ひなたぼっこ

「まだ見ぬ素晴らしい景色」を求めて自転車で。

ライスピにガッツリ乗ってみた

2015-03-30 | Bicycle ride
 快 晴



雲一つない空に、完全な春の陽気。
海の写真なんて夏と変わらん。

こんな絶好の日に、ようやくチタンバイクに乗り込んでやる事が出来ました。


鷲峰山もくっきり。



春装備で自転車に乗れるってテンションあがるなー!

洞谷経由で鹿野に入って、いつものお堀で一休み。
フライングして咲いてる桜ないかと探してみましたが、流石にまだ早かったです。



トップチューブがただの丸管じゃなく、後ろにいくにしたがってテーパードになってるのがこの角度からだとよく分かる。
実はダウンチューブとシートチューブも同じようになってて、それらはBBに向かうほど太くなっている。
加工しにくいと言われるチタンでこうやってちょっと「手が込んでる」的なのを見ると嬉しくなる。
ライトスピードの強みは「パイプから自社で作る」ってとこだったんじゃないかな。

それとハンドルは最終的にチネリのジロデイタリアに落ち着きました。CASATIと同じ。
ハンドル取替え&バーテープ巻きを繰り返すこと4回。長かった・・・


休憩を終えたらさらに西へ。
選んだルートは久しぶりに五本松林道。



なんかやたらガードレール低くて危ないんですけど・・・w




頂上からの景観は悪くないのに、全く木の邪魔が入らないとこがないのが惜しい。
そんなとこを求めて果樹園の奥へと分け入ってみましたが、期待したようなのは得られませんでした。


海沿いへ







良い。
全くもって良い。


どこまでも続く青い空と青い海。
気持ちよすぎて吸い込まれそうになってくる。



・・・と、どうやら本当に吸い込まれて、海を渡ってきてしまったようだ。



なんとはるばるハワイに来てしまった。
「HAWAII」じゃなくて「はわい」とか、温泉って見えるけどきっと気のせいに違いない。

だって”アロハ通り” にある店で ”ロコモコ”食えるんです。



間違いない。ここはワイハーである。



食後のデザート景色はマウナ・ケア・・・じゃなくて大山で。



肉眼だともうちょっと見えてたんだけどな~
もう二ヶ月もしないうちにツール・ド・大山であそこを走らなければなりません。
80kmの距離で獲得標高2,200mのひたすら坂三昧なコース。
去年は楽しんだけど、タイムはとても満足のいくものではなかった。
どうせ参加するなら今年こそは・・・

実は脱喫煙者となったんで、呼吸系は楽になるかもしれません。
さらに使う自転車も今年の方が軽いぞ♪
でも体重は5kgも増えた(ギャーーーー!!


ダイエットが必要です。



デザート食べてから始めます。



ここって必ず団子の色をこうして順番に並べて出してくれるよね。
銘菓の伝統とプライドを垣間見た気がしました。



白壁土蔵郡をぺろりんちょして、




三朝温泉にも寄ってみるという中部満喫コース。









開湯850年の由緒ある温泉、そしてカジカ蛙の里ですのよ。

そのまま佐谷峠へ。









いやー、三朝側から登るとキツイっすね。
洞谷抜けて帰れば135km&1,700mと自分なりにガッツリ乗れたと思う。

加速する時に車体の軽さを感じたりはあるけど、正直チタンだからどうこうって印象はあまりない。
クロモリに比べてそんなに速いとも思えないし、登りが楽とかってのも特には感じない。
下りで70kmくらいだしても特に不安っぽさも無く、言うなれば「普通」w
だけどその普通さが、旅の相棒としての安心感になるんだと思われ。

期待どおり長く付き合っていけそうな自転車に仕上がりました。
これからはロングライドの主役はこちらになると思います。


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無罪放免

2015-03-26 | Bicycle ride
二か月間で休みが三日だけってどないやねん。
蟻さんでももうちょっと休むわーほんまにー。


そんな我慢の期間がようやく終わりまして、めでたく無罪放免。
外を見れば季節はもう春ですよ。

まともに自転車乗ったのはいつだったかな・・・
なんて思えるくらい乗ってないとどうしても乗りたくなって、激務明け初日でも早起きしてしまう。


5時に外に出るとやたらと寒い!
なんだこの寒さは!!昨日までとはえらい違いだ!

でも俺知ってます。
こんな日は景色が綺麗に見えるってことを。












そうでもなかった(笑)


PMとかの影響も少ないのか、日中よりは綺麗に見えましたが、
本音は大山まで見渡せるかもと期待してたぶんちょっと拍子抜け。


ところで、例のステム入れてみました。



ジャンニ・カザーティの刻印が入れられたこのステム。
もっと心躍るかと思ってたんですが・・・




単体での形はいいですけど、取り付けてみるといまいちかっこよくない。
なんかやたらステムが短く見えちゃうんですよね。



これ突き出し100mmなんだけど、このデザインだとせめて130㎜くらいないとかっこよく見えないんじゃないかな。
どうやらちびっ子サイズには厳しいアイテムのようです。
カザーティ刻印はほんとに惜しいけど、やっぱチネリに戻そう・・・




やたら寒いと思ってたら、この日の朝の気温マイナスってw 
雑草も霜が降りてなんかちょっと綺麗でした。



準備して車に乗り換えて出勤途中に、朝練り帰りのマルコさんを見かける。
えらいしんどそうな顔されてましたけど、いったい朝っぱらからどれほど強度あげてるんでしょうか?w
やっぱエンデューロレースで表彰台に登る人は違います。



そんな朝から始まりました。

本日を持ちまして、平成27「年度」の自転車活動始めます。


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TITANIUM BICYCLE 完成

2015-03-10 | Bicycle other
ようやく・・・お披露目できる形になりました。


新しい相棒を紹介します。




ぐへへ、なんと「魅惑の金属チタンバイクの導入です。




3%のアルミと2.5%のパナジウムを配合した通称”さんにーご”チタン。
ほとんどのチタンモデルはこの材質ですね。

フレームはライトスピードのクラシックというモデル。
ロゴから2001年と判断(ちなみにデカールは新品を用意して貼り直しました)してましたが、シートクランプ形状から見ると2000年モデルかも。
チタンフレームのパイオニアでもあるライトスピードの中では、名前のとおり決して”走り”にベクトルが向いているモデルではありません。
でもその分とても丈夫らしい。(その辺の事はここに分かりやすく解説されております)


フレームを選ぶにあたって特に重視したのは、

 ・完全なホリゾンタルであること

 ・とにかく丈夫で長く使えそうなフレームであること   の二点。

そういった意味ではこのライトスピードクラシックが最適と思ってたし、というかこれの一択でした。
もう絶版のモデルなので、サイズがあって尚且つ程度の良さそうなの・・・と探してたところ、これに出会えたと。
勿論、最終的な決断に至るには色んな後押しがあったから・・・ってのは言うまでもない。



~なぜチタンなのか~

右向いても左向いてもカーボンカーボン、時代は完全に炭素繊維です。
周りにはハイエンドフレーム所有者が多いので試乗させてもらえる機会も多く、その良さは分かってるつもりです。
主流だから選択肢も断然多いし、軽さでみてもどんな素材もカーボンには敵わないし。

それでも選ばなかったのは、どうしても欲しいのがなかったとか、所詮プラスティックには○ンコが反応しなかったとかってあるんだけど、
最も大きな理由は「輪行」を考えての事です。



自分の自転車ライフにとってもう輪行は必要不可欠。これがないのは考えられない。
ただ、輪行する事によって自転車にはどうしても傷が付きます。

 傷が付く事への抵抗 <<<<< 輪行で広がる楽しさ&可能性

ってのは間違いないので、これからもガンガン輪行はする。
でもだからと言って、傷がつくのが全く気にならないわけじゃない。(というかかなり心を痛めている)
特にCASATIは同じ色を再現するのが難しい色のフレームだし、
そもそも古いクロモリなんて輪行に向いてないんじゃないかと小一時間・・・

だが無塗装のチタンならどうだ。
これは愛読しているFeTicizmさんの中に書かれていた一文なんだけど、

「飛行機に乗せて運んだり、輪行したり、傷や汚れが侘び寂びよろしくなエイジング的外観の変化までおこし、

 気兼ねなく道具として時間を共にするのは無塗装チタンが最適」


これを読んだ時に妙に納得しまくって、「旅する自転車」としてチタンバイクの導入を決意しました。



ま、なんだかんだと書いてはみたけど、結局は「欲しかったから買った」ってだけw
我慢できなくなっただけなのよんw


せっかくの念願のチタンバイクなので、パーツにもチタン成分をば。

こんなとこもチタニウム




さらにチタニウム




そしてそして、チェーンはゴールド眩しいチタンコーティングでっすw



コンポは基本的に10速時代のレコードを選択と、型落ちながら見事なオーバースペック。
10速の方がCASATIとスプロケ共有できるし、チェーンリングがシルバーだからシルバーのホイールとか合わせやすい。




走りにふったモデルでもないのでコーラスで良かった、いやむしろコーラスが良かったんだけど、まあ在庫の都合で。
安くして貰えたのもありましたしお寿司。



シートポストもレコードカーボンです。
カンパの盾マークがいいね!
CASATIでは封印していたカーボン素材を今回は解禁しまくっております。


サドルはプロロゴのスクラッチ pro CPC、限定のマイヨジョーヌカラー!!



見た目のみで選びました! まだ30kmくらいしか乗ってないですがおけつが痛かったです。
こいつの入手にもひとドラマありました・・・ 興味のある人はこちらのコメント欄でw


現状ペダルレスで7.9kgくらい。
昨今のカーボン車なんかに比べると全然軽くないんですが、普段クロモリ乗ってる自分にしてみればこれでも軽い!
繋がりの気持ち良さで今回もクランクはノーマルとしましたが、登りも明らかにCASATIよりも楽チンでした。

初めて登ったけど風車も余裕でしたね。
皆が脅かすからもっときついかと思ってたけど全然たいしたことないじゃん。
ちょっと拍子抜けだったっすわー。


ま、もう二度と行かないですけどね。
絶対行きませんから誘わないで下さい。



まだしばらく忙しい期間が続きますので、本格的に乗り込むのは来月になってからかな。
この日は感触だけを確かめるライドとして、期間限定の牡蠣なんばんでもやっつけて帰るとしますか。


・・・・限定期間終わってました(涙



なんで通常メニューの鴨なんばんで。
これも美味しいけど牡蠣の方が食べたかったぜこんちきしょう。





春旅楽しみだな~♪

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