今年の夏は自転車以外が忙しい・・・
ブログもすっかり放置プレイで、こりゃイカンと思いながらも・・・
結局酔っ払って寝てる日が多い(苦笑)
ですが、そろそろ気を取り直していきたいと思います!
まずは、かねてより計画していた「コンポーネント一新計画」をそろそろ実行したいと思います。
これは備忘録も兼ねて、そしてくだらない薀蓄を織り交ぜて長々となりそうなので、ちょっとシリーズ化していきたいと思います。
これからカンパニョーロを使うかも?って人の参考にでもしてもらえれば。
第一弾は、最初の難関「BB&クランク編」です。

改めて言いますが、別に「性能的」に現在の仕様に不満があるわけではありません。
最下位グレードのヴェローチェですが、自分の用途としては全く問題なく機能してくれてます。
ただやっぱね・・・、ヴェローチェはコスト的に仕方ないんでしょうが、見た目がイマイチな点が幾つかあるんですよ。
その一つがこのクランク(正確にはチェーンリング)。
ヴェローチェのチェーンリングはいかにも「プレスでガッシャンでいっちょあがり!」って雰囲気の
安っぽさというか残念感がとても大きい。
もう一つのシルバーコンポのアテナだと、ここがポリッシュ加工してあって格段によくなるんですよね。
じゃあ、アテナに変えるか・・・というとそうはなりません。
現行のカンパはクランクアームやBB周りがちょっとボリュームありすぎる気がするんですよ。
剛性を求めていけば必然的にそうなっていくんでしょうし、他社製のを見ても多方そんな感じですよね。
カーボンなどのエアロ形状のフレームにはその方が似合うでしょうし。
ただ、やっぱり細身のスチールフレームとのマッチングを考えると、ここがイマイチしっくり来ない。
あくまで自分の好みの話ですよ。
いつものように前置きが長くなりましたが(笑)
という訳で、早速クランクを取り外していきます。
カンパニョーロの現行コンポは、スーパーレコード~コーラスまでは「ウルトラトルク」という方式、
そしてアテナ、ケンタウル、ヴェローチェは「パワートルク」という方式になってます。
このパワートルク、ちょっと曲者です。

まずはチェーンリングとは反対側のクランクのネジを緩めていきますが、
その為に必要なのはなんと14mmのアーレンキー。
14mm・・・でかいですw
必要なんで買いましたが、おそらくこれ以外では使う事ないと断言できる工具です(笑)
そしてここからがちょっと厄介。

コッタレス方式でもなく、こいつを外すのにこんなギアプーラーなる物を用意しなきゃなりません。
この工具もおそらく自分の人生でこれ以外で使う事はないでしょう・・・w
真ん中の軸を押しつつ、両側から挟んだ羽でクランクを手前に寄せて抜いていくという仕組み。
ちなみにこのギアプーラー、カンパニョーロからは用意されておりません。
「適切な工具を使って引き抜いて下さい」とだけ書かれてるとか・・・
シマノだったら考えられないというか、コンポメーカーとしてその姿勢はどうなのよと(笑)
ギアプーラーの軸棒が押していく箇所のとこだけ専用品を作ってくれてますが、
それだけを一々用意するのが面倒なんで、15mmのソケットと適当なネジを使って代用してます。
ソケットを真ん中に持ってくるのに苦労しましたが、モンキーで慎重に締めていけば割とすんなりと外れました。

自分のはアルミ製クランクなんで大丈夫ですが、カーボンクランクだとプーラーの爪が当たるとこは養生しないと欠けちゃうみたいですよ。
やっぱりこの設計はどうかと思いますね・・・
ここまで来るとあとは簡単。
BBカップの脱落防止ピンをラジペンで外すと、チェーンリング&クランクがスポッと抜けます。

で、BBカップを外そうとしたら工具が無いのに気づいて作業中断w
CSFに買いに行ったら、貸してくれました。あざーす!

CASATIのBBはイタリアンなので左右正ネジ。
時計と反対方向にエイヤッと回していくと外れます。
ちなみにこの工具は、シマノのオクタリンクと共通みたいですよ。

パーツクリーナーで綺麗に掃除する。
BB内部に錆は見られずきれいだったので一安心。
さて、ではいよいよ組み付けを。
まずはBBから。

今回利用するBBは、スクエアテーパーのレコード。
アルミ製レコードクランクの最後の型であり、カップ&コーンではなくカートリッジ式のBBです。
真ん中にはカーボンが使われてて、シルバーに拘って作り上げるCASATIで唯一のカーボンが使われる場所ですw

どっちから締めていいかよく分からないので、とりあえず右側を締めて、その後左側を。
ここを締める工具はスプロケのロックリング回しと共通です。
40N~くらいで締めるらしいですが、対応するトルクレンチを持ってないので力いっぱい締めておきます。
カーボンじゃなかったらトルク管理にそこまで神経質にならなくてもいいってのが自論です。
ですが、心配な方はきちんとトルクレンチを使った方がいいでしょう。
で、後はクランクを取り付けて真ん中のネジを力いっぱい締めたらOK!

今回取り付けたクランクは、BBと同じくアルミレコードの最終期モデル。
10速用で歯数は52-39のノーマルクランク。
シンプルな4アーム、そして細身で美しい。
個人的にとっても好きなデザインです。
現行のカンパは形は全グレードで同じですが、この頃はレコードだけが4アームで、その他は5アームでした。
(もしかすると、最終期コーラスだけは4アーム?)
レコードなんて自分みたいなお気楽ポタリストには必要ない代物なんですが、
見た目が違うなら、そこは選ばないといけないってもんですよ。
手で回してみると回転はとても軽いです。いいねー!

性能的にどうなのかはよく分かりませんが、BBやクランクのボリュームが抑えられて、断然よくなりました!
ですが・・・
現在注文しているBBが到着次第、また組み替えるかもしれませんw
だって・・・現在我が家には、アルミのレコードクランクが4種類あるんですよね。
知らないうちに増殖してましたw
昨日言われた一言。
「あんなに自転車にお金掛けてて・・・ まだ欲しい物があるの?」
皆さん気をつけましょうw 次回はエルゴレバーとディレイラー編です。多分・・・
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ブログもすっかり放置プレイで、こりゃイカンと思いながらも・・・
結局酔っ払って寝てる日が多い(苦笑)
ですが、そろそろ気を取り直していきたいと思います!
まずは、かねてより計画していた「コンポーネント一新計画」をそろそろ実行したいと思います。
これは備忘録も兼ねて、そしてくだらない薀蓄を織り交ぜて長々となりそうなので、ちょっとシリーズ化していきたいと思います。
これからカンパニョーロを使うかも?って人の参考にでもしてもらえれば。
第一弾は、最初の難関「BB&クランク編」です。

改めて言いますが、別に「性能的」に現在の仕様に不満があるわけではありません。
最下位グレードのヴェローチェですが、自分の用途としては全く問題なく機能してくれてます。
ただやっぱね・・・、ヴェローチェはコスト的に仕方ないんでしょうが、見た目がイマイチな点が幾つかあるんですよ。
その一つがこのクランク(正確にはチェーンリング)。
ヴェローチェのチェーンリングはいかにも「プレスでガッシャンでいっちょあがり!」って雰囲気の
安っぽさというか残念感がとても大きい。
もう一つのシルバーコンポのアテナだと、ここがポリッシュ加工してあって格段によくなるんですよね。
じゃあ、アテナに変えるか・・・というとそうはなりません。
現行のカンパはクランクアームやBB周りがちょっとボリュームありすぎる気がするんですよ。
剛性を求めていけば必然的にそうなっていくんでしょうし、他社製のを見ても多方そんな感じですよね。
カーボンなどのエアロ形状のフレームにはその方が似合うでしょうし。
ただ、やっぱり細身のスチールフレームとのマッチングを考えると、ここがイマイチしっくり来ない。
あくまで自分の好みの話ですよ。
いつものように前置きが長くなりましたが(笑)
という訳で、早速クランクを取り外していきます。
カンパニョーロの現行コンポは、スーパーレコード~コーラスまでは「ウルトラトルク」という方式、
そしてアテナ、ケンタウル、ヴェローチェは「パワートルク」という方式になってます。
このパワートルク、ちょっと曲者です。

まずはチェーンリングとは反対側のクランクのネジを緩めていきますが、
その為に必要なのはなんと14mmのアーレンキー。
14mm・・・でかいですw
必要なんで買いましたが、おそらくこれ以外では使う事ないと断言できる工具です(笑)
そしてここからがちょっと厄介。

コッタレス方式でもなく、こいつを外すのにこんなギアプーラーなる物を用意しなきゃなりません。
この工具もおそらく自分の人生でこれ以外で使う事はないでしょう・・・w
真ん中の軸を押しつつ、両側から挟んだ羽でクランクを手前に寄せて抜いていくという仕組み。
ちなみにこのギアプーラー、カンパニョーロからは用意されておりません。
「適切な工具を使って引き抜いて下さい」とだけ書かれてるとか・・・
シマノだったら考えられないというか、コンポメーカーとしてその姿勢はどうなのよと(笑)
ギアプーラーの軸棒が押していく箇所のとこだけ専用品を作ってくれてますが、
それだけを一々用意するのが面倒なんで、15mmのソケットと適当なネジを使って代用してます。
ソケットを真ん中に持ってくるのに苦労しましたが、モンキーで慎重に締めていけば割とすんなりと外れました。

自分のはアルミ製クランクなんで大丈夫ですが、カーボンクランクだとプーラーの爪が当たるとこは養生しないと欠けちゃうみたいですよ。
やっぱりこの設計はどうかと思いますね・・・
ここまで来るとあとは簡単。
BBカップの脱落防止ピンをラジペンで外すと、チェーンリング&クランクがスポッと抜けます。

で、BBカップを外そうとしたら工具が無いのに気づいて作業中断w
CSFに買いに行ったら、貸してくれました。あざーす!

CASATIのBBはイタリアンなので左右正ネジ。
時計と反対方向にエイヤッと回していくと外れます。
ちなみにこの工具は、シマノのオクタリンクと共通みたいですよ。

パーツクリーナーで綺麗に掃除する。
BB内部に錆は見られずきれいだったので一安心。
さて、ではいよいよ組み付けを。
まずはBBから。

今回利用するBBは、スクエアテーパーのレコード。
アルミ製レコードクランクの最後の型であり、カップ&コーンではなくカートリッジ式のBBです。
真ん中にはカーボンが使われてて、シルバーに拘って作り上げるCASATIで唯一のカーボンが使われる場所ですw

どっちから締めていいかよく分からないので、とりあえず右側を締めて、その後左側を。
ここを締める工具はスプロケのロックリング回しと共通です。
40N~くらいで締めるらしいですが、対応するトルクレンチを持ってないので力いっぱい締めておきます。
カーボンじゃなかったらトルク管理にそこまで神経質にならなくてもいいってのが自論です。
ですが、心配な方はきちんとトルクレンチを使った方がいいでしょう。
で、後はクランクを取り付けて真ん中のネジを力いっぱい締めたらOK!

今回取り付けたクランクは、BBと同じくアルミレコードの最終期モデル。
10速用で歯数は52-39のノーマルクランク。
シンプルな4アーム、そして細身で美しい。
個人的にとっても好きなデザインです。
現行のカンパは形は全グレードで同じですが、この頃はレコードだけが4アームで、その他は5アームでした。
(もしかすると、最終期コーラスだけは4アーム?)
レコードなんて自分みたいなお気楽ポタリストには必要ない代物なんですが、
見た目が違うなら、そこは選ばないといけないってもんですよ。
手で回してみると回転はとても軽いです。いいねー!

性能的にどうなのかはよく分かりませんが、BBやクランクのボリュームが抑えられて、断然よくなりました!
ですが・・・
現在注文しているBBが到着次第、また組み替えるかもしれませんw
だって・・・現在我が家には、アルミのレコードクランクが4種類あるんですよね。
知らないうちに増殖してましたw
昨日言われた一言。
「あんなに自転車にお金掛けてて・・・ まだ欲しい物があるの?」
皆さん気をつけましょうw 次回はエルゴレバーとディレイラー編です。多分・・・

遂にやってしまいましたね
実に美しいです やっぱりこうでなくっちゃね
実走のイップレッションレポート楽しみにしてますよ
52-39 170cm でしょうか??
ぐりおさんはパーツ沼にもはまってますね(笑)
傍から見ると、理解できないかもしれませんね~~(笑)
私は、パーツについてはほとんどわからないので、
いつもデフォルトで乗ることが多いですが、
自転車好きの人は、自分の好みにカスタマイズするのがたまらないと言いますね。
↓のコースもいいですね~~
ジオパーク周辺は走ってみたいエリアです。
山陰は、山だけでなく海の風景も気軽に楽しめていいところですよね♪
城崎周辺で、コウノトリチャレンジライドというイベントがありますが、
あのコースも一度走ってみたいな~~
西部からはちょっと遠いのが残念!
そして、ギアプーラ仕事でたまに使うことあるんですが
まさか自転車工具としての用途があるとは・・・w
こうしてみるとシマノってホントに良心的なメーカーだなと感心します。
レコードのクランクはシュッとしてて更にイケメン度アップですね・・・
ウチの青いマシンもとりあえず銀色のクランクに・・・現行105ですがw
性能UPももちろん大事ですが、長く愛着を持って乗り続けるには、自分好みにカスタマイズしていくことはとても大切なことだと思います。
まだまだこれから変貌を遂げそうですね。今後に期待しています。
ヴェローチェも十分美しいと思ってましたが
ポリッシュされたレコードはさらに美しいですね。
そしてノーマルクランクはやっぱり格好いい!
次の展開も楽しみにしてます。
どんなにお金掛けても、まだ欲しい物はあります。それが自転車道♪
まさか111mm??
という事はCレコクランクをインスコでは?
エルゴはやっぱ穴あきですかね。
それとも刻印と斜め穴が入ってる9速時代のを魔改造?
や、ひき続き楽しみにしとります。
今まで以上に登れなくなること必死ですww
52-39の170ですよ。
使用のインプレはおそらく「重たい・・・」のみになるかと(笑)
昔のようなシルバーのカッコイイのを作ってくれないカンパが全部悪いんですよw
でも、少しづつ自分で変えていくのはとても面白いです。
ジオパーク走りましょう!
連絡していただければnasukaさんにもガイドいたしますよ!
自分も見た事なかったですw
コンポーネントって性能は勿論、整備性も考慮して開発しないといけないから大変ですよね。
それを当たり前のようにやってるシマノが凄いんだと思います。
ただ、こんなに面倒くさいのはパワートルクだけだと思います。
ウルトラトルクやスクエアテーパーは整備性もきちんと考えられてますね。
現行の下位グレードは自分で整備しない人が多いだろうとコスト優先でこんな仕様にしたんじゃないかと。
あと、絶対にシマノの真似はしたくないという無駄なプライドもあるんでしょうねw
105のシルバーはクロモリにもなかなか似合うんじゃないですか^^
でも使いづらくなるので性能的にはダウンかな(笑)
出来上がった姿をパッと見てもほとんどの人は気付かないと思いますよw
究極の自己満足です(笑)