ひなたぼっこ

「まだ見ぬ素晴らしい景色」を求めて自転車で。

瀬戸内詣で

2013-02-25 | Bicycle ride
鳥取の冬には雪が積もる。
今年は珍しく全然積もらないですが、それでも特に冬場は天気いい日がほんとに少ない。
なのでこの時期鳥取自転車人は瀬戸内側、主に岡山へ走りに出かけます。
それを「詣で」というらしい。

響きがいいので使わせてもらおうw



という訳で今日は詣でをいたしました。
それも、ちょっと趣向を変えて兵庫県へ。

今にも降りそうなどんよりとした鳥取を出発し、しんしんと雪が降る智頭~佐用を抜け、上郡まで来ればそこは別世界。



今日は輪行です。
車で行けば便利な事も多いけど、ちょっとだけでも旅気分にさせてくれるから輪行は好き。


自転車を組立、ホットコーヒー飲んでいざ出発。
時折青空が覗くけど、まだまだ風が冷たい上郡の町から
国道2号線を横切って556号線という道で南下し、赤穂市を目指します。



林道チックな道で、日曜の朝だったからなのかすれ違った車は一台だけで快適快適♪
ただ残念な事に道路横にはやたら不法投棄が目立ちました…

一山越える。



朝っぱらからのヒルクライムきついっす(´Д` )
九十九折の下りをヒャッホーと走りまして、今度は96号線に合流して赤穂市街へと入っていきます。



港湾の街って表情ですね。
向こうの山には「赤」の文字。


赤穂城跡にもちょっとだけ寄り道。



石垣がすごく長くてとても立派でしたよ。
現在は本丸などはないですが、復元する計画はあるようです。
今後に期待ですね。


交通量の増える赤穂市街はすっ飛ばして、赤穂御崎へと。

うーみーだー!


穏やかな瀬戸内の海。
これから進む方は時折雲がかかったりしますが、山陰人からすればこんなのは快晴と言ってもいいw

今日は瀬戸内の海を存分に堪能する為ここにやって来ました。



赤穂御崎~32号線、そして播磨シーサイドラインと言われる250線を繋げば、ずっと海沿いで姫路まで走れる。
風光明媚で知られるここなら、絶好の詣でコースとして相応しい。
更に「牡蠣の養殖」で有名で、道沿いに焼き牡蠣が食べれる店も沢山あるらしい!

うひょー!!楽しみだー!!

風はちょっと冷たいが、海岸線特有のアップダウンを繰り返すおかげであまり寒さは感じない。
評判通り景色はいいし、走りやすいからか本当に多くのサイクリストとすれ違いました。



本当に穏やかな海。ゆっくり時間が流れるような景色です。



そして「焼き牡蠣」の幟が目立ちだすと、バフ越しでも磯のいい香りに鼻がピクっとなるw


こんな光景が至るところで見られます。いいね!
でもお昼にはまだちょっと時間早いんで、もう少し進んでからにしますかね。

と思ってたが、程なく坂越の「海の駅しおさい」のとこに来れば大渋滞。
大型観光バスも何台もいて、駐車場に入れない車が溢れ、すれ違いも出来ずに止まってる有様。
自転車さえも通れないくらい。
牡蠣を目当てに物凄い車とバイク、そして当然のように人、人、人・・・
食べるお店の前にも大行列。

なんだかな~・・・ なんて思ってると、市場とは反対側の倉庫みたいなとこで牡蠣焼いてるおばちゃんが。

「牡蠣食べれるの?」

「いけるよ~!」

食べるっきゃないでしょ!w



注文したのは二個のセット。でも出てきたのは三つ!
更に身がまるまる一個入ったスープもサービスしてくれた!
うれしー♪

牡蠣のお味はっていうと、これで美味くないわけありませんわねw
おばちゃんありがとー!

ここでは、焼きの他に、たこ焼きのタコの替わりに牡蠣が入ったの、そして魅惑の食材「カキオコ」もありましたが、
もうちょっとお昼には早いからって先に進んだんですが・・・


これが失敗だったorz


これから先お店を見つけても、ご飯処はとにかく人、人、人・・・
とにかく牡蠣三昧のご飯をと覗いてみますが、どこもかしこもすごい行列です。
それを待つ気にはとてもなれず・・・ じゃ、次の店でなんて言ってると、どこも入れるとこがない(;´Д`)

まだ大丈夫かな・・・なんて走りつづけますが、アップダウンで少しづつ確実に体力を削られていく。
でも景色がいいので楽しく走れます。
この頃はまだ・・・

看板を見つけたので曲がり、そこからのキツイ登り坂を経て辿り着いたのが、




じょにおさんのブログのTOP写真にも使われてる万葉岬ですよ。
ここ来たかったんですよね~
夏ほど海が青くはないですが、景観は素晴らしい。
でもホテル万葉岬のレストランも待ってる人多数で諦めて先を急ぐ。
というか腹減った!
万葉岬の坂を登ったおかげで空腹感がハンパない。
それでもなんとか脚が動いたのでハンガーノックまではいかなかったけど、
顔をかじられて力が出ないアンパンマンのようにヘロヘロでアップダウンを繰り返す。
ちょっと長めの坂を登りきったら室津漁港が見えたので、賭けに出て一気に漁港方面に下りる!



ここもか・・・orz 思いっきり賭けに負けたw

こちらの牡蠣はこの時期がシーズンなんですかね?鳥取だと牡蠣は夏ってイメージがあるんですけど。

この後室津の港町を彷徨ってたら、小料理屋さんみたいなのを見つけてなんとかお昼ご飯にありつけました。
そちらでは牡蠣は勿論、ホタテ、タコ、ナマコ、赤舌(舌平目)などなど瀬戸内の魚介をたっぷりと堪能できたのでかえってよかったかも♪


元気を取り戻せば、残りのアップダウンも先ほどまでの苦しさが嘘のように快調に走れました。
今後はもうちょっと補給ってのを真面目に考えないとね。



播磨シーサイドラインを走りきって、姫路市街に入る前に今回のもう一つの目的地へ寄り道。



春っぽい風景を横目に、綾部山梅林へ。



「ひと目二万本」といわれるここで、ハイクしながら春を感じる為にやってきました!



・・・て、あれ??



なんかあんまり咲いてなくね??

HPを見たら「2月20日時点で早咲の梅が満開になりました」って書いてあったよ!?なんで?!

よく見ると、早咲の梅が満開。山全体は二分咲きです。ってちゃんと書いてあるじゃんw
説明は最後まできちんと読みましょう(笑)


とりあえず歩いてみる。



ひと目二万本!(咲いてない木がww)


この辺りだけちょっと咲いてた。







梅にはズッコケましたが、ここは海の近くの斜面にあるので登ると景色がいい!



姫路市街が一望できます。




視線を海の方角へ移せば、遠くには明石海峡大橋も見えましたよ。
梅は残念だったけど、これが見えれば来た甲斐もあります。




梅かしわ餅で足りない梅成分を補給w



最後は新舞子海水浴場で瀬戸内海の風景にふける。



 

今日も楽しい自転車旅だった。



姫路の街をのんびりと堪能して、姫路駅からスーパーはくとで鳥取へ。
鳥取に着いたら寒くてビビったww


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PROTAR roadbike

2013-02-22 | Bicycle other
誰にも話してなかったんですけど・・・


あの・・・


実はね・・・







ビンテージのロードバイク買っちゃったんです!









1/9スケールですけどw




イタリアのPROTAR(プロター)というメーカー製の自転車プラモデルです。
以前、自転車模型に興味を持って少し調べてみた時にこれの存在を知ったんですが、
結構古い物だし、しかもプロターって会社はもう無くなってるし、製造されたのも1シリーズだけみたいで
色々探したけど入手は困難で諦めてたんです。
それが先日ヤフオクに出てるのを見てビックリして、思わず落札しちゃったという訳でございます。
一時は値段も跳ね上がってたみたいですが、最近ちょっと落ち着いてきたのかな?
ebayでも案外安く出品されてるのを見つけました。

これはラインナップが9種類ありまして、今回手にしたのは数々の伝説を残してきた名選手「ジーノ・バルタリ」のモデルです。
他にはコルナゴやビアンキ、ラレーなんてのもありまして、特にコルナゴやビアンキはプレミア度が高くより入手が困難です。
ただ今のとここれをコンプリートコレクションしたいという気はなくて、
元々は自分のCASATIの模型を作れないかなと思って、そのベースの為にこれが欲しかったんですよ。
このプロターのビンテージバイクシリーズ、9種類のラインナップがあると言いましたが、
違うのは箱とデカールだけで、中身は全部同じらしいですw
イタリアっぽいっちゃーイタリアっぽいですね(笑)
ま、だからどれでも良かったんですよ。


では、中身を見ていきましょう。



おお~ プラモデルって感じですね(当たり前かw)
箱の左に出してある袋には、メタル製のフレームとステー類、ハンドル、ステム、シートポストとクランク軸。
そしてタイヤやサドル表皮などはゴム製、その他は銀色に塗られたプラ製ですね。
ホイールスポークも細かい造形で作られてますね~

違うのは箱とデカールだけと言いましたが正にその通りでして、
デカールさえ自作等で作ればどのモデルでも作れるように色んなパーツが入れられてます。

ブレーキとRDはひと組みづつでしたが、チェーンリングやFDは数種類入ってます。



チェーンリングのビアンキ刻印が見えるでしょうか?
当然のようにアウターリングとインナーリングに別れていて、造り込みが細かい!
このカンパ初期型の刻印無しモデルもちゃんとありまして、ビアンキ以外の自転車も安心w

とりわけ驚いたのがハブ軸止めでして、カンパの凸刻印のタイプと普通のやつ、
そしてなんとクイックが発明される以前の蝶ナットタイプのもありました。
変速機も現在のパンタグラフタイプ以前のディレイラーから金属棒が伸びてるタイプのもありましたよ。

なんかこのパーツを眺めてるだけで、自転車変速器の歴史を学べるような感じでして、
これはかなりの所有欲を満たしてくれる品ですね~ 面白い!






黒いのはタイヤとチェーン?と思ったけど、チェーンはプラ製で別にあったので別のモデルに使うのかもしれません。
タイヤの上の方にはサドルとアウターワイヤーがあります。



どれどれ・・・と説明書を読んでみると、



フムフム、「バーテープは適当なのを3mm幅で切ってそれを巻けばいいよ!」と・・・

って正気か?!w



全体の組立図を見てみると



えっと・・・ これ実車??ww
ヘッドパーツの辺なんて実車と部品数変わらないじゃんw
しかもこの手前にフレームとタイヤホイールの組立、クランクの組立とかありますからねw



そうか~ なるほどね~~




うん、とても作れる気がしないwwwww


ミニチュアとかは好きでたまに買ったりしてましたけど、
海洋堂なんかの完成品が十分クオリティ高くて十分だったんで、自分で作ったなんてまずない。
まして、プラモデルなんて小学生の頃にスーパーカーのを作ったくらいしか記憶になく、
ほとんど知識として持ってなかったんですが、こんなに細かい世界だったんですね。
プロモデラーなんて職業の人がいるわけですよ。納得。

一縷の望みを託して、作り方が載ってるページがないか捜してみましたがありません。
それどころか、
「プロモデラーには面白い挑戦だけど、素人には100%無理!無理!無理!」なんてのを見つけたり・・・(笑)


ただ、世の中には「模型制作代行」というのもあるらしいですが、
自分が求めてるレベルで依頼すると相当な代金がかかるみたいです。
まあ、そりゃそうですよね。
ちょっとお金貰うくらいじゃ絶対に割に合わないでしょう。


ベースとしては最高なんですけどね・・・
愛車のミニチュア実現への道は果てしなく遠いです・・・orz




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琴浦~御来屋ポタ

2013-02-18 | Bicycle ride


どうも。
自転車活動に貪欲なぐりおです。

日曜日の休みも予報は晴れとなってますよ。
こりゃ出掛けるっきゃない!
でも朝起きたら尋常じゃないぐらい寒いw
お布団の誘惑との戦いをなんとか制し、車に自転車積み込んで出発です。


前回のライドがとても楽しかったので、今日は前回行った羽合より更に西向きに海沿いを走ってみようかなと。
というか、昨晩雪が降ったみたいなので山側は絶対無理ですw

風も無さそう&日中は晴れの予報!そして昨晩は山には雪。
もしかしてこれは・・・ 素晴らしい大山が拝めるんじゃない?!
期待は高まります!







って全バリッバリの曇り空ですやん・・・orz

ただまあ、肉眼で見える大山山脈は素晴らしいですよ。



でも残念な事に自分の腕では・・・こんな天気では綺麗に写すことが出来ません(´;ω;`)
こんな時はどうやって撮ったらいいんだろう?
というか、設定変えて色々撮ってみたのにコンデジのオートで撮ったのが一番マシだった自分って・・・orz


サイコン表示で4℃の中を進む。
でも絶対4℃もない気がする・・・ 超寒い。



名探偵コナンの青山剛昌館で、あがさ博士のビートルと。



ナンバーが「1-64」ってなってたのは何故?



山陰道沿いで大山と。



写真ではイマイチ迫力をお伝えできません・・・orz



海沿いに出る。



東部のゴツゴツした岩場とは違って、こちらは砂浜が続く穏やかな景色ですね。
この日は風はないけど、海にはチューブ状の良さげな波があって波乗りしてる人が多かったです。



Cafe NORTHERN LIFE



って営業辞めてるやん!いつの間に・・・
帰りに寄ってお茶しようと思ったのに・・・これも山陰道が出来た影響なんでしょうか?
ちゃっかりとデッキをお借りしてトップ写真撮らせてもらいました。


前回のライドでは普通の道を通ったのにサイクリストと一人もすれ違わなかったんですよね。
今回もいないな~と思ってたら、この手前のラブホの辺りでようやく一人のローディさんとすれ違いました。
ヘルメット&アイウエア&フェイスマスクで顔は見えないし、バイクもよく見えなかった。
だって一瞬で通り過ぎてったしw

その後赤崎港の辺りまで走って、適当に写真撮ろうと止まったら先ほどのローディさんがこちらにやってくる。
そして目の前に止まって「ぐりおさん?」と声を掛けられる。

なんとベンさんでした!

顔のパーツ全て隠してあるからそりゃ分かりませんってww

ベンさんは、kona-Cさん達のチーム「デンジャラスフライト」のメンバーで、年末の忘年会にも参加されてた方です。
いろんな噂は予々お聞きしてる、まさにデンジャラスなフライトの剛脚の持主w
聞くところによると、なんとパワーメーターで1200Wを叩き出したとか。

いや、正直言うとパワーメーターの数値とかよく分からないんですけどね(笑)
でも1200Wという数字が只事でないのは分かります。
自分なんかせいぜい蛍光灯くらいだろうから、ベンさんはドライヤーですよ!(なんのこっちゃw)

いや~、まさかこんな場所でお会いできるなんて嬉しいサプライズでした!
今日はどちらまで?とお聞きすると「すみれでラーメン食べてきたとこです」と。
さらりと言ってますけど、それって150kmコース・・・
しかもこの時間に折り返してきてるという事は、あの朝の極寒の中を走られたって事ですよね・・・
いや~流石です。お見逸れしました。

波しぐれ三度笠のとこに移動して記念撮影。



ベンさんの愛機の一台「ムセウ」のバイク。



見たのは勿論、耳にしたのも初めてのブランドです。

春のクラシックレース、とりわけ石畳地獄で名高いパリルーベなどで壮絶な戦いを勝ち続けてきた「ヨハン・ムセウ」が起したブランド。
ヨハン・ムセウは「ベルギーのライオン」と称され、フレームにライオンモチーフのグラフィックが入ってました。
ムセウバイクのはっきりとしたコンセプトは「石畳で勝てるバイク」
検索すると、驚くほど乗り心地がいいというレビューがありました。
他のバイクと決定的に違うのが、天然素材である「麻」をカーボン繊維に織り込んであると言うことです。
現在は日本代理店が無くってしまったので、ほとんど入ってこないんだとか。

なんだか凄いぞ!こういう他とは違ったコンセプトを持って造られたバイクは大好きです。
滅多な事では人と被らないのも更にいいですね。
ムセウかあ・・・カッコいいな~

少し談笑して、お互い向かう方向が違うのでそこでお別れ。
天気予報が外れてちょっとテンション落ちてたとこでしたが、おかげですごくテンション上がりました!
今度はどこかへご一緒しましょう!


その後、赤碕を越えた辺りで大通りを嫌って畑の中を探検。



車で走ってたら絶対に知らないままで終わるであろう道を走れるのが、自転車の醍醐味ですね。
この辺りも雰囲気いいっすよ~
晴れて青空が広がってればもっと良かったことでしょう。

ここは大山もとてもよく見えるんですが、



目の前には電線が結構張り巡らされてましてね。
写真撮るのに邪魔になるので電線の向こう側へ移動する為9号線を横断して写真撮る、
んでまた海沿いに帰ってきてってしてると一向に前に進みませんw

さ、お腹も減った事だし前に進もう・・・

ベンさんの話を聞いてすみれのラーメンにも心惹かれましたが、今日は朝からお魚食べる気満々。
てなわけで お魚センターみくりや 恵比寿さんへ。

海鮮丼!


ワオ!って程の豪華さはないですが、1000円でこれなら非常にお得。
そしてお魚うまーい!
特に鯵やハマチの青物はやっぱ寒い時期が断然美味いです。
ガツガツとあっという間に完食。もう一杯食べれそうw


食後は御来屋近辺をウロウロ。



何気ない街中の景色も、バックが白く染まる山だと絵になりますね~

写真は撮らなかったですけど、この近くの桜並木には小さな花を咲かせ始めてるのが何本かありました。
寒い一日でしたが、確実に春は近づいてきてるんですね。


復路も直感であちこち曲がりながらのんびりと。



こちらは知らない道がテンコ盛りでほんと楽しいですわ。


赤碕港で一休み。


アンコウに喰われるー!Σ(゜∀゜ノ)ノキャー


ノロノロと走ってきてデポ地の北条まで帰ってきました。

西陽と大山シルエット。



絶対に青空の下で輝く白い大山をリベンジにやってくるぞ!

ところでこの日はsawadakeさんが大山に登るみたいな事を掲示板に書かれてましたが、本当に登ったんだろうか・・・
ブログを見るとどうやら登られたようですw 凄すぎ!



北条から御来屋まで普通に往復すると60kmちょいですが、自分が走ると80kmになってました。
20km得した気分!・・・なわけないか(笑)



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自転車活動再開

2013-02-15 | Bicycle ride


一ヶ月に及んだ社畜期間もようやく終わり、
また平常通りの「基本的に自由に生きる」スタイルで過ごせるようになりました。

近年稀に見る「雪が積もらない冬」な今年の鳥取ですが、
そんな貴重な時期をほぼ全て仕事に費やしたなんて あー勿体ない。

てなわけでまた自転車活動を開始いたします。失われた時間を取り戻すべく貪欲に!

気合入れて行きます!・・・とまではいきませんw ゆるーくね、ゆる~くw





天気ヨーシ!
天気予報見て早速代休取って良かった。
テンションあがるぅ♪

でも自転車に乗るのが一ヶ月ぶりの身体にはちょっとした坂道でもかなりシンドいw
なんとか三山口~吉岡~アサヒ国際のとこのコブを越えて西に向かって進み、とりあえず鹿野で一休み。


鐘を鳴らして「こっちゃ来ーい!」

何もあげる物ないけどね・・・w




白鳥さんお久しぶりです!





振り返ると無防備なネコの姿(=‘x‘=)
うんうん、日差しが気持ちいいよね♪
鹿野はやっぱいいとこです。




鷲峰山(左)と三徳山(奥)。



いくら平地にはないと言っても、やっぱ山には当然雪があるようです。
雪が無くなったらまた新たな林道を開拓してみましょう。
それまでに出来るだけ雪景色を見ておかなければ!


鹿野から布勢の名水を経て、八束水から旧(現役?)9号線へ。
よっこらせっと坂を登れば、魚見台だぎゃ!



天気がいいから見てて気持ちいいです!
白くなってる稜線はどこだろう?
方角的に氷ノ山とか扇ノ山でしょうか。


夏泊にも寄ってみました。



夏とは違った空気感ですな。
視線を下に落とすと寒い中作業してる御婦人。



採ってるのは多分岩のりですよね。
岩のり美味いからな~ あれだけでご飯食べれるわ。



海沿いをひた走る。
旧道は車が少ないから快適!





海沿いで気持ちいいし、こんなに走りやすいとは思わなかったです。
あとこの辺りはアップダウンもキツくないから更に気持ちよく走れますね。


泊から22号線に入って東郷湖へ。

湖畔沿いの建物の影から白い山陰が!



大山?! と思ったけどなんとなく形が違う気がする・・・
でも上手くいけば白くなった大山山脈が見れるかも!




で、本日目指してきたのはこれですよ。





湖畔沿いにある クロバデール でグリーンカレー と単品の鳥からあげw

グリーンカレーを食べれる店ってそんなに沢山はないし、好みの味となるともっと少ない。
ここは自分にとって嬉しい発見でした。
まあ自分的にはもうちょっと辛さがガツンとくる方が好きですが、でもそれだと多くの人は食べれなくなる(笑)
具沢山で美味い。また来よう。

ここは雑貨屋さんも併設されてまして、食後にちょっとチェックしてみました。
基本的には外国製のシャレオツな食器などが多いです。
ある場所で目が止まる。



おっ♪ 自転車のイラストが!
でもよく見ると中身は輪ゴム。787円・・・


今回はスルーしておこう(笑)



東郷湖のほとりで写真活動。







鉢伏山でも登ってみようかな~と思いましたが、どう見ても雪ありますよねw







大山山脈は見えたけど、もうシルエットだけになってました・・・残念。


復路は羽合温泉を通って倉吉東郷自転車道で羽合海岸まで出て、そこから旧9号線で帰る。
アサヒ国際坂のあたりで夕陽を見るために寄り道して時間調整しましたが、
調整しすぎてタイミングを逃すw

湖山池をぐるっと周って帰宅。
久しぶりの割には115km走ってた。
復路は結構ヘロヘロでしたw

道中シンドい時間も多い。
でもそれも終わってみたら楽しかった思い出。
さて、次はどこ走りますかな♪





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沼の深みへ・・・

2013-02-02 | Bicycle Parts&Maintenance
休みがありません・・・

毎日残業で帰りが遅いです・・・


当然自転車に乗るどころか関わる時間もありません・・・(´;ω;`)


そんな現状で、唯一出来る自転車活動と言えば・・・


合間を見ての買い物ですよw




というわけで買いました。



Campagnolo STRADA record crankset

1958年に登場した、5アームのクランク。
何度かモデルチェンジを重ねていて、今回手にしたのは67年に発表された4型というのです。多分。
それまでPCD151mmで最小インナー44Tだったのが、この4型で144mmに変更され42Tが使えるようになりました。

その後、74年には初代スーパーレコードが発表されたのですが、クランク形状はこの頃のまま継続され
80年代半ばくらいまでレースの第一線で活躍した名品なんです。
個人的にカンパニョーロのクランクと言えばこれを思い浮かべるのでして、今見てもその完成された美しさには惚れ惚れしちゃいます。
自分よりも年上のこの製品が、こんなにグッドなコンディションで残ってるというのは、
大事にされてきたのは勿論のこと、品質が非常に高いという事なんでしょうね。
当時のカンパニョーロの物作りに対する姿勢と意気込みが強く感じられます。
さらにこの頃のは磨けば磨くほどどんどん光っていくので、それもまた楽しみですね~



進めているコンポーネントの見直し計画で、クランクはこれを使って組みま・・・せん(笑)

じゃあ、なんで買ったのかって?

先日手にしたCASATI刻印入りのチェーンリング
これ、今まで集めたCASATIグッズと共に飾ってるんですが、やはりリングだけあっても絵的にイマイチ。
その思いは日に日に増していき、クランクが付いたセットにならないとどうにも我慢が出来なくなってしまいました。


・・・・


えっ? それだけかって?



うん、それだけ(笑)

「カンパ沼」に足を踏み入れた自分にはこのくらい当然でございますw



ではチェーンリングを付け替えてみる。




ふぅ・・・ あまりのカッコよさにしびれたww




スパイダーアームが長いと断然カッコイイです。
コンパクトクランクはどうしてもここがイマイチなんですよね。
実用重視で考えるとそれでもとても魅力的なんですけど。




「クランクは自転車の顔」とよく言われますが、確かにクランクセットを変えるだけで全体の印象が全然変わります。
これを使って組みたいのは山々なんですが、流石にインナー42Tなので残念ながら今回は見送ります。
でもクランク選びは絶対に妥協してはいけないというのを今回で改めて思い知らされました。

自転車ってほんとに面白い世界だよな~


本来ならばウエアなどの実用品を買って、来るべき乗れる日に備えるべきなのですが、
実用品より趣味の物を買う方が自分にとってはストレス発散になるんですね。
ここんとこ仕事しかしてないので他の事にお金使わなくてすむんですが、
その変わりこんなのをどんどんポチってしまっている・・・(笑)

他にもお宝をゲットしたんですが、それはまた機会がある時に紹介します。



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