電撃文庫のラノベ、『彼女はつっこまれるのが好き！2』（サイトーマサト先生原作、魚先生イラスト）が発売中です。
表紙はメインヒロインのまどかと、同じくアイドル声優のしぐれ。
仲の良さそうな雰囲気に癒されますね。
そうか、２巻は百合方向なのか！と一瞬思ってゴメンナサイですorz
お話的には、ラジオのパーソナリティーを務める事にも少しだけ慣れ始めた良人の前に、しぐれの兄でイケメン声優の天乃川流星が表れてライバル宣言！？といった感じの展開です。
大まかに言うと、どちらかと言えばラブコメだけではなく、お仕事の部分に多く力が入っていた印象の１巻とは対称的に、Wデートや、しぐれの大胆アプローチ要素によって、キャッキャウフフ成分がかなり上がった印象ですね。
イラスト系もパンチラ、パンモロ、下着姿といった感じで、どこからでもツッコンでOKっぽい雰囲気が醸し出されていて性欲を持て余してしまいそうな件ｗ
というか、狙い目がはっきりしたまどかやしぐれのエロゲ構図イラストも良いのですが、無防備にベッドでパンチラする妹の愛好たんハァハァでござる（正座）
あと、文章中にイラストが無かった嘉保さんの獅子パンツが、目次に描かれていたりと、かゆいところにも手が届いているなと。
なんというパンツ祭りｗ
実際問題として、素人ながらもキレのあるツッコミを披露する良人と、そのツッコミを最大限に活かすべくボケ倒すまどかとのラジオパートの出来栄えは相変わらず見事の一言。
漫才芸人的な小気味良い掛け合いが面白く、オタク御用達系声優ラジオ番組の空気感もばっちり演出されているので好印象でした。
本シリーズの肝となるパートだけに、この面白さを維持しつつ続いて行きさえすれば、ラブコメメインで行くにしても、お仕事メインで行くにしても、安心して読んでいけると思うので、今後の収録シーンも楽しみです。
しぐれの存在が、かなり理想的な見守り手のポジションにあるだけに、三角関係ではなく、恋のキューピッド役としての活躍がメインとなって来そうですが、これがマジ好き状態に変化していくも良し、このままサポートキャラとして良い人感を出していってくれるも良しと、どっちに転んでもおいしい役回りになってくれそうで楽しみです。
ここで新ヒロイン登場！？となって、恋の鞘当てが…みたいな展開になるのかと予想していた部分はあったのですが、ここで早くも良人のライバル（しかも明らかに格上）が登場してきたのは結構予想外でした。
というか、ヒロイン同士ではなく、主人公対ライバルでの恋の鞘当て（意地の張り合い）が繰り広げられる様子には感情移入しやすかったですし、まだまだ役不足で未熟な状態の主人公の成長を促すという意味でも効果はあったかと。
まどかのステップアップではなく、主人公が頑張ってそこまで追いつくという目標の設定が改めて行われた事で、シリーズの方向性も整ってきましたし、エロ系タイトルに目を惹かれがちですが、中身は正統派の成長物語なんだということが再認識されて良かったと思います。
もちろん、イラストと文章でのエロイベントは、どんどん続けていって欲しいところですがｗ
勝負の結末については、言ってしまえば予定調和というか、思いっきりベタなわけですが、ここは常識的に考えても順当な結果だと思いますし、『ちょっとツッコミの才能があるとは言え、等身大の普通の男子高校生』が壁にブチ当たりながらもなんとかそれを乗り越えていくというカタルシス感は十分に得られたので良かったと思います。
現時点でまどかの本心が特に不信感で満たされていたりしない以上、勝負の結果自体で関係性がいきなりどうこうなったりはしなかったと思うというのもありますし、むしろ無謀とはいえ真正面から戦っただけでも十分かなと。
わざわざ告げ口しなかったあたりも、少しだけ男のプライドが見え隠れしていて、なんだか微笑ましかったりｗ
さて、１巻でも散々突っ込まれていたらしい、まどかにくっついている謎のマスコットキャラについてですが、ある程度予想どおりだったものの、予想できたこと以上の新情報は無かったりで、正体はともかく、どういう方向性のキャラなのかはまだまだ未知数ですね。
色々と面白いことになりそうなキャラではあるものの、今のところは存在意義が見いだせない状態なので気がかり。
出番そのものを増やしたり、といったテコ入れがあると思っていただけに残念です。
気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。
電撃文庫＆電撃文庫MAGAZINE公式サイトはこちらから
にほんブログ村
http://kenkenmk2.blog94.fc2.com/tb.php/714-1028a1e5
表紙はメインヒロインのまどかと、同じくアイドル声優のしぐれ。
仲の良さそうな雰囲気に癒されますね。
そうか、２巻は百合方向なのか！と一瞬思ってゴメンナサイですorz
お話的には、ラジオのパーソナリティーを務める事にも少しだけ慣れ始めた良人の前に、しぐれの兄でイケメン声優の天乃川流星が表れてライバル宣言！？といった感じの展開です。
大まかに言うと、どちらかと言えばラブコメだけではなく、お仕事の部分に多く力が入っていた印象の１巻とは対称的に、Wデートや、しぐれの大胆アプローチ要素によって、キャッキャウフフ成分がかなり上がった印象ですね。
イラスト系もパンチラ、パンモロ、下着姿といった感じで、どこからでもツッコンでOKっぽい雰囲気が醸し出されていて性欲を持て余してしまいそうな件ｗ
というか、狙い目がはっきりしたまどかやしぐれのエロゲ構図イラストも良いのですが、無防備にベッドでパンチラする妹の愛好たんハァハァでござる（正座）
あと、文章中にイラストが無かった嘉保さんの獅子パンツが、目次に描かれていたりと、かゆいところにも手が届いているなと。
なんというパンツ祭りｗ
実際問題として、素人ながらもキレのあるツッコミを披露する良人と、そのツッコミを最大限に活かすべくボケ倒すまどかとのラジオパートの出来栄えは相変わらず見事の一言。
漫才芸人的な小気味良い掛け合いが面白く、オタク御用達系声優ラジオ番組の空気感もばっちり演出されているので好印象でした。
本シリーズの肝となるパートだけに、この面白さを維持しつつ続いて行きさえすれば、ラブコメメインで行くにしても、お仕事メインで行くにしても、安心して読んでいけると思うので、今後の収録シーンも楽しみです。
しぐれの存在が、かなり理想的な見守り手のポジションにあるだけに、三角関係ではなく、恋のキューピッド役としての活躍がメインとなって来そうですが、これがマジ好き状態に変化していくも良し、このままサポートキャラとして良い人感を出していってくれるも良しと、どっちに転んでもおいしい役回りになってくれそうで楽しみです。
ここで新ヒロイン登場！？となって、恋の鞘当てが…みたいな展開になるのかと予想していた部分はあったのですが、ここで早くも良人のライバル（しかも明らかに格上）が登場してきたのは結構予想外でした。
というか、ヒロイン同士ではなく、主人公対ライバルでの恋の鞘当て（意地の張り合い）が繰り広げられる様子には感情移入しやすかったですし、まだまだ役不足で未熟な状態の主人公の成長を促すという意味でも効果はあったかと。
まどかのステップアップではなく、主人公が頑張ってそこまで追いつくという目標の設定が改めて行われた事で、シリーズの方向性も整ってきましたし、エロ系タイトルに目を惹かれがちですが、中身は正統派の成長物語なんだということが再認識されて良かったと思います。
もちろん、イラストと文章でのエロイベントは、どんどん続けていって欲しいところですがｗ
勝負の結末については、言ってしまえば予定調和というか、思いっきりベタなわけですが、ここは常識的に考えても順当な結果だと思いますし、『ちょっとツッコミの才能があるとは言え、等身大の普通の男子高校生』が壁にブチ当たりながらもなんとかそれを乗り越えていくというカタルシス感は十分に得られたので良かったと思います。
現時点でまどかの本心が特に不信感で満たされていたりしない以上、勝負の結果自体で関係性がいきなりどうこうなったりはしなかったと思うというのもありますし、むしろ無謀とはいえ真正面から戦っただけでも十分かなと。
わざわざ告げ口しなかったあたりも、少しだけ男のプライドが見え隠れしていて、なんだか微笑ましかったりｗ
さて、１巻でも散々突っ込まれていたらしい、まどかにくっついている謎のマスコットキャラについてですが、ある程度予想どおりだったものの、予想できたこと以上の新情報は無かったりで、正体はともかく、どういう方向性のキャラなのかはまだまだ未知数ですね。
色々と面白いことになりそうなキャラではあるものの、今のところは存在意義が見いだせない状態なので気がかり。
出番そのものを増やしたり、といったテコ入れがあると思っていただけに残念です。
気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。
電撃文庫＆電撃文庫MAGAZINE公式サイトはこちらから
にほんブログ村
http://kenkenmk2.blog94.fc2.com/tb.php/714-1028a1e5
