ひなたぼっこ

「まだ見ぬ素晴らしい景色」を求めて自転車で。

氷ノ山新道と若桜の山三昧~後編~

2012-11-28 | Bicycle ride
前回の氷ノ山新道と若桜の山三昧~前編~の続きです。


氷ノ山新道ヒルクライムを終えた後は、ひとまず解散で各々の楽しみ方を。
皆さん鳥取市内出発だったので、何組かに別れてそれぞれのルートで帰って行きます。

皆さんを見送った後は、フォトポタリストらしく写真撮影メインで若桜を散策してみる事に。


ここ若桜町のランドマークといえばこれでしょうかね。



三連アーチ橋の若桜橋。国の登録有形文化財です。

竣工は昭和9年だから、今から78年も前なんですね。
上流側には新たに歩道橋が掛けられてますが、こちら側から見るとほぼ当時の姿のまま残ってます。
当時は、「白亜のモダン橋」や「モダンなアーチ型の白橋」と称され町の新たな名所となったようです。
開通式の当日は、地元若桜町では全戸国旗を掲揚しこの竣工を祝福した程ビッグな出来事だったようですが、
現在では全戸国旗掲揚なんて考えられないですね。


腹も減ってきたので目当ての店に向かってみますが、この日は無情にもランチ営業が休みorz
道の駅は凄い人だったし、適当に済ませるはめになりました・・・


内田康夫の「鳥取雛送り殺人事件」に登場する淡島神社という架空の神社があるのですが、
おそらくそのモデルである若桜神社の立派すぎる大銀杏に感心しながら通過し、
(周りが墓ばっかりだったので写真撮るの止めときました。でもちょっと後悔・・・)

のどかな集落を越えるとこんな光景が

    
・・・怖いよw

でもよく見たら、書いてあることは全然怖くないですね。
ただ写真撮ってる時に突然後ろから地元の方に声を掛けられまして、それは心臓止まるかってくらいビックリしました(笑)


林道の表情になってきた道を更に奥へ進み、分岐を右に折れて更に奥へと。



静まり帰った森の中の・・・激坂w

サイコンで20%って表示されてたんですけどホントですかね?w


確かにすごい勾配だけど・・・。


ここで自転車をロックして、弁財天に参拝。



一歩足を踏み入れた瞬間から、凛とした空気が流れる神秘的な空間。


    

    

横を流れる水の音と、遠くで微かに聞こえる鳥の鳴き声以外は何も聞こえない静寂の世界でした。
でも不思議と怖さは感じなかったな。


参拝を終え来た道を引き返します。



大事なのは愛ですよ。



分岐のとこまで戻って、今度は左側へ。
また林道を登り始めます。



三キロちょっとのんびりと登り続けて、ダート路面になってもかまわず進んだらようやく目的地へ。



鬼ヶ城跡



先述の「鳥取雛送り殺人事件」にもそのままの名前で登場する場所です。
作中では第二の殺人事件の舞台なんですよね。
それに相応しいくらい奥まった、全く人の気配を感じない場所でした。


ここからまた徒歩で。
落ち葉の絨毯の道らしきとこを進み




黄葉に染まるモミジをパシャパシャしまくって






前方に現れる一本の色付いた見事な木を越え






二の丸まで辿り着くと若桜の町が一望できました。




午前中にヒルクライムした道が見えます。
ここからなら新道もよりハッキリと見えますね。
大勢のサイクリストが走ってる光景が甦ってきます。
楽しかったな~



紅葉に染まる山と有明の月




俳句でも詠めれば風情があるのですが、生憎そんな教養も感性も持ち合わせておりませんw



40kmにも満たないライドでしたが、獲得標高は1100mに達した山三昧の一日でした。
愛車はシクロクロスのような姿になっちゃったけどw




楽しみ方は違えど、自転車の先輩方と過ごせた時間は貴重な経験でした。

レーパンとロードシューズ… やっぱ必要だよなぁ…


と言いつつ、またカジュアルウエアをポチッてしまった自分がいる…w




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氷ノ山新道と若桜の山三昧~前編~

2012-11-27 | Bicycle ride


先日の地元チャリンカーの忘年会の席で、開通したばかりの氷ノ山新道を走ろう!という提案がありました。

正直言うと内心「え~、もっと平坦な道にしようよ・・・」と思ってましたが(笑)
マルコさんの強い勧めもあり参加することに。


ただ・・・


酔った時に聞いてもダメですねw
朝9時に集合ってのは聞こえてたんですが、てっきり若桜に集合だと思い込んでたワタクシ・・・
しかも天気良かったのでのんびり犬の散歩してたらその時間にも遅刻orz

とりあえず若桜に着いてマルコさんに電話してみます。

・・・出ないw
こりゃもう登ってる最中かなぁ・・・

とりあえず若桜駅周辺の紅葉が綺麗だったので、移動して写真撮る。





綺麗だ~!


そうこうしてるとマルコさんから着信。
その時初めて集合場所が鳥取市内だと知りましたw

「今そっちに凄い勢いで向かってるとこです」との事。
ここでみんなの到着を待って一緒に登ると、上で皆さんをかなり待たせる事になるだろう。
それは偲びないから、一足先に登っておいて、上からみんなの悶絶の表情を激写する方が面白そうw
と言う事でマルコさんにそう告げて一人登り始める。




正面右に見えるとこがこれから登る氷ノ山。
中腹あたりに道らしきラインが見えますが、おそらくあれが開通したばかりの新道でしょう。

つーか、えっらい高いとこにあるなw
氷ノ山には過去一度だけ登った事がありまして、そうあれはKLEINをブルホーンにしたすぐの頃だったかな。
でもあれはとても登れたとは言えない。
何度も何度も足を付いて、最後の何百mは多分押して歩いたと思う。
要は「メタメタにやられました」って事なんですよねw

それ以来ここは避けてたというか、自分の中では最もキツい場所のままなんですよ。
でもこの半年間色んな坂を経験してきましたからね。
中には氷ノ山よりもキツい坂だって(多分)あったはずだ!
大丈夫!諦めなければきっと登れるはず!




新道は当たり前ながら舗装も綺麗で走りやすい。
でもそれなりの登りですからね。けっして楽なわけじゃーない。

さらに、新らしくなったのは茗荷谷橋の手前までなのね・・・




ほんと言えば、ここから先のウンザリするくらいの傾斜の道をゆるくしてくれた方が助かるんだけどw


うっすらと雪化粧した氷ノ山と、これ以上ないくらいの秋晴れの空に勇気づけられ
前回メタメタだったこの区間をなんとか登りきることが出来ました。

いやー、でもやっぱここはかなりキツーイ!


棚田ビューポイントから皆さんの登ってくるのを待つ。



辛くてもこんな景色が見えれば登った甲斐があるってもんです。

しばらく待ってみるが、流石にまだ登ってくる気配がない。
マルコさんの電話で、登り口まではまだまだ先だって言ってたし、少し休憩してから登り始めるだろうから考えてみれば当然でした。

身体が冷えてきたので名水まで登ってみる。
最後のこの区間もめちゃめちゃシンドいw




名物親父は今日はいなかったようです。

待ってた時間にお腹を冷やしたようなので、響きの森に入って軽量化w
すっきりして道路を覗いてみると、物凄い勢いで登ってく一台のロードバイクが!!


Dekiさんキタ━━━(゜∀゜)━━━!


続いてnakaoniさん、hayashiさんの順で登っていく。
腹筋が割れてる三人は流石でしたw


急いで道路に戻って後続の人を激写w

お初のLOOK586を駆るしばけいさん、initialTTさん、粉-Cさんの順番で更に登っていく。
日常の練習量がハンパないこの方達は流石に速いですねぇ。

続いては予想通りマルコさん、これまたお初のおそらくkumaさん、そしてクワトロNさんと無事ゴールされました。
イベントでもないのに続々とサイクリストが登ってくる。
いやー、いいですねこの光景。痺れました!
ゴール後は皆さん集結してしばし歓談。



この光景もいい!



aluminium & chromoly & titanium



マルコさんのTREK2.3、CASATI、粉-Cさんのパナチタンの材質三種そろい踏み。
しまった!カーボンも入って貰ってコンプリートすべきだったw

粉-Cさんのパナチタンには「パワークランク」なる物が付いてました。



見るからに只者らしからぬ佇まい。
iTTさんに説明して貰ったのですが、ほとんど理解出来ませんでしたw
でも確かな事は、そんな簡単に使える物じゃない、ましてこんなキツイコースを登るのに使っちゃいけない代物だと言う事w
それでもあの位置で登ってくるんだから驚愕でした。

しかしいいな~チタン。
憧れのフレームです。
もっともっと自転車を乗りこなせるようになったら、いつか絶対にチタンバイクのオーナーになりたい。



そして下りはみんなと一緒に旧道を下る。
デジイチしか持ってなかったので写真撮る余裕はありませんでしたw
九十九折を越えてなだらかになったら、マルコさんの後ろにピッタリくっついて楽させてもらうw
おかげでほとんど漕がなくても良かったですw
それでもいつもより全然速かったですからね。ありがとうございました!


ヤングの看板のとこで小休止。



先日の忘年会におられたU野さん、夏のビアガーデンでお会いしたマルヨン改さんとも会えました。

でもレーパンが似合う速そうな人達の中に、場違いなポタポタファッションに身を包んだ男が一人・・・w サーセンww

ここでひとまず解散。その後は各々の楽しみ方をって感じでした。
いいですね、こういう流れって。


短い時間でしたが、皆さんありがとうございました。
自転車の楽しい世界の新たな一面を覗かせてもらった気分です。
そして自分以外の視点で書かれたブログを読むのもまた楽しいですね。
是非ともまた!


基本的に一日の出来事は、なるべく一度のエントリーに纏めたいのですが、
沢山の人とご一緒すると書きたい事も沢山になりますねw
長くなりすぎるので、この後の出来事は後日後編という事で・・・




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ドM達の集い&紅葉ライトアップ

2012-11-25 | Bicycle ride
自転車(ロードバイク)で走ってる人って、

何故か坂道を悶絶して登る事に喜びを感じる人がほとんどで・・・

言うたら正真正銘の ドM ですよねw


周りから見れば「それって楽しいの?」ってのが当然で、おそらく皆さんそうやって言われた事が一度はあるでしょうw


そんな鳥取東部のマゾヒスト達が、ナイスガイ粉-Cさんの掛け声の元、20名も集結して忘年会が開かれました。





・・・・・・





すいません、写真一枚も撮ってませんwww


お前の趣味はなんなんだよ!と小一時間問い詰められそうですが、
お酒飲む時にカメラ持ってくと邪魔になるんですよ・・・(言い訳)


ともかく、夏のビアガーデンでお会いした方々をはじめ、
ブログで仲良くさせてもらってる どりもぐさん&マルコさん にもようやくお会い出来ましたし、
sawadakeさんのとこによく出てらっしゃるnakaoniさん、お会いしてみたかった実業団選手のDEKIさんや
他にも初顔合わせの方も沢山おられて、普段出来ない自転車談義に花を咲かせてすこぶる楽しかったです。

色んな方のブログでしょっちゅう見てる方達なので、初対面でも全く初めて会った気がしないですね。
nakaoniさんなんか特にw

でもブログ上だけでは、やはり勝手なイメージを作り上げてしまっていて、
実際にお話してみると、年齢やらお仕事やら全然思ってたのと違っていて、そんなのを知れたのも凄く良かったです。


二次会はinitialTTさん、粉-Cさん、どりもぐさん、マルコさんと自分の5人でBar ロコトで更にアルコール注入して、
その後はお腹も減ってないのに、どりもぐさんとマルコさんとラーメン食べて帰るという自転車乗りらしくなさすぎな夜でしたw
DEKIさんはお酒も食事も一切手を付けてなかったというのに・・・w


全員とお話出来なかったのが残念ですが、こんな場を規格してくれた粉-Cさんありがとうございました&お疲れ様でした。
次回も幹事長は是非とも粉さんでw




一夜明けて、翌日はバリバリの仕事。
二日酔いは大丈夫でしたが、締めのラーメンで胃もたれ酷かったですw


大山を走った日から三週間近く全く自転車に乗ってなかったんですが、
皆さんと話したらどうしても乗りたくなって、天気が良かったので仕事を終えたらちょいと出掛けてみました。



池田墓所



前日からライトアップをやってるみたいだったので、見たりない今シーズンの紅葉を求めて。











夜の紅葉ってのもいいもんですな^^
でも見頃はもう少し先でしょうか?



ええ感じにライトが当たってたこの紅葉



これが赤く染まるまでは楽しめそうです。











紅葉も綺麗でしたが、ライトを浴びる苔がキラキラと光って綺麗だったな~




なかなか写真撮ってブログにアップする事は出来てないですが、予想通り今年の紅葉は綺麗ですね。
通勤時や仕事の移動時で見えるあちこちで色づいた木々はホント綺麗で、それだけで楽しくなります。
しかも今年は例年よりも長く楽しめそうなので、残されたもう少しの期間出来るだけ楽しんでやろうと思います。



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iphone5

2012-11-17 | Diary


勢いで注文してから約1ヶ月。


1ヶ月も経てば当初の物欲もすっかり消え失せ、
正直どうでもよくなってたところでしたが、入荷の連絡があったので先日受け取りに行ってきました。

どうでもいいのになんで買うんだ?って話ですが、
実は今まで、auのガラケーとソフトバンクのiPhoneの2台持ちだったんですよね。
仕事で色んな場所に行かなきゃならないので、ソフトバンクの狭いエリアだけだとちょっと困る。
でもiPhone使いたいし・・・
という理由から仕方なく2台体制をとってた訳ですが(でもこれはこれで便利な事も多かった)
ちょうど今が、解約してもお金が掛からない月のあたるという事だったので、
auのiPhone5の一台にまとめる事にしたんですよ。




まあ、良くも悪くもだいたい予想通り。

新型だけあって基本的により快適に使えるようになってますが、
でも自転車乗りにとって一番大事とも言えるmapアプリの、想像を絶するクソっぷりには驚きました。
ま、足りない物はそれに対応したアプリを入れれば補えるのがスマホのいいとこなので、特に問題はないですけどね。





iphoneカメラで撮影



近頃の携帯は綺麗に写りますね~

写真撮るのが趣味なのに、出掛ける時はほぼ100%持ってるiphoneで写真を撮る事ってほとんど無いです。
理由は、思ったように撮れなくてちっとも楽しくないから。





 

でも、ベロベロに酔っ払ってる時に適当に撮ってもそれなりに美味しそうに見えるぞw


上手く活用できれば自転車の時の荷物減らせるのにな・・・
とも思うけど、帰って写真見た時に120%後悔するのが目に見えてるので、
やっぱ重くてもフル装備で頑張ろう。





寒いし天気悪いし、やたら忙しいしで全然自転車乗れまへん。

大山だけしか紅葉を楽しめなかった、なんて悲しい結果になりそうな今年の秋が過ぎて行きます・・・



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CASATIに囲まれた日

2012-11-08 | Bicycle other


凄い事が起こりました。

愛車CASATIの後ろに立っている白人の方・・・

なんとCASATI三代目当主 マッシモ・カザーティ氏 と ラウラ夫人です!



けして合成写真ではありません(笑)



きっかけは今年の6月に、岡山に訪れたついでにヒラガサイクルさんにお邪魔した事でした。
(その時の記事がこちら

ヒラガサイクルさんのお客様がたまたまこの記事を見つけてくれて、
店主がわざわざコメント&メールを送ってくれたんですね。

サイクルモードの為に来日するマッシモ氏が翌日には当店に来られるので、自転車持ってこられませんかと。

その文面を見た時は本当にビックリしました。


段々と分かってきたとはいえ、まだまだ謎が多い自分のフレーム。
頑張って調べていってもなかなか答えにたどり着けない。
マッシモ氏にお会いできれば、その謎が解けるんじゃないか?
というか、そうでもしないとずっと分からないかもしれない。

そう思ったら行かずにはいられないでしょう。仕事なんかほっといてw


あいにくの天気と渋滞に巻き込まれ、予定時間より少し遅れてしまいましたが、
マッシモ氏はまだ見えられてないようで一安心。


お店に入ると新たなCASATIフレームが置いてありました。


Campionnissimo

CASATIスチールフレームの最上級モデルです!
実物を初めてみましたが、もうこれ芸術品ですね。


しっとりと深みのある美しい塗装と凝った造形のラグ





ロゴ部の金色の縁取り、これ凄く手間がかかるみたいですよ。
オリジナルデザインとは少し変えてあって、そんなのが出来るのもハンドメイドならではですね。

見てるだけでヨダレが出そうなこのフレーム、ヒラガサイクル店長さんの物で、二日前に届いたばかりのホヤホヤだそうです。



自分の他にCASATIオーナーさんが一人おられまして、その方は53×11とVINCIの2台所有されてて持ち込まれてました。羨ましい!



これは 53×11 カンパ レコード組  カッコイイ!


それぞれの自転車を眺めながらあーだこーだ言い合ってると、ついにマッシモ氏が到着!

ciao!と笑顔で入ってこられましたw
さすがイタリア人、とっても陽気ですw


ラウラ夫人が自分のバイクを見てすぐに「これ私の父が塗装してるね!」と言われると、
続いてマッシモ氏が「ああ、この頃のは親父が作ったのだ」と言われます!
あんなに苦労して調べてたのに、一瞬で正体が分かりましたw




お二人が手にしてるのは、ANAの機内誌「翼の王国」
約二年前の物で、イタリアのcicli(工房)の特集記事が掲載されており、CASATIが一番最初に紹介されてます。
写真に写ってる自転車はCASATI創立70周年を記念して作成された特別モデル。
この緑色と黒の塗装、自分のと同じ色なんですね!
一部しか写ってないので断言は出来ないのですが、デザインは違うといえ、緑と黒の配色が同じ兄弟のようなフレームです。
それだけで嬉しくなってくる!


製造年は20年くらい前だと即答されましたので、ブログのコメントで頂いた93~94年というので間違いないようです。
先代のジャンニ氏が制作し、ラウラ夫人のお父様が塗装を手掛けた正真正銘の本物(当たり前かw)

ラウラ父は現在もCASATIの塗装を手掛ける塗装職人ですが、ただの塗装職人ではありません!
なんと2009年のダンスチャンピオン!
(2013年ニューモデルも踊りながら塗ったとか塗らなかったとか…w)
↓↓のブログにその証拠が書かれてます。
http://love.ap.teacup.com/steelbikes/223.html
前日、前々日の記事もCASATIについて書いてありますが、これかなり興味深い記事ですよ。
CASATIがほんとに家族で作ってるというのがよくわかります。
他にもイタリアの他メーカーの塗装もCASATIがやってるなんて衝撃情報が載ってたり・・・w


そして気になってたモデル名についても、これはMONZAであってますか?と聞いてみました。
マッシモ氏曰く、「この頃はモデル名とか無いんだ(無いのが多い?)
だから「CASATIのバイク」それがモデル名だよ」と。
これも驚きでした。

そして、これを聞いてある仮説が浮かびました。
CASATIはトップチューブにモデル名が入ってる事が多い(というかそれが一般的)のですが、
比較的新しいMONZAにはそう書いてあるのもありますが、
ある程度古いモデルになると、MONZAと書いてあるのが見られないんですよね。
初代のピエトロ・カザーティの時代から、CASATIのマークにはMONZAと入ってます。
それはあくまで「MONZAにあるCASATI」という意味でそう記されてるんですよね。
で、マッシモ氏の言われた事と当てはめて考えてみると、
もしかしたら本当はMONZAというモデルは当時は存在しなくて、CASATI MONZAと書いてあるのを見て勝手にそう呼んでたんじゃないかと。
で、後に正式にMONZAというモデルが誕生したと。

勝手にそう思ってるだけなので間違ってるかもしれませんけど(笑)


他にもCASATIの工房はフェラーリの工場のすぐ近くだとか色々聞けたんですけど、全部を書くと長くなりすぎるのでこの辺でやめておきますw


色々質問して話した後は、マッシモ氏に直接サイジングしてもらいました。



けしてやっつけ仕事ではなく、細かい事も色々話しながら進めていきます。



マッシモ氏の右におられるのは叔父のエリッツォさん。
この方はひときわ陽気で、ずーっと機関銃のように喋ってましたw
通訳は一人しかいなかったので、当然全員の会話を訳せるわけもなく、翻訳本を見ながら会話してもほとんど通じませんw
でもなんかお互いに自然と笑いが込み上げてくるんですよね。
言葉は通じなくてもすごく楽しかったです。


そしてみんなでサイン攻め
勿論自分も沢山して頂きました。



ジャージとNEWカタログに、そしてサイン入りCASATIボトルも頂いてしまいました!
このボトルは、ヒラガサイクルさんが自分達の為にわざわざ用意してくれたんですよ。

本当に感激です!


そしてそして、愛機にもサインしてもらっちゃいました!



特別仕様になったみたいでカッコイイ!!



さらにさらに・・・





マッシモ氏がまたがってくれて!!







走る!!wwwww

流石に似合うな~



最後は全員で記念撮影。


と終始大盛り上りで楽しい時間でした。



ヒラガサイクルさん、本当にありがとうございました。
お店でバイクを購入したお客でもないのに、しかもただ1回お店にお邪魔して話ただけのそんな自分に
わざわざ声を掛けていただいて、あんなに色々お世話になった上にボトルまでいただいてしまって・・・

おかげで本当に忘れられない一生の思い出が出来ました!
自分のCASATIの知らなかった事もようやく知る事が出来たし、ますますCASATIファンになりました!

こんな機会を設けて頂いた事、心から感謝申し上げます。

Campionnissimoも楽しみですね!





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