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星刻の竜騎士16巻の感想レビュー(ライトノベル)

2014年06月24日 22時49分57秒 | ライトノベル・小説
MF文庫Jのラノベ、『星刻の竜騎士(ドラグナー)』(瑞智士記先生原作、〆鯖コハダ先生イラスト)の16巻が発売中です。

表紙は、TVアニメ版でも大活躍だったアーニャ。
貴重な褐色肌属性×露出度高めな衣装で艶っぽい彼女ですが、バックに描かれているのはいつもの聖竜達ではなくて…一体どういうことなの!?

お話的には、パワーアップしたエーコの活躍もあってエスパーダ聖庁の危機を回避できたアッシュ達ですが、ゼファロス帝国で革命が起き、第五皇女のルクレツィアが行方不明と知らされて…という一難去ってまた一難展開です。

重症で車椅子生活状態のアッシュですが、それでも生徒会長としての役目を果たそうとしたり、ルクレツィアの救援に飛び出したりと、主人公らしい行動がかっこよかったですね。
ナースコスプレのヒロインズにご奉仕されたりと役得も多いwですが、常に相手のことを考えて親身に手助けしてきたアッシュだからこそ築くことが出来た信頼関係なわけですし、仲間としての絆の深まりが感じられるシーンが多く、心温まりました。
丁度アニメ版で描かれた季節から一年経った辺りということもあって、当時の出来事を思い出しながら感慨にふける様子がちょこちょこ描かれているのも良いファンサービスだったかと。
端智先生の配慮が心憎い(*´∀`*)ポワワ

流れ的にルクレツィアのお当番回になるのかと思っていたら、さり気なく新ヒロイン追加&アッシュのラッキースケベなおさわりイベントまでねじ込んでくる辺りが本シリーズらしいですが、登場時からハイスペックな戦闘力を誇っていたルクレツィアが絶体絶命の大ピンチに追い込まれてしまう姿にハラハラさせられました。
強くて気高いヒロインが力尽くで屈服させられてしまう流れには不謹慎ながらグッと来る(正座)ものがありますが、アンネゲルトによって先に皇族トップがフルボッコよりもひどい状態にされていたのを見たあとなので、このまま悲劇のヒロインとしてひどい目にあってしまわないかと焦ってしまいましたね。
というか、以前アンネゲルト&ブリュンヒルデの猛威に翻弄されてしまったアッシュ達のイベントは衝撃的でしたし、その動力源にモルドレッドが利用されていることを考えても、強敵指数はシリーズ屈指だというイメージが個人的にあったので、なおさら個人的にも恨みを買ったルクレツィアの安否が気になりました。

さて、モルドレッドといえば、長らく生き人形状態になっていたカサンドラですが、ようやく事態が動き出す&かなり予想外の展開になるのでファン必見かと。
エーコのアヴァロン聖竜皇家と対をなすネハレンニア冥竜王家ですし、伏線も色々仕込まれていたわけですが、まさかあのキャラがあんなに出世してしまうとは完全に予想外!
今後の戦力増強的な意味では大歓迎ですが、ある意味、普通なら最終巻でようやく決着が付くようなレベル重要イベントが目白押しでクライマックスシーンのテンション上がりまくりでした。
もちろん、アッシュ達が全力でサポートしたことも大きかったと思いますが、ヒロイン達自身が己の抱える問題と向き合って、それを克服していく王道の成長物語こそが本シリーズの真骨頂なわけで。
思いがけず大きな“歴史の流れ”に翻弄されつつも、しっかりと自分自身の答えを見出だせたのは立派だったと思いますし、今後は他のヒロインズに気後れせずに戦闘に恋の鞘当てに活躍していって欲しいですね。


気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。

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