがなものかなぁ…と思ったりもするわけで。
とりあえず、次巻の落とし所を見ないことには!という感じですね。
(ゝω・)てへぺろっていうのは、普通の女の子を危険に巻き込まない信条の彼にとってはいかがなものかなぁ…と思ったりもするわけで。
とりあえず、次巻の落とし所を見ないことには!という感じですね。
レキも可愛かったですが、気になるのは、三人目の巫女ですね。もう、登場前からキンちゃん攻略されることが確定だと思うと、凄い優遇ですよね。
後、ずっと謎だったキンちゃんを手玉に取れる女子中学生って本当にカタギかよ。の疑問が解決しました。カタギてもなければ、しっかりキンちゃんの毒も回ってますね。今回の件で致死量至ったてしょう。
とりあえず、無難に最大戦力を揃えようとすると、妾を2人まで認めてくれる白雪を正妻に、妾ありのレキ、理子と妹の金女なら、共存出来ますね。後は、ワトソンをいい感じに友達だよな(笑)と言って引き留めて、最近ギャグ担当のジャンヌなら、恋愛枠でなく味方に引き留められますかね。
赤い方には退場してもらいましょう。独占はいけません。
設定的にいつ死んでしまってもおかしくない的な悲壮感のあるキャラだと思っていたので、今回の掘り下げは、個人的には意外に感じました。
なんだかんだで一度は敵対した相手も、男の悪キャラ以外は生き残ったり仲間になったりと和気あいあいな感じでここまで来ていますし、世界観的にも人死は最小限のまま続いていけそうですから、キンジを死の危機から庇って!みたいなことでも起きない限りは存命してくれそうな気配ですね。
結局、人外大戦はどちらかの陣営が勝つ!みたいな終わりにすると見せかけて、キンジのヒステリアモードの最終段階か何かで全員まとめてハーレム化&大戦終結で伝説化!みたいなエンディングになりそうかなと予想しているのですが、個人的にはこれ以上ヒロインを増やすことよりもアリアとの関係の掘り下げを優先してもらえたほうが嬉しいかも。
頂いたコメントを見るに、もっとハーレムを!な方が多そうですし、自分も嫌いではないのですが、ヒステリアに関係なく、キンジ自身の感情がどう描かれるのかに期待したいかなと。