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光と闇の一年英雄<ワンラウンド・ヒーロー>の感想レビュー(ライトノベル)

2014年07月20日 23時33分43秒 | ライトノベル・小説
一迅社文庫のラノベ『光と闇の一年英雄<ワンラウンド・ヒーロー>』(新木伸先生原作、二ノ膳先生イラスト)が発売中です。
表紙は、主人公のアルトとヒロインの由良。
ふたりで一組の勇者コンビとして光の陣営の旗頭となった彼らですが、( ー`дー´)キリッとした表情が心強いですね。

お話的には、学内で毎年“紋章戦”と呼ばれる1年間限定の戦いが繰り広げられている現代の高校を舞台に、ソロ戦士職で戦っていたアルトと、戦闘中に助太刀に来てくれたことで知り合った由良が、ひょんなことから勇者の紋章を身に宿すことになって…というボーイ・ミーツ・ガール系現代学園バトルファンタジー展開です。

異世界に飛ばされるのではなく、現代の学校内限定でRPGライクな装備やスキルで敵陣営と戦うという設定が本作のポイントですが、大人である教師達には生徒達の変身姿は見えておらず、当事者のみの秘密になっている辺りがワクワクしますね。
ゆくゆくは、なぜこういうシステムが生み出されてしまったのか?といった部分も掘り下げて来そうですが、基本的にはコミカル路線で楽しく戦うぜ!という雰囲気なのでストレスなく読み進めることが出来るかと。

アルト自身は1年生で、ヒロインズはほぼ年上の先輩ばかりというのは結構珍しく感じましたが、2年生の由良はもちろん、3年生ヒロイントリオにも基本タメ口なのでなかなか大物な雰囲気ですね。
勇者の力はかなりチートなものの、本人の基本職の能力についてはそこまで突出したものでもない&敵の魔王(年下ヒロイン)が超無双状態なので、終戦までは結構かかりそうかも?
逆に、魔王が本気を出せば一瞬で闇の陣営が勝利!となってしまいそうなところですが、あえて余裕を見せているのは単なる慢心ではなく、“紋章戦”の秘密に迫る意図がありそうで楽しみ。

ラブコメ的には、お仕掛け女房状態の由良が速攻で本妻ポジションに収まる感じなので、夫婦漫才系の和やかムードが好きな人にオススメかと。
ただ、主人公補正的にハーレム化の傾向があるのでラッキースケベイベントなんかは他のヒロインズにも期待できそうで善き哉善き哉w

バトル的には、上級職へのジョブチェンジもある関係で、ステータスやスキルがいっぱいありそうな予感ですが、その辺りの細かい設定にはそれほどツッコまないのでやや物足りないイメージ。
とはいえ、戦闘でやられてもゲーム的な経験値減少系のデスペナルティがある程度なので、死亡→即退場のデスゲームのような暗い雰囲気はないですし、どちらかと言うとスポーツの試合や体育会系のノリでロールプレイを楽しむ感じですね。
学校外では異能は使えない&校内でも授業中は普通に生活しているあたりも、良い意味で温泉的なぬるさがあって(・∀・)ニヤニヤ
昼休みや放課後限定で毎日学生同士の陣取り合戦が行われている的な状況を想像するとめっちゃ楽しそうですし、その中で女の子たちとヾ(*´∀`*)ノキャッキャ(´∀`*)ウフフも出来るとなれば、ある意味中二病的なロマンすら感じてしまいますのことよw
これはこれでバランスとれてるなぁ、みたいな。

短い場面ごとに起承転結をつけつつ、サクサク物語が進行していくのはGJ部の様な4コマ小説のイメージに近いですし、各キャラの個性立てを優先した会話のやりとりもすぐに馴染めるので、テンポ良く一気読み出来るかと。
残る2人の四天王や、イージスさんとアルテミスさんのイラストの登場が待ち遠しいですのうw


気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。



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