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gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

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サクラ×サク2巻の感想レビュー(ライトノベル)

2015年04月30日 23時37分51秒 | ライトノベル・小説
ダッシュエックス文庫のラノベ、『サクラ×サク02 ボクノ願イ叶ヱ給ヘ』(十文字 青先生原作、吟先生イラスト)が発売中です。

表紙は、サクラと新キャラのナズナ姉妹。
ぴっちりしたスーツにボディライン浮かび上がってエロスエロス!(;゜∀゜)=3ムッハー
武力の姉と知力の妹!といった感じで得意分野が違うふたりですが、性格に似ている部分もあったりで血は争えませんね。

お話的には、サクラを守るために命がけで戦ったハイジでしたが、魔性(ブラッド)の力に目覚めたことで軍の偉い人達に拘束されることに。
サクラの兄であるデュランによって姫の侍官の職から転属させられたハイジは、彼女への想いを募らせつつも、新たに知り合った仲間たちとともに戦場へと赴くことになって…という離れ離れ展開です。

ハイジがサクラにぞっこんなのは何度も描かれていましたが、サクラも予想以上にハイジの事を憎からず想っている事が判ってテンション上がりました。
本人的には恋愛感情を理解していないのでモヤモヤしっぱなし、ぐらいの気持ちでいるようですが、どう見ても恋しちゃってて初々しいったらありゃしない(*´∀`*)ポワワ
会えない時間が想いを育てるを地で行く展開が切なかったですね。

個人的には、ハイジがもっと凹むかと思っていましたが、姫に再会したい一心で真面目に仕事に打ち込む姿が健気で良かったですね。
無駄に潜在能力が高くて、事務やら裏方やらの仕事にも優秀な結果を残してしまうのが(・∀・)ニヤニヤでしたが、周囲からの信頼を得て“ぼっち”ではなくなっていく事を嬉しく思いながらも、一番会いたい人には合わせてもらえないという不条理なジレンマが、ドラマチックに描かれていて好印象でした。
というか、サクラの様子がいつもと違ったり、うっかり大ポカをやらかしてしまうのも、ハイジが居ないというストレスが原因なのは確定的に明らかなわけで、同じ寂しさを抱えながら悶々とした結果がこのザマだよ!という意味では似たもの同士だなとw

ハイジの場合は周囲の人々が良い感じにフォローしてくれたのに対して、サクラのほうは人付き合いが苦手過ぎて自ら遠ざけてしまうワナ。
配下の人々だけではなく、家族との関係が掘り下がったことで、ずっと昔から孤独に苛まれてきた事も判りましたし、兵士たちを死なせない為に自ら最前線に飛び出していく理由が明かされたのも興味深かったですね。
そんな乾いた心を癒やす存在になれるかどうか、ハイジの正念場はまだまだ続きそうですね。

メインの主従愛が揺るがない一方で、新キャラのナズナの存在がどう絡んでくるのかも今巻の大きな見所かと。
ぶっちゃけ、やっぱりそう来たか!系の展開ではありましたが、いや、実際戦闘中のハイジがカッコ良すぎでさもありなん、としか言い様が無い件。
頭脳は大人顔負けながらも、まだまだ年相応なワガママぶりも健在なナズナですが、ハイジとの出会いがどんな変化をもたらすことになるのか楽しみですね。
サクラのほうは先に一皮むけた感がありましたが、ハイジがサクラに一途なことはとっくに理解しているでしょうし、ただの横恋慕ではなく、本気でハイジに惹かれるようになってからの展開に+(0゜・∀・) + ワクテカ +
とりあえず、ナズナの魔性使用シーンは今後も是非イラスト付きのレギュラーイベントにしましょう!(提案)

主従愛と言えば、敵サイドのふたりもまた、ハイジ達に劣らない絆を持っていましたが、彼女たちの場合は魔性に関する重大な秘密も握っているようですし、単なる戦争以外の部分でも楽しませてくれそうなので期待♪


気になった方は、是非チェックなさってみて下さいませ。


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