ひなたぼっこ

「まだ見ぬ素晴らしい景色」を求めて自転車で。

砥峰高原 バイク&ハイク

2012-10-22 | Bicycle ride
気付けば、はや10月も後半ですよ。
朝晩の冷え込みが日に日に本格的になってきて、もう夏の空気はほとんど感じる事がなくなった。
ついこの前まで汗ダクで仕事してたのにね。

自転車にはとてもいい季節になりました。
更にこれから楽しみなのは 紅葉!

でもさすがにまだ早いかな。
ネットで見ると、付近では氷ノ山が見頃となってますが、おそらくこれは山頂まで登山しないと体験出来ないだろう。

でもせっかくだから秋らしい景色が見たい。

う~ん、どうすっかなぁ…


と思って車を走らせました。
戸倉峠を越えてみる。
色付き始め…とは言えなくもないが、やはりまだ紅葉には早い。

戸倉峠を降り切って、宍粟市一宮町の辺りに適当に車をデポし、自転車に乗り換えて走り出す。

国道29号線から折れて、6号線を北上。



天気すこぶる良し!
すく横に流れる揖保川の澄みまくった綺麗な水の流れに癒されながら進む。

ダラダラと微妙な登りを走って、ここで右に折れる。



ここからは福知渓谷に沿って登って行くんですね。


予想通り紅葉にはまだ早いですが、なかなかよい景観。





紅葉(もみじ)の木が多いので、鮮やかに色づいたらさぞ綺麗でしょう。


途中こんな看板を見つけて「おっ♪」となる。



なかなか素敵な取り組みをやっておられるじゃないですか♪
でもどうせなら、もう少し後の紅葉が綺麗になってからやった方がいいのに・・・
と思いましたが、今年は例年よりも色付きが遅いみたいなので、ちょっと予想外だったって事でしょうか。

程なく、40台程のMTBの集団が下ってきたので、止まって挨拶しながら待つ。
ここは道が狭くて見通し悪いから危ないんですよ。
ほとんどが同じ色のGAINTのMTBだったのでレンタルで用意されてるのかな。
という事は、誰でも手ぶらで参加できますね。面白そう。




渓谷の水の囁やきを聴きながら、のんびりと・・・

てな訳にも案外いかないんです。
道は狭い+見通し悪い+舗装荒れてる+坂もキツい!の四重苦の上、たまに車の通行もあったりと結構険しい。
サイコン読みで14%なんて区間もありましてね、
そのくらいの傾斜だと必殺ジグザグ走行を使って登りたいとこですが、道幅が狭いのでそれも使えずキツかったです。




この日一番の激坂区間を登りきった場所。
明暗が強すぎて上手く写らなかったので、HDRを使って一枚。


災害復旧工事?が行われてたので、道路に砂利が散乱してるとこが多く走りにくいな~と思ってたんですが、
よく見ると・・・



砂利が散乱じゃなくて完全なダートやないかい!w

細かい粒で固く締まったダートだったので、走るには問題なかったですが、パンクには注意が必要です。
でもこの日は、重くて明らかに乗り心地悪いけど、ちょっとやそっとではパンクしそうにない厚手のブチルチューブなので安心でした。




舗装区間とダート区間が交互に続き、お世辞にも走りやすいとは言えない。
物好きな人以外は、ロードバイクでこの道を通るのはオススメしません。

でも・・・

そういうのを差し引いても雰囲気がすごくいい!



癒されるな~


こんな狭くて曲がりくねった道を進んでると、前方が次第に明るくなってくる。


そして・・・







突然辺りが開けて、広大な高原が視界いっぱいに広がる!

そうです、秋らしい景色を見たくて、ススキが有名なこの砥峰高原を目指してやってきたのですよ。


砥峰高原

雪彦峰山県立自然公園に属する、標高800~900mに位置する面積約90ヘクタールの草原。
緩やかな起伏が連続する周氷河地形の一種の化石周氷河斜面と呼ばれる地形で、
秋は草原一面が銀色の絨毯となる日本有数のススキの大群生地である。



以前は茅葺屋根材の茅の伐採地であり、その環境を維持する為に毎年雪解けの時期に山焼きが行われていて、
それによってススキの大草原が出現することとなったみたいです。
今ではもう茅を取る事はなくなったんですが、ススキの大草原を維持する為に毎年4月に山焼きが行われていて、
かなりの大迫力みたいで、実際に現地で見れるみたいですよ。
是非見てみたいですね。

この日はやたら人が多いし、なんか賑やかいなと思ってたんですが、
偶然にも「ススキ祭り」というのが行われていました。



村上春樹原作の映画「ノルウェイの森」、現在放映中の大河ドラマ「平清盛」の撮影もここで行われたようです。
どっちも主演は松山ケンイチで、わりと好きな俳優さんなんですが、どちらもまだ見てないw


自転車をロックして、ここから高原の中のハイキングコースを歩きます。





本当に銀色の絨毯のようなススキがとっても見事!
高そうなカメラを持った人が数え切れないくらいおられました。


一周約3kmのハイキングコース



SPDシューズならこんな場所も問題なく歩けるんですよね。





素晴らしい! これは来て良かったー!




毎年この時期になるといたるところにススキが咲いてるので写真を撮ってみるんですが
ススキは苦手…というか、いいなと思える写真が撮れた試しが無い。
でもこんだけ咲いてれば何枚かは撮れるだろw と思って…



撮ってはみたものの…





う~ん… ノーコメントで(笑)

でも現地で見えたのは素晴らしかったです!w




実は、今回は宍粟市一宮からこの砥峰高原に登ってきたわけですが、
反対側の長谷という方から登った方が道が広くて舗装もきれいみたいです。
なのでもしロードバイクでここを目指す方がおられるなら、そっちのルートを選んだ方がいいでしょう。

でも、あの細くて暗い悪路を頑張って走り切って、そして視界が突然開けた瞬間に広大なこの高原が視界いっぱいに広がる…

出来る事なら、是非ともその感動を味わって欲しいと思いますです。
道中には福知渓谷もありますしね。

来月の中旬くらいの辺りが一面紅葉の時はもっと素晴らしいかもしれません。


バイク&ハイク IN 砥峰高原

いい休日でした♪




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サイコン

2012-10-19 | Bicycle Parts&Maintenance
サイクルコンピュータ



ロードバイクでこれ付けてない人の方が珍しいんじゃないですかね?

速度、距離は当然の事、ケイデンスや心拍計なんかもついてトレーニングを効率的に、
そしてはたまたナビ機能まで有したものもあり・・・

てまあ、自分よりも他の方の方が全然詳しくて活用されてるので、
少ない知識でサイコンについて自分がどうこうってのは意味がないと思います。

ただ、そんな自分にも明らかに言えるのは、サイコンは自転車を楽しくするってのもあるって事。


初めてスポーツバイクに乗った時にこんなスピードが出るんだ!とかこんな距離が走れるんだ!って感動から始まって、
最高距離を更新した時、最高速度を記録した時、Aveが上がった時、タイムが縮まった時などなど。

楽しいですよね。

使った事ないですが、ケイデンスや心拍計なども同じ事が言えるんでしょう。



最初のクロスバイクにも、KLEINにも当然サイコンが付いてます。
(速度と距離が分かる最低限のですけど)


CASATIを組む時も当然の如くそのつもりだって、
せっかくロードバイクになるんだから、今度は最低でもケイデンスが測れるのにしようと考えてました。




でも実際にCASATIが出来上がった姿を見たら気が変わった。



シンプルなスレッドステムの姿を見て、ハンドル周りには出来るだけスッキリとシンプルにしたいと思いました。
バーテープも上巻き(ステム側から巻く)して、止めテープを無くしたのもそれが理由です。
そしてサイコンさえも付けたくないとも思いました。
ま、サイコンはまだどれにするか決めれてなかったてのが大きいんですけど・・・w


ただ、無いと便利悪いだろな~と思って乗ってみたところ、
これが全く困らない(笑)

考えてみれば、自分はトレーニングというのに縁がなく、速く走ろうという気も特にない。
色んな場所に出掛けて、自転車の目線でそれらを見て、そして写真に残してまたそれを見て楽しめればいい。
というか、その為に自転車乗ってる。
だから別にミニベロでもクロスバイクでもいいんだけど、ロードに乗ってるのは
クロモリロードのスタイルが好きだし、遠くに行っても山を登ってもロードの方が楽だからw

だから今日は何kmの距離を走ったかよりも、どこに行けて何が見えたのか、
時速何km出たとかAve何km/hだとかよりも、道中で何を見れて、どんな写真が残せたかってのの方が大事

そう気付いたらサイコンが無くても全然困りませんでした。

だいたい、気になったら急ブレーキかけてでも、引き返してでも見に行って写真撮ったりするのに、Aveなんか気にしても意味がないw
今日はどのくらい走ったかってのもルートラボって便利な物があるおかげで、後でほぼ知る事が出来る。

で、書いてて思ったけど、自分の自転車の楽しみ方は登山と共通するものがある。
同じ景色を見るのでも、自分の足で苦労して登って見えた方が何倍も満足感が高いし
ただのオニギリでも頂上で食べたら何倍も美味い。
自転車で坂道を登るのはしんどいから好きじゃないけど、上のようなのを感じたいから頑張って登るし、それが結構楽しい。
ま、自転車を始めるきっかけは富士登山をした経験からなので、当然といえば当然なのかもしれないですね。


だからあくまで自分の場合は、これからもサイコンが無くても別に問題無いし、速度や距離なんて正直どうでもいい。


ただ、最近「積算距離」だけは分かった方がいいなと思うようになってきました。
年間どれくらい走ったのかくらいは知りたいし、タイヤやブレーキがどれくらい持つのかも分かった方が便利だ。
サイコン無くても、毎日ルートラボで走った距離を算出し、それを表にしてけば大体の値は出せるけど
そんなにマメじゃないから自分にはとても無理w


じゃあそろそろサイコンでも付けてみるかって事になったんだけど、やはり決定力不足でこれがなかなか決まらない(笑)

今はこうでも、もしかしたらこの先トレーニングに興味が出てくるかもしれないと考えたら高機能のを買った方が無駄が無い。
そう思うとGarmin Edge500の機能とコストパフォーマンスが素晴らしい。
特にいいなと思う機能が、高度と勾配が分かる点。
林道を走る事が多いので、それが分かったらもっと楽しそう。

でもGarminはちょっとデカい!
あの大きさはクロモリには似合わんです(あくまで自分の主観です)


てな訳で、なるべく小さくて&高度と勾配が分かるサイコンに絞って探してみました。

結果いくつか候補が見つかりましたが、価格と入手性でこれを選びました。

CATEYE CC-AT200W アドベンチャー




海抜高度 / 登坂高度 / 累積高度や傾斜 / 気温などがわかる高度計測モデル
なかなか面白い。(しかし言語ごとのこの説明書の束はどうにかならんものかw)
その代わりケイデンスも心拍計も付いてなくて、追加も出来ない。
コストパフォーマンスはけして良くないですね。
同じCATEYEで言えば、V3nのTR210DWと値段が同じなので、そっちを買った方が絶対いいでしょう。

でも機能としては自分には全く問題ないどころか、余計なのがない分理想的。
ボディも小さいですしね。





何も無いのが理想だけど、このくらいならなんとか耐えれる
というかちょっと神経質すぎ?w
サイコンが付いてるかどうかなんて誰も気にして見てくれないですよねw


今までサイコンを付けなかった理由の一つに、このセンサーが気に入らないというのがありました。



美しいメッキフォークにはこんなのはない方が良い。
だからそれも気にしすぎだってねw

でも一応、自転車の顔である右側から撮影する事が多いので、センサーは左側にしてささやかな抵抗を・・・w
というか是非とも本体&センサーがオールシルバーのモデルを出して下さいよCATEYEさん。
そしたらすぐにでも買い換えるよ。


これからのエントリーで嬉しそうに「ここは〇〇%の激坂です!」って書きまくるでしょうw
そして速度の低さとAveの低さを目の当たりにして打ち拉がれる・・・そんな予感でいっぱいな今日この頃・・・




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初の緑資源 そしてまた奴が・・・

2012-10-16 | Bicycle ride


ここのとこ珍しくお空の機嫌がよろしい。
この日の予報も完全な晴れマーク。
雨の心配がないってのはええもんですな(^_^;)


河原、智頭方面に向かう時はいつも因幡自転車道


特に面白い景色があるわけじゃないし、けして道も綺麗とはいえないけど、やっぱ車が通らないのはストレスフリー。
でもなんか普通に曇ってるんですけど…w



河原町から三滝渓方面に向かってダラダラ走り、ようやくやってきました緑資源道路入口。



いきなり…急坂…ですねぇ…汗

ていうか、ここまで来るのに既にもう結構疲れちゃってるんだけど・・・w
ま、がんばって行ってみますか!





キ・・・キツイ(;´Д`)
けっこうな勾配ですね・・・
ここはsawadakeさん達ShoLow'sのホームコースとも言える場所だと思います。
こんなとこでしょっちゅうタイムトライアルしてるんですよね・・・あの人達。
自分とは違う人種に思えてきちゃいますよw


しばらく登ってると・・・



通行止・・・だと?
そういえば全然気にしなかったけど、入口にもそんな看板があったな。

ん~sawadakeさんブログでもそんな事を書いてあった記憶がないんだけど・・・

ま、4.5km先と書いてあるし、ダメなら引き返せばいいやと進んでみる。



そして少し進むと有名な大かずらの木がありました。



実際に見たのはかなりの存在感がありましたが、写真で見るとなんかイマイチですねorz




御神木というんでしょうか?
これ切ったら間違いなくとんでもない災難が訪れるでしょうw
存在感というか威圧感みたいなのがバンバン伝わってきてました。



ほんとに結構な勾配が続いていて、こんな調子でずっと登るのかとゲッソリしてましたが、
大カヅラを越えて少しすると、勾配は多少優しくなって一安心。



なかなか良い道です♪
と気分良く走ってましたが・・・






出た出た、また出ちゃったよパンクorz
タイヤ替えたばかりなのに・・・(;´Д`)


バラして見てみると、2ミリくらいの尖った石がタイヤにめり込んで裏側にちょびっとだけ突き出してました。
デリケートなR’Airがそれに耐えれるわけもなく・・・


「今後絶対にR'Airは使わない!」と心に誓った瞬間でした。

チューブ交換は手馴れたもんなんで、サクサクっと作業を終えたんですが、
空気入れの調子が悪く、途中から空気が入らない(ToT)
とりあえずは問題ないくらいに入ったけど、なんだかちょっと不安・・・





あれ~、やっぱり通れないのかしら・・・

でも工事期間は来月末までと書いてある。
という事は、崩落してても埋め立てくらいは終わってるはずだから、その場所は担いで行けば通れるんじゃね?

てな訳で特攻w


結果、自転車だと全然問題なかったです。
(でも通行止なのは事実なので、もし行かれる人は完全に自己責任で!)





いい道ですね~



標高もぐんぐん登ってきて時折見える景色が良くなってくる。



北アルプスなんかの眼前にドドーンと迫る大迫力の山々は確かに素晴らしい。
でも我が鳥取から見える、そんなに高くない山が幾重にも連なって、まるで水墨画みたいに見えるこんな景色もすごく好きなんだよな~





道中に三箇所のトンネルを越える。
どれも照明が全くなくて暗い、そしてやたらヒンヤリするというか寒い。

特に二本目のトンネルは一番長かったからなのか、一段とヒンヤリ度が増す。
なにか特別な物のせい・・・とは考えたくないけど、あまり一人では通りたくないなと思いました(汗



この辺りは冬季完全通行止になるくらいの豪雪地帯。
除雪作業と雪の重みで、ガードレールは見るも無残な姿となっております。



現代アート作品みたいw


ここをもう一回登れと言われても、ちょっと躊躇してしまうくらいキツイです。



でも紅葉のベストシーズンに来たらさぞ綺麗だろうな。
その為だったらまた頑張って登ってみようという気になっちゃいます。



「高山名水」と書かれた大地の恵みをボトルにいただく。




ここを越えて少し登ればようやく頂上。
ダルガ峰を思えば全然楽だと思いますが、ここは結構長いと感じました。
ただ道路の所々にクラックが入ってて、また積雪時に崩落して通れなくなる可能性もありそうです。
是非雪が降る前にもう一度来たいですね。


さ、このまま走って三朝まで抜けます。

林道の下りをビュンビュンと快調に駆け下りていきます。
(リアタイヤの空気が少ないのもすっかり忘れて走ってましたw)


そして間もなく紅葉の名所「小鹿渓」の辺りに入るとこれまた雰囲気いい。






まだ時期は早いですが、まさに紅葉を堪能できるルートですね。




渓谷を抜けると見事な秋桜が





秋桜は今が見頃ですね。


どれも綺麗ですが、たまにある花びらが二色のが綺麗でいいですね~






バシバシと写真を撮りまくってしまいました。




そのまま三朝温泉まで行ってみますが、人も多かったし、あまり琴線に触れるのが無かったのでぐるっと廻って再び戻る。


帰りは佐谷峠を越えて帰る事にします。



張り切って突っ込んでみましたが、すぐに後悔するw
貧脚の自分には緑資源を越えた時点で足は売り切れちゃったようですorz

やっぱ平坦な9号線を通って帰れば良かった・・・
でも今更だし、なんとか登っていく。

4km程登って三徳山三仏寺 投入堂を記念に一枚。



コンデジのデジタルズームって超便利w



さ、あと5kmくらい登れば峠の頂上だ。
なんとか暗くなるまでにはここを抜けれそうだから頑張って登ろう!





・・がっ!






突然自転車が進まなくなる!



????




よく見るとなんとフロントがパンクしてる!!!


マジかよ・・・と泣きそうになりながら急いで修理しようとよく見てみると・・・




痛恨のサイドカット!!( ̄□ ̄;)

いつの間に・・・


どうしよう?どうしよう?!

千円札を使って応急処置っての聞いた事あるからそうするか!?


でもそんな状態で佐谷峠の下りを走って、さらに自宅まで30km走れるだろうか・・・





心が折れる音が聞こえた・・・orz


諦めて迎えを呼ぶ。電話つながって良かった・・・


すぐに向かってくれるって言ってたけど、おそらくここまで一時間近くかかるだろう。
ただ待ってるのも悪いので、出来るだけ押して歩く事にする。


全然進まないw

激坂を登ってる時に「歩いた方が楽なんじゃ?」と思ってたけど、やっぱ歩いた方がシンドいですw
自転車の偉大さに改めて気づかされましたw


暗くなる前に峠を越えれるという期待は全開で裏切られ、どんどん暗くなってくる道を一人とぼとぼと押し歩く。




しまいにはこんな暗さに。
ミュージックプレイヤーを持ってなければおそらく孤独死してたでしょうw


一時間くらい歩いてようやく迎えの車と合流。
遭難から生還した気分でした(笑)

なんとか無事に帰れて良かった~





家まで帰ってくれば約100kmのコースだったけど、70km弱で痛恨のリタイア。
最後約7kmは徒歩w

自転車と歩くのでは使う筋肉が違うんでしょうね。
翌日になっても膝から下の筋肉が前も後ろもパンパンで痛いっすw




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大山はまなすサイクリング

2012-10-08 | Bicycle ride
以前サドルの件でお世話になったinitialTTさんから、大山はまなすサイクリングというイベントに誘ってもらいました。

中山町の温泉から大山に向かって一息坂という坂を登ってぐるっと周る、30kmちょっとのゆるーいイベント。
サイクリング後には焼肉も食べれて、更に温泉入浴券と、景品数豊富なお楽しみ抽選会のセットで
参加料なんとたったの3000円!

コストパフォーマンス高すぎw


朝、家を出発した時は雨がパラパラと・・・
目的地への道中も雨が降った痕があるけど、天気は回復する予報なので大丈夫でしょう!


中山町に到着して、initialTTさんにご挨拶。
さ、準備しましょうか♪なんて言ってるうちにまたポツポツと雨が・・・


そして程なく豪雨w



でもそのうち雨もあがって、予報通りどんどん天気は良くなっていく。
開会式を終えた頃には道路もほぼ乾いて、走るには問題ないどころか涼しくていい感じに♪


参加人数は130人くらいって言ってたかな?

いよいよスタート。



どうせ抜かれまくるので、割と前の方からスタートして、行けるとこまでTTさんについて行ってみることに。

最初は小さなアップダウンの連続。
みんなけっこう速い・・・汗
でもこのくらいならなんとかついていけるぞっと。




左前に見えるTTさん。この日は小径車のジャイアン イディウム号。

身体が温もってきたあたりで、TTさん走りながらウィンドウブレイクベストをさっと脱ぎ、鮮やかに背面ポケットに仕舞う。
高ケイデンスで回しながら、両手離しでも全く自転車がブレないその姿に惚れましたww


登り坂に入ってくるとみんなのペースが落ちてくる。
走り慣れてる皆さんはベストなパフォーマンスを発揮する術を熟知されているので最初は抑えるんでしょうね。

そんなのは全く無知な自分(笑)
元気なうちは元気よく走る!がモットーなので、生意気にも更に前の方に行ってみる。
なんか楽しいぞ♪







まあ、予定通りすぐに失速・・・(笑)

さっきパスしたTTさん達にもあっさり抜かれw程なく姿が見えなくなっちゃったよ~



ここからはずっとほぼ一人旅でした。
登りは延々と続いてキツイですが、走った事ない道で新鮮なので景色を堪能しながら走る。
あそこで写真撮ったらいいねとか考えながら走ってると楽しい楽しい♪




が・・・








再び突然の豪雨ですよorz

こりゃイカンと思い、木の下に入って避難しますが、横殴りの雨で濡れまくり。全然雨宿りできてないww
しょうがないので雨宿り出来る場所を求めてまた登ってると、納屋に避難してる方を見つけたので自分もIN。



走ってる人もいましたが、自分はとてもじゃないけどそんな気になりまへん(´・ω・`)
バックポケットに入れたG10とiPhoneはずぶ濡れ・・・ もう絶対壊れたと思ってた(´Д`)

一向にやまない雨に呆然としてると、そのうち登ってくる人も全然見当たらなくなってしまった。
もしかしてみんなリタイヤ? それとも雨宿り中? 
ひょっとするともう全員通り過ぎてたりして・・・汗


かなり長い間ここで避難してたように思いますが、これが後に思わぬ結果をもたらすことに・・・


少し雨足が弱まってきた頃にようやくちらほらと人が登ってきたので、自分も再び走り出す。


さ・・寒い(ToT)


びしょ濡れで寒くて堪らないので、とにかく出来るだけくるくる廻して登っていく。
一息坂を登りきる頃にはようやく寒さを感じなくなってきた。

ここからは下りなので快調に・・・とはいかず、
ヘビーウェットでブレーキは全然効かないので必然的にスピードがアップ、
そして雨粒の大きな雨が顔面にぶつかってやたら痛いw ちょっとした拷問です(笑)

でもここまでくるともう開き直って雨の中ガンガン踏んでやった。
抑えて下ってる人を何人もパスしながら、コーナーの度に怖い思いをしながらひた走るw
こんなに長い時間ひたすら漕いだ経験はないと断言出来るくらい走りました。

チェックポイントで中山町役場勤務の友達にデジカメとスマホを託し、木の根まんじゅうを口に入れると同時にまた走る。
ずっと一人旅だったので、途中何度も道あってるのかな?と不安になりながらも、なんとか無事にゴール。


いやー、いくら雨降るって言ってもちょっと降りすぎでしょうw
雨の中走った経験はありますが、流石にここまでのは経験なかったです。


温泉の入浴券ももらいましたが、水に弱いクロモリ乗りとしてはずぶ濡れの自転車が気が気でない・・・
温泉用に頂いたタオルは、フレームを拭き上げるウエスとなってもらう事にしました。




さ、お待ちかねの焼肉タイム。



TTさんが言っておられたように、本当にいいお肉でとても美味しかったです。
ボリュームも本当にちょうどいい絶妙な量でした。
更に、TTさんがさりげなくノンアルコールビールを用意してくれてたり。
段取りの良さと、人柄の良さが現れてますね。

実は今までノンアルコールビールって飲んだ事なかったんですよ。
「酔わないビールなんて興味がねえ!」と思ってたんですが、意外や意外・・・普通に美味しかったです。
サイクリング後には全然ありですね。


食事しながらお楽しみ抽選会でワイワイとやる。

自分はカスみたいなのしか当たりませんでしたが、実質三等クラスの「白ネギひと箱」が当たってご満悦のTTさんw



プライバシーに配慮して目線を入れましたが、なんだか犯罪者チックになってしまってすいませんw



抽選会も終わり、お腹も満たされたのでそろそろ撤収しましょうか。
そんな会話をしてた時に最後の景品の案内が。


はまなすサイクリングでは認定タイムをいうのが設けてあるらしく、
自分らが走ったAコースは1時間45分がそのタイムらしい。
それにゴールタイムが一番近い人に景品が送られるみたいです。

30kmちょっとなので、ロードバイクで走ったら普通そんなに時間掛からないですよね。
だからこれはシティサイクルや子供の為に用意されてるんだと思います。

なんで自分達には関係のない事だと思ってたんですが・・・


よーく考えたら、今回けっこうな時間雨宿りしてたんですよね。
「ぐりおさんもしかしたら・・・」なんて言われるTTさんにも、まさか~(笑)なんて言ってましたが・・・



1時間45分11秒の絶妙タイムで、私ぐりおが見事ゲットいたしましたwww



その景品はというと・・・




木!www


小さい頃はくじ運が全然無かったんですが、大人(おっさん?)になってから景品なんかが割と当たるようになりました。
この日ももしかしたら何か大きなのが当たるんじゃないかと内心思ってたんですが、
まさかまるごと一本の木が当たるとは・・・(笑)



これを会場近くに植えますw

     



そして更にこんな感じで



名前が入る!w  マwwジwwかwwww


係りの人に「これなんて木ですか?」って聞いたら「分かんないw 詳しい人が帰っちゃったww」って・・・(笑)
いくらゆるーいイベントだって言っても・・・中山町ユルすぎでしょう(笑)



誘っていただいたinitialTTさんありがとうございました。
雨で散々な目にあいましたが、なんだかんだと思い出深い一日となりましたw
おかげで楽しかったです。
是非また来年もご一緒しましょう!w




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Sand Art

2012-10-02 | Diary


鳥取には砂の美術館ってのがあるの知ってますか?


鳥取と聞いてまず思い浮かべるのは、おそらく「砂丘」だと思われますが、
そんなわけで、世界の一流の砂像彫刻家を招いて、砂丘の砂で砂像を作ってもらおうという
(厳密には砂丘の横の海岸の砂です。砂丘の砂は持ち出し禁止です)
砂の美術館(砂像フェスティバル)ってのを何年か前からやってるのです。

もう5年目くらいになるかな?
最初は完全な屋外の広場から初めまして、夏のワンシーズンだけだったのですが、
バカでかいテントを建ててその中で、そして遂に専用の美術館という箱物がいよいよ今年オープンしました。

ちなみに砂像のフェスティバルみたいなのは世界中で行われてて、思ったよりもずっと盛んみたいなのですが、
砂像専門の美術館というのは世界広しといえどもここだけみたいですよ。

4月にはオープンしてたのですが、当分人大杉だろな・・・
と思って二の足を踏んでいたのですが、台風がやってきたこの日ようやく向かってみました。



「砂で世界旅行」をコンセプトに、毎年テーマを変えて展示内容が変わっています。
今年のテーマはオリンピックもあった「大英帝国の繁栄と文化」です。





バーン




毎回思いますが、よくこんなの作れるなと感心します。

細かい箇所をする時はスプレーで糊みたいなのを吹いてるみたいですが、
基本的には水を加えながら転圧して盛っただけの砂を削っていって作るみたいです。

ボロボロ崩れる砂ですよ。
それでよくこんな細かい細工が出来るもんですよね。


ウェストミンスター



圧巻です。





シェイクスピア・グローブ座



この裏には骸骨を持った巨大なシェイクスピア像がありました。





ダーウィンの進化論



チンパンジーリアルすぎ!




人類の進化。一番右が完成形です(笑)





ブラックキャブと言われるロンドンタクシー。



厳しい試験に合格した運転手は街の隅々まで知り尽くし、ツーリストの強い味方となってくれてます。
行った事ないので知りませんけど、そう書いてありましたw

傘をさして待ってる人をよく見ると・・・



なんとハリーポッターさんではありませんか。



とまあ、ここの全部をお伝えすることは出来ませんので、是非とも足を運んで実際に間近で見てみて下さい。
入場料600円(前売りなら500円!)はけして高くないと思います。
そして今回の展示は来年1月6日まででして、その後は取り崩されてまた新たなテーマの作品が作られます。
自転車乗りはwiggleで馴染みの深い大英帝国の砂の芸術、これは是非とも見るべきでしょうw



ちなみに今回の14作品はこの方々が制作されました。



名前を見ても知ってる人はいないのですが、
前列右から4番目の笑顔がキュートな女性に興味をもったので少し調べてみましたw


    
イギリス人の Nicola Wood(ニコラウッド)さん
現在イギリスBBCのアートショウにて司会を務めておられるとのこと。

検索すると彼女の作品も見つかりました。


これはシェイクスピアですね。




今にも動きそうな豹。これもすごい!

この人はもちろん、他の人の新たな作品も楽しみですね。



そして、砂像ではありませんが、サンドアート繋がりでこんなのもあります。

Sand Dancer


凄すぎ!!

満潮になると波で消えてしまうですね、勿体ない・・・
でも本人はその儚さがいいんだそうです。


いいな~ こんなの生で見たいな~
砂像の時に合わせて鳥取に呼んでくれないかな~




と、台風で自転車乗れない時はこうやって過ごしましたというエントリーでした(笑)

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