あろうことか、乳首に潰瘍ができた・・・
最初に異変に気付いたのは5月27日頃だったか。
仕事中、右の乳首が痒くて、服の上からこすっていた。
それから3~4日間は、見た目には特に何もなく、
痒みも市販の“オイラックス”で軽減していた。
でも、31日の夜、お風呂上りに見てみると、
右の乳首に2ヵ所、小さなかさぶたが赤黒くついていたので、
翌日土曜日に皮膚科を受診。
私の菌状息肉症を最初に指摘してくれ、抗がん剤で足に水疱ができたときも
頼りにした皮膚科にかかることにしたけれど、
院長先生は私より少し若い男性なので、乳首を見せるのは抵抗があった。
ま、でもそんなことも言ってられない。
先生には、「乳首は赤ちゃんや小さな子供もよく炎症起こすんだよね。
出っ張ってるから、下着の摩擦も受けやすいし。たまたま湿疹みたいになったんだね。」
と言われ、キンダーベート(ステロイドの一番弱いやつ)と
化膿止めのゲンタシンの混合軟膏を処方された。
それから1週間。
1日2回、私はちゃーんと処方通りに塗っていたんだけど、
改善しないばかりか、患部はかさぶたがとれて白っぽくなって
クレーターのようにくぼんで潰瘍化してきた
それで、昨日再び同じ皮膚科を受診。
院長先生を指定しなかったので、非常勤の女性の先生が担当だった。
そこで、私はずっと気になっていたことを尋ねた。
「去年大腸ガンでステージⅢbという診断だったんですけど、
まさか転移性腫瘍ってことはないでしょうか?」と。
以前、子宮がんだったか卵巣がんだったかのある方の闘病ブログで、
太ももの内側にできものができたので皮膚科にかかったら、
残念ながらそれは転移性腫瘍だった、という話が書かれてあった。
それがなぜか私は印象的で(たぶん「そんなことがあるんだ」という驚きで)、
ずっと頭にあったから、今回の乳首の潰瘍は私には大きな不安となっている。
私の質問を聞いた女性医師は、
「うーん、私も皮膚にできた転移性腫瘍は見たことあるけど、
痛いとか痒いとかはないものですよ。まあ、まずは治療して、
それでも治らなかったら皮膚生検という手がありますけど。」
とのことで、前回より2段階強いステロイド軟膏“アンテベート”の処方となった。
実は、私は十数年前にも乳首に潰瘍ができたことがある。
その後、ある一般向けの医学系の本で、
菌状息肉症の前駆症状に皮膚の急性の炎症がみられることがある
というようなことが書いてあったのを読み、自分で勝手に関連付けていた。
その時の乳首の潰瘍と、その後に発症した菌状息肉症とは
関係があるのかないのか、今もって謎だけれど、
そうしたこともあるので、なんだか今回の乳首の潰瘍も不気味なのだ
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