MF文庫Jのラノベ、『キャットテイル・アウトプット！』（神野オキナ先生原作、西Ｅ田先生イラスト）が発売中です。
表紙は主人公の綴とヒロインのメアリー。
そっか～、神野先生の新作は銃撃戦ありの学園系百合ものか～…と思っていた時期が私にもありました。
とりあえず、カラー口絵を見ていても全く気付いていなかったのですが、左の銃を持っている綴の性別は『だが、男だ。』でしたのことよ。
遺伝子、仕事しろｗ
というか、神野先生と言えばアニメ化もされたあそびにいくヨ！が有名ですが、実は本作は、あそいくと同じ世界を舞台にしたストーリーだというのが最大のポイントかと。
あらすじにも全く触れられていないし、絵師様も西Ｅ田先生に変わったということでほぼノーヒントだったと思うのですが、読み始めて間もなくアントニアやらクーネ艦長キタコレｗ
キャーティアが地球にやって来てから２年後が舞台ということで、軌道エレベーターも建っていたりなんかして、正しく地続きの雰囲気が感じられました。
（※神野先生のTwitterによると『「キャットテイル・アウトプット」はあそびにいくヨ！本編の二年後ではなく、「キャーティアが来訪したと世界に知られてから2年後」』との事。）
個人的な印象では、あそいくファン必携の外伝シリーズ、みたいな立ち位置かなと。
むしろ、原作を全巻読破していなくても、アニメ版は全話見終わったヨ！という方の知識量でもすんなり読み進めることが出来ると思います。
知っていればよりニヤニヤ楽しめるけれど、ストーリーとしては独立しているので単品でも大丈夫！系なので、試しにこっちを読んでみてからあそいくに手を出すのもありかも知れませんね。
本作の主人公である綴はどちらかと言えばアオイポジションといった感じの、猟犬系『戦闘のプロフェッショナル』キャラです。
特殊な能力を持ちつつも厨二的な言動はしない常識人なので、普通に好青年な印象ですね。
そんな綴とメアリーとのボーイ・ミーツ・ガール作品なわけですが、護衛対象とそのボディガードという構図自体がちょっとロマンチックでテンション上がりますねｗ
ましてや、メアリーの正体の事を考えれば◯◯◯恋愛なわけですから尚更稀少価値がｗ
というか、もっとメアリーのここが可愛いとか色々述べたいところですが、ぶっちゃけ、ネタバレの宝庫すぎるのでご自身で確かめて頂きたいなとｗ
メアリーがやって来た理由自体が謎として掲げられているので、序盤はかなり手探り状態でお話が進む雰囲気でした。
綴も明らかに人間離れした技の使い手ではあるものの、その原理がよくわからないまま外のキャラの特殊能力が仄めかされたりと、読者の興味をそそるのが実に上手い感じですね。
綴自身が護衛対象であるメアリーの立ち居振る舞いを見て、その正体を看破するシーンでは特に、綴の観察能力の高さが浮き彫りになる描かれ方になっていてゾクゾクさせられましたし、銃火器関係の描写やテロ行為に対する鎮圧の方法等も、本物っぽさが感じられてリアリティがありました。
異能や先進的な科学技術による虚構の部分と、実際の警護活動のノウハウとを上手く組み合わせることで、派手さと説得力を両立させているのが上手いなと。
今のところはラブコメ色も薄目で、女学院に男がひとりというシチュエーションならではのイベントも少なめですが、その辺りはサブヒロインズやご学友との仲が深まってからでしょうね。
むしろ、ラブコメはあそいくに譲って、このまま硬派に要人警護をかっこ良くこなす正統派バトルアクションとして続いていったほうが面白そうでもありますし。
騎央やエリス、アオイや真奈美との邂逅なんかも見られると、将来的に熱いですね。
年数がかなり経った後のお話だとまた違ったイメージになるところですが、折角リアルタイムで同時執筆という離れ業をこなされるということなので、期待せざるを得ませんｗ
ここまでほとんど作品同士の関連性を明かさなかったのは、いわゆる販売戦略だったんだと思いますが、個人的にはあそびにいくヨ！はMFレーベルを初期から支えてきたシリーズですし、アニメ化までした看板作品の一つなわけですから、もっと全面に押し出したプロモーションをかけるべきだったのではないかと、素人ながら思ってしまいました。
というわけで、重ね重ねではありますが、あそいくファンの方はマストバイということで。
◯◯◯ィ◯のファンの方には特にオススメｗ
気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。
MF文庫J公式サイトへはこちらから
にほんブログ村
http://mykaze.sakura.ne.jp/mt/mt-tb-sylph.cgi/11288
http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/4383
表紙は主人公の綴とヒロインのメアリー。
そっか～、神野先生の新作は銃撃戦ありの学園系百合ものか～…と思っていた時期が私にもありました。
とりあえず、カラー口絵を見ていても全く気付いていなかったのですが、左の銃を持っている綴の性別は『だが、男だ。』でしたのことよ。
遺伝子、仕事しろｗ
というか、神野先生と言えばアニメ化もされたあそびにいくヨ！が有名ですが、実は本作は、あそいくと同じ世界を舞台にしたストーリーだというのが最大のポイントかと。
あらすじにも全く触れられていないし、絵師様も西Ｅ田先生に変わったということでほぼノーヒントだったと思うのですが、読み始めて間もなくアントニアやらクーネ艦長キタコレｗ
キャーティアが地球にやって来てから２年後が舞台ということで、軌道エレベーターも建っていたりなんかして、正しく地続きの雰囲気が感じられました。
（※神野先生のTwitterによると『「キャットテイル・アウトプット」はあそびにいくヨ！本編の二年後ではなく、「キャーティアが来訪したと世界に知られてから2年後」』との事。）
個人的な印象では、あそいくファン必携の外伝シリーズ、みたいな立ち位置かなと。
むしろ、原作を全巻読破していなくても、アニメ版は全話見終わったヨ！という方の知識量でもすんなり読み進めることが出来ると思います。
知っていればよりニヤニヤ楽しめるけれど、ストーリーとしては独立しているので単品でも大丈夫！系なので、試しにこっちを読んでみてからあそいくに手を出すのもありかも知れませんね。
本作の主人公である綴はどちらかと言えばアオイポジションといった感じの、猟犬系『戦闘のプロフェッショナル』キャラです。
特殊な能力を持ちつつも厨二的な言動はしない常識人なので、普通に好青年な印象ですね。
そんな綴とメアリーとのボーイ・ミーツ・ガール作品なわけですが、護衛対象とそのボディガードという構図自体がちょっとロマンチックでテンション上がりますねｗ
ましてや、メアリーの正体の事を考えれば◯◯◯恋愛なわけですから尚更稀少価値がｗ
というか、もっとメアリーのここが可愛いとか色々述べたいところですが、ぶっちゃけ、ネタバレの宝庫すぎるのでご自身で確かめて頂きたいなとｗ
メアリーがやって来た理由自体が謎として掲げられているので、序盤はかなり手探り状態でお話が進む雰囲気でした。
綴も明らかに人間離れした技の使い手ではあるものの、その原理がよくわからないまま外のキャラの特殊能力が仄めかされたりと、読者の興味をそそるのが実に上手い感じですね。
綴自身が護衛対象であるメアリーの立ち居振る舞いを見て、その正体を看破するシーンでは特に、綴の観察能力の高さが浮き彫りになる描かれ方になっていてゾクゾクさせられましたし、銃火器関係の描写やテロ行為に対する鎮圧の方法等も、本物っぽさが感じられてリアリティがありました。
異能や先進的な科学技術による虚構の部分と、実際の警護活動のノウハウとを上手く組み合わせることで、派手さと説得力を両立させているのが上手いなと。
今のところはラブコメ色も薄目で、女学院に男がひとりというシチュエーションならではのイベントも少なめですが、その辺りはサブヒロインズやご学友との仲が深まってからでしょうね。
むしろ、ラブコメはあそいくに譲って、このまま硬派に要人警護をかっこ良くこなす正統派バトルアクションとして続いていったほうが面白そうでもありますし。
騎央やエリス、アオイや真奈美との邂逅なんかも見られると、将来的に熱いですね。
年数がかなり経った後のお話だとまた違ったイメージになるところですが、折角リアルタイムで同時執筆という離れ業をこなされるということなので、期待せざるを得ませんｗ
ここまでほとんど作品同士の関連性を明かさなかったのは、いわゆる販売戦略だったんだと思いますが、個人的にはあそびにいくヨ！はMFレーベルを初期から支えてきたシリーズですし、アニメ化までした看板作品の一つなわけですから、もっと全面に押し出したプロモーションをかけるべきだったのではないかと、素人ながら思ってしまいました。
というわけで、重ね重ねではありますが、あそいくファンの方はマストバイということで。
◯◯◯ィ◯のファンの方には特にオススメｗ
気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。
MF文庫J公式サイトへはこちらから
にほんブログ村
http://mykaze.sakura.ne.jp/mt/mt-tb-sylph.cgi/11288
http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/4383
