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東京レイヴンズ14巻の感想レビュー(ライトノベル)

2016年01月27日 21時05分20秒 | ライトノベル・小説
富士見ファンタジア文庫のラノベ、『東京レイヴンズ14 EMPEROR.ADVENT』(あざの耕平先生原作、すみ兵先生イラスト)が発売中です。

表紙は、春虎、夏目、多軌子の宿命の3人。
出会い方が違えばもっと穏やかな関係もありえたのではないかと思うと運命の皮肉を感じてしまいますね。
既に色々と引き返せないところまで来てしまった状況ではありますが、激しい戦いの先に何が待ち受けているのか、私、気になります( ゜д゜ )クワッ!!

お話的には、いよいよXデーが近付き、緊張に包まれる夏目達。
春虎が、大友先生が、それぞれの動きを見せる中、全ての準備を整えた多軌子達の儀式が始まって……という、過去最大の決戦幕開け展開です。
実物見るとすぐにわかりますが、すごく……大きいです(ページ数がw)。

ただでさえ春虎と夏目たちが念願の再会!ということでクライマックス感半端ないわけですが、夏目の不安定な状態に関する謎が大きく明かされ、驚き&納得させられましたね。
春虎がここまで無茶を重ねながら戦い続けてきたのも、夏目を救いたい一心だったことが再確認できましたし、宮地さんや倉橋長官との対決等、バトル的にも盛り上がって良かったです。
春虎が飛車角コンビと一緒なら無敵なんじゃね?と高をくくっていた部分もあったのですが、フタを開ければ半死半生状態の飛車丸をいたわりつつも彼女の力を借りなければならないという、ハードな綱渡りが続いて心臓に悪かったですね。
流れ的に、彼女が春虎を庇って命を散らしてしまうような展開もありえましたし、最後までハラハラさせられてしまいました。
この辺り、敵に捕まり絶体絶命なはずの秋乃にはなんとなく大丈夫そうな雰囲気が漂っていたのとは対称的だったりw
秋乃にはメッセンジャーという大役がありましたし、意外なところから大逆転のヒントが転がってきたりと、流石はシリーズ後半のキーパーソンだなと思える活躍ぶりが(・∀・)ニヤニヤでした。

バトル的には、技術面だけではなく心の面でも成長した冬児達の友情パワーが胸熱でしたね。
純粋な呪術戦では大人組の経験値にかなわない事が多かったですが、彼らが諦めずに行動し続けてきたからこそ千載一遇のチャンスをモノにできたわけで。
十二神将の中にも理解者を得ることが出来たのはパワーバランス的に大きかったですし、一般職員の人々も決して無能なわけではなくて、事態を自分の目でしっかり見極めた上で行動しようとする人が多くてホッとしました。
実際には、それすら見越した鈴鹿パパン他に出し抜かれてしまうわけですが、ここまでの状況に比べれば大きく進展&勢いに乗れているので希望がありますね。
で、実際の対戦カードとしては、この組み合わせだとどちらが勝つんだろう?という意味でも((o(´∀`)o))ワクワクさせられましたし、案の定、敵とか味方とか関係なく暴れまわる鏡のジョーカーっぷりも楽しめてお腹いっぱいでした。
ああ、ようやく因縁の落とし前もつけられたのね(;゜∀゜)=3ムッハー

個人的には、闇堕ち一歩手前な大友先生の動向が気になっていましたが、かろうじてバッドエンドは回避出来そうな雰囲気ですし、これは夢にまで見た三羽ガラス再結成ワンチャンあるで!
ある意味、強さの象徴だった大友先生とその技がこういう形で描かれたことに月日の流れを感じずにいられませんでしたが、その教えを受け継ぎつつもがむしゃらに乗り越えていく教え子たちの姿を見れば、黒子時代とは違う教師としての生活にかけがえのない勝ちを見出すことが出来たのではないかと。
このまま最終巻までいのちだいじにでオナシャス!m(_ _)m

さて、とある事情で次巻は過去編、その後はいよいよ真の最終決戦という流れになりそうですが、夏目だけでなく飛車丸=コンもまたメインヒロインだった!ということをはっきり印象付けるエピソードになると良いですね。
コンの名前にそういう意味が込められていたとは予想外でしたが、過去編からどの様に現代へと話を繋げて頂けるのか楽しみ。
相方の角行鬼さんがそれにどう絡んでくるのか、多軌子&式神コンビとのガチ対決をどう乗り越えてくれるのか、スーパー神様大戦の行方や如何に?



気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。

【ファンタジア文庫】東京レイヴンズ PV


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