けさはいつもより30分早いモーニングコール。
4人のガイドがローテーションするので、きょうのガイドはイムティに戻る。
と言っても、きょうがラストデー。
1st Dive: Felidhoo Atoll, Rakeedhoo Corner
フェリドゥ環礁 ラキドゥ・コーナー
ドーニに乗り、ファーストステージしめて、ウェット着て、マスク洗って、という一連の作業が終わったところで、やっと日が昇ってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/b3/c5134beaeefd2944118cfe92a074ef91.jpg)
まだ明るくなったばかりの穏やかな海。
潜降していったら、ソフトコーラルがわさわさ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/7e/7eea7b7328be041bc9d6057f3d2e83fe.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/49/c5969d200112aa453a442ac5eaff8a2e.jpg)
空にむかって生えているトサカには関心がないが、トサカが天井やカベからゴージャスにたれさがっている光景がとても好き。
それは単に、昔のハンギング・ガーデンの面影を求めているにすぎないのだと思うけれど…。
流れもなく、リーフの上や沖を、たまにナポレオンが行くていど。
興奮度の高い生き物の気配はない。
たまにしか会わないタコはいたけれど…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/bd/0b8cc7e5485dd0c4bd8a461dd4f3e75c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/0a/d125b5b72e7a90d550558720d6ff0c78.jpg)
でも、ソフトコーラルだけじゃない。
浮上してゆくと、ハードコーラルもすごい。
海底あるある。いつも考え事をしているノウサンゴ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/81/306be8562510974c2917d134ab2e397c.jpg)
丸っこいフォルムに、なんだかなごむ浅瀬の珊瑚礁。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/dd/3211a01709f7eda4da25b115669d6afd.jpg)
そこにいるのも、インド洋の普通種な子たち。
ヒメジの群れとか、パウダーブルーとか…。
そういえば、パウダー玉って、久しく見てない。
となると、またモルディブには来なきゃならないのかなぁ…。
パウダーブルーはクリーニング中。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/3f/e2b6f1ee8df793c2ae0f6d614c7ec8bc.jpg)
白っぽくなっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/a3/10d3067f1782c56b874953c71361c6ce.jpg)
スーパーマリオが出てきそうな…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/38/ed4d76d6a161cf707e3d2ea2df60b3b9.jpg)
あまり大きくないテーブルサンゴがびっしり!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/89/c952b9505a543449437cc57f3770ebe0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/a8/3158e08fd016c467275b1d01129431d8.jpg)
2nd Dive:Felidhoo Atoll, Fotteyo
フェリドゥ環礁 フォッテヨ
1年めのフォッテヨは、「フォッテヨ、フォッテヨ、ああフォッテヨ…」
ひとたびフォッテヨに潜ったら、残るダイビングは全部ここでいい、と思ったほどのかぶれっぷり。
フォッテヨで潜りたかったからこそ、その翌年、乾期の南下コースに参加したんだった。
フォッテヨがなかったら、モルディブには戻ってこなかったかもしれない。
2年目は嬉々としてフォッテヨに潜ったわりには、さすがに感動が薄れると、ガーフ環礁に心がわり。
そして、3年目のことし。
「とことんガーフ」のコースに参加できないことがわかり、北上に参加しようと決めたとき、ガーフでのダイビングは減るけれど、フォッテヨで1ダイブも悪くないかもね、くらいにトーンダウン。
内心、フェリドゥなんかすっとばして、帰り道で通る、南マーレ環礁のグーライドゥコーナーや、ヴァドゥチャネルあたりで、むしろ潜りたな…と思っていた。
それがエントリーしたとたん、やっぱりフォッテヨっていいっ!と思った。
目の前に現れる生き物が、インド洋の普通種ばかりでも、フォッテヨは何かが違う。
クマザサハナムロなんて、どこのポイントでも群れている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/91/579c0c71532dd246e0320fc6a3ba0193.jpg)
マダラトビエイが飛んできても、編隊を組んでいるわけでもない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/91/f85de41793d0d9c6473d43e82993c118.jpg)
ロウニンアジが特別巨大なわけでも、群れているわけでもない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/57/528da3c1935d8e2c2ca9aeac5b7b135b.jpg)
リーフの上にいるナポレオンも、中層をゆくナポレオンも、ふつうサイズだ。
リーフトップにみえるギンガメだって、シパダンを思えば、群れとはいえない。
コガネシマアジの群れは、たまにしか見ないけど、大喜びするもんでもない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/54/89d46c52f208b5be7cb2cc2af4d28fc1.jpg)
オーバーハングで見られる魚だって、どこにでもいる子たちばかりだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/1f/b5260a444206bae86e0736a9172da16f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/de/f69d98cb40d4567143d2923c8eeb9d26.jpg)
ただ、インディアン・バタフライ・フィッシュを除いては。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/7c/1ff1f9105d41452e45b7c8db5a967663.jpg)
本来はもっとdeepにいるらしく、レアものらしい。
地味に逃げ足が速いので、なかなかしっかり撮れない。
去年はここで、コウリンハナダイやフタイロハナゴイにとらわれたので、今年もさがしてみるが、みつけられなかった。
カベを彩るサカナたちも平凡。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/a4/9bb315d4c9daa6aaf12c7fc529dafc3a.jpg)
ここのキンギョハナダイはメンズだけで群れているところが多い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/bb/2b0ebc390fce15cc38fa53433b152aa6.jpg)
タイマイは、あからさまに迷惑そうな表情。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/68/f4a6278f3cc0b48d2bf4f46679545b12.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/40/62f342792a64db52ebd5b2e323591ffb.jpg)
それでも、フォッテヨは、水中の雰囲気が、何かとてもいいのだ。
ただただ、ソフトコーラルの癒しに…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/bd/ce0985633ffee563ef9894aa5729e380.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/57/4fb51ab29d3c2679619958c97c11eb29.jpg)
ダイナミックな地形に…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/8f/bea89da0232779e5f9728ab3947cbaca.jpg)
リーフ上の砂地のリラックス感。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/a4/1ffbf493c398c6db18e010b307a8be23.jpg)
海底あるある。チンアナゴ兄弟の大集会。どんだけ悪口言ってるのかな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/c3/ac8bcaf084ff501fa48fed8943b7f617.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/54/58e59c777dc3ec8cf9f033322559cfa2.jpg)
魚影も地形もコーラルも砂地も兼ね備えている、たぐいまれなポイントだとあらためて思う。
母船が停泊しているすぐ近くに、砂州がある。
ランチ後、一部の人たちは、砂州に出かけていった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/8f/57391b2bd225023606cf0899715e9e60.jpg)
焦げそう…。
3rd Dive:Felidhoo Atoll, Fotteyo
フェリドゥ環礁 フォッテヨ
前回と同じコースどり。
インディアン・バタフライフィッシュは、もう自分でみつけられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/4d/1414fcbcf293ce49a9b13c503b894e67.jpg)
それ以外はレアもの不在。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/62/8a4d11c571f92a1e09b1e8b7d681fa2c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/6a/4279efb9737daa401bff89d56a12258a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/e1/c3f754656b00ae5afa25a91f107276f4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/56/1efe06ae198708419f797d6c24748c39.jpg)
地形がやっぱり素敵。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/7b/559a9961b28035f6a0dcf1217c5b3af4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/28/7c0d9fa117f37b5cbcfcec593b5a4d71.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/38/c080d9e231fdd27808504656cac45ff6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/d2/0ff57ed3e2ae20923f9efc15bd6d95bd.jpg)
さて、最終日にして、今回のトリップ初のオプションダイブ。
でも、またまたフォッテヨ。
フォッテヨがいくらよいと行っても、さすがに1日3回連続となると、ちょっと…。
でも、私がふたたびフォッテヨに来ることはないだろう。
きっと来ない。
たぶん、来ないだろーな。
せっかくだし、潜っとけー!
4th Dive:Felidhoo Atoll, Fotteyo
フェリドゥ環礁 フォッテヨ
オプションはパスの人もいるし、マウルーフはおなかが痛いだったか、なんらか体調不良を訴えて休憩だそうで、チーム再編、私はユリエさんガイドにつくことになった。
ソフトコーラル祭りではない側のカベでエントリー。
たぶん、朝潜ると、ハンマーが狙える場所だ。
エントリー直後から、イルカがピーピー鳴いているのが聞こえている以外、単なるドロップオフにすぎない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/0f/cf047b8c384b36c704158696c8711343.jpg)
あんまりおもしろくないなー、と思っているうちに、イルカの声はどんどん近づいてくる。
なんとなくそわそわ。
1秒ごとに、鳴き声はどんどん近くなる。
ピーピー、キューキュー、もう尋常ではない大きさ。
これは、絶対に会えると確信。
水面を360度みまわすが、まだ見えない…。
と、またタンクを激しく鳴らす人あり。
またイムティで、指さす方向は水面。
見上げれば、イルカの群れが走馬灯のように泳いでゆく。
とりあえずは皆ダッシュ。
スキューバでこんなダッシュするなんてはじめて。
肉眼ではくっきり見えたイルカ。
ひさびさの水中イルカ。
水中でハシナガイルカを見たのは、2回め。
長くやっていると、いいこともあるもんだ。
コンデジでは青一色、撮った本人だけに見えるといえる、おぼろげなイルカのシルエット。
想い出は、心のシャッターで!と、負け犬の遠吠え。
ああ、でもオプション、潜っておいてよかった。
フォッテヨ3ダイブのチョイスは、神じゃん!と、超日和見。
エアーをゴーゴー吸ったあとは、平和なダイビングに戻った。
どうしようもなく平凡なのだけれど、夕方のサカナの動きがおもしろかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/5f/debc36bdf3e602e6ebc332631204cd74.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/db/af28ac112127ef781d069bd2a046b4b3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/db/4716ffb51086beb8abddc6782c059683.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/06/15eb0cdcc2f8589808a6dc0fb2c77882.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/d3/3438885a453a6b0a5871f7cc894e7638.jpg)
やっぱりフォッテヨはすごい。
でも、もうフォッテヨでおなかいっぱい。
ドーニが母船にむけて出発するころには、西側はすっかりサンセット。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/83/360f9dcce885c4a6bc94710372ec83aa.jpg)
さっき1本目のダイビングで朝陽を見たばかりだと思ったのに。
砂州は、満潮で、ずいぶん面積が小さくなっていた。
母船に近づくと、いろいろなものがぶら下がっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/34/2ff541d6998f18a8815a62a2914b18b4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/d4/2038225442b2f0b8db32aa594941212d.jpg)
>゜)))彡 >゜)))彡 >゜)))彡
母船に戻ると、憂鬱な器材干し。
トップデッキは、屋上特設物干し場に姿を変えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/c4/f7d001fbe698f6b2c37f1e858681db8d.jpg)
それから、あっという間に最後の晩餐。
きょうはモルディビアンディナー。
ずらり!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/9b/acea63a2c585cd0ccbe2da3ec1a6473b.jpg)
大好きな、スパイシー揚げ物シリーズ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/93/db68a3c068984c022f513fdd66edbce7.jpg)
浮かない顔の人もけっこういる。
なんといっても、メインは、モルディブ料理の決定版、ガルディア。
ガルディアの具は、ごはんに、タロイモや食用バナナ、ココナッツフレークにチリなど。
はっはー。好きなもんばっかりじゃん。
これらを混ぜて、カツオのぶつ切りで出汁をとったスープをかけて食べる。
モルディブでは安息日の前の晩に食べるんだそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/e1/76473b37c3e6ca3c57c3ca85d6ac979e.jpg)
ディナー前に、マウルーフによる、ガルディアの混ぜ方(?)レクチャーがある。
本当は、手でこねこねして食べるのだけれど…単なるぶっかけ飯でいただいた。
わっらみ~る!炭水化物ばんざい!
それにしても、アイランド・サファリ・ロイヤルって、メニューが豊富だと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/58/201de53ba9780615a1d0c5eea9d36bf8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/96/d784c7824d2b891629a1d8bd57f10b89.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/9d/44a1ee9aa0588fb55aa92dd54f3bb279.jpg)
とうぶん再会しないであろうモルディブ料理。
もっともっと堪能したい。
しかし、どんなにもりもり食べても、やはり限度がある。
ラストナイトといっても、盛り上がるメンツでもなく、腹11分目くらいに食べたら、飲んで、そして、早めの就寝となった。
帰ったら、ワークアウトに真摯に取り組もう、と切に思う。
4人のガイドがローテーションするので、きょうのガイドはイムティに戻る。
と言っても、きょうがラストデー。
1st Dive: Felidhoo Atoll, Rakeedhoo Corner
フェリドゥ環礁 ラキドゥ・コーナー
ドーニに乗り、ファーストステージしめて、ウェット着て、マスク洗って、という一連の作業が終わったところで、やっと日が昇ってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/b3/c5134beaeefd2944118cfe92a074ef91.jpg)
まだ明るくなったばかりの穏やかな海。
潜降していったら、ソフトコーラルがわさわさ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/7e/7eea7b7328be041bc9d6057f3d2e83fe.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/49/c5969d200112aa453a442ac5eaff8a2e.jpg)
空にむかって生えているトサカには関心がないが、トサカが天井やカベからゴージャスにたれさがっている光景がとても好き。
それは単に、昔のハンギング・ガーデンの面影を求めているにすぎないのだと思うけれど…。
流れもなく、リーフの上や沖を、たまにナポレオンが行くていど。
興奮度の高い生き物の気配はない。
たまにしか会わないタコはいたけれど…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/bd/0b8cc7e5485dd0c4bd8a461dd4f3e75c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/0a/d125b5b72e7a90d550558720d6ff0c78.jpg)
でも、ソフトコーラルだけじゃない。
浮上してゆくと、ハードコーラルもすごい。
海底あるある。いつも考え事をしているノウサンゴ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/81/306be8562510974c2917d134ab2e397c.jpg)
丸っこいフォルムに、なんだかなごむ浅瀬の珊瑚礁。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/dd/3211a01709f7eda4da25b115669d6afd.jpg)
そこにいるのも、インド洋の普通種な子たち。
ヒメジの群れとか、パウダーブルーとか…。
そういえば、パウダー玉って、久しく見てない。
となると、またモルディブには来なきゃならないのかなぁ…。
パウダーブルーはクリーニング中。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/3f/e2b6f1ee8df793c2ae0f6d614c7ec8bc.jpg)
白っぽくなっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/a3/10d3067f1782c56b874953c71361c6ce.jpg)
スーパーマリオが出てきそうな…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/38/ed4d76d6a161cf707e3d2ea2df60b3b9.jpg)
あまり大きくないテーブルサンゴがびっしり!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/89/c952b9505a543449437cc57f3770ebe0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/a8/3158e08fd016c467275b1d01129431d8.jpg)
2nd Dive:Felidhoo Atoll, Fotteyo
フェリドゥ環礁 フォッテヨ
1年めのフォッテヨは、「フォッテヨ、フォッテヨ、ああフォッテヨ…」
ひとたびフォッテヨに潜ったら、残るダイビングは全部ここでいい、と思ったほどのかぶれっぷり。
フォッテヨで潜りたかったからこそ、その翌年、乾期の南下コースに参加したんだった。
フォッテヨがなかったら、モルディブには戻ってこなかったかもしれない。
2年目は嬉々としてフォッテヨに潜ったわりには、さすがに感動が薄れると、ガーフ環礁に心がわり。
そして、3年目のことし。
「とことんガーフ」のコースに参加できないことがわかり、北上に参加しようと決めたとき、ガーフでのダイビングは減るけれど、フォッテヨで1ダイブも悪くないかもね、くらいにトーンダウン。
内心、フェリドゥなんかすっとばして、帰り道で通る、南マーレ環礁のグーライドゥコーナーや、ヴァドゥチャネルあたりで、むしろ潜りたな…と思っていた。
それがエントリーしたとたん、やっぱりフォッテヨっていいっ!と思った。
目の前に現れる生き物が、インド洋の普通種ばかりでも、フォッテヨは何かが違う。
クマザサハナムロなんて、どこのポイントでも群れている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/91/579c0c71532dd246e0320fc6a3ba0193.jpg)
マダラトビエイが飛んできても、編隊を組んでいるわけでもない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/91/f85de41793d0d9c6473d43e82993c118.jpg)
ロウニンアジが特別巨大なわけでも、群れているわけでもない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/57/528da3c1935d8e2c2ca9aeac5b7b135b.jpg)
リーフの上にいるナポレオンも、中層をゆくナポレオンも、ふつうサイズだ。
リーフトップにみえるギンガメだって、シパダンを思えば、群れとはいえない。
コガネシマアジの群れは、たまにしか見ないけど、大喜びするもんでもない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/54/89d46c52f208b5be7cb2cc2af4d28fc1.jpg)
オーバーハングで見られる魚だって、どこにでもいる子たちばかりだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/1f/b5260a444206bae86e0736a9172da16f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/de/f69d98cb40d4567143d2923c8eeb9d26.jpg)
ただ、インディアン・バタフライ・フィッシュを除いては。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/7c/1ff1f9105d41452e45b7c8db5a967663.jpg)
本来はもっとdeepにいるらしく、レアものらしい。
地味に逃げ足が速いので、なかなかしっかり撮れない。
去年はここで、コウリンハナダイやフタイロハナゴイにとらわれたので、今年もさがしてみるが、みつけられなかった。
カベを彩るサカナたちも平凡。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/a4/9bb315d4c9daa6aaf12c7fc529dafc3a.jpg)
ここのキンギョハナダイはメンズだけで群れているところが多い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/bb/2b0ebc390fce15cc38fa53433b152aa6.jpg)
タイマイは、あからさまに迷惑そうな表情。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/68/f4a6278f3cc0b48d2bf4f46679545b12.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/40/62f342792a64db52ebd5b2e323591ffb.jpg)
それでも、フォッテヨは、水中の雰囲気が、何かとてもいいのだ。
ただただ、ソフトコーラルの癒しに…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/bd/ce0985633ffee563ef9894aa5729e380.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/57/4fb51ab29d3c2679619958c97c11eb29.jpg)
ダイナミックな地形に…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/8f/bea89da0232779e5f9728ab3947cbaca.jpg)
リーフ上の砂地のリラックス感。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/a4/1ffbf493c398c6db18e010b307a8be23.jpg)
海底あるある。チンアナゴ兄弟の大集会。どんだけ悪口言ってるのかな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/c3/ac8bcaf084ff501fa48fed8943b7f617.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/54/58e59c777dc3ec8cf9f033322559cfa2.jpg)
魚影も地形もコーラルも砂地も兼ね備えている、たぐいまれなポイントだとあらためて思う。
母船が停泊しているすぐ近くに、砂州がある。
ランチ後、一部の人たちは、砂州に出かけていった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/8f/57391b2bd225023606cf0899715e9e60.jpg)
焦げそう…。
3rd Dive:Felidhoo Atoll, Fotteyo
フェリドゥ環礁 フォッテヨ
前回と同じコースどり。
インディアン・バタフライフィッシュは、もう自分でみつけられる。
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それ以外はレアもの不在。
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地形がやっぱり素敵。
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さて、最終日にして、今回のトリップ初のオプションダイブ。
でも、またまたフォッテヨ。
フォッテヨがいくらよいと行っても、さすがに1日3回連続となると、ちょっと…。
でも、私がふたたびフォッテヨに来ることはないだろう。
きっと来ない。
たぶん、来ないだろーな。
せっかくだし、潜っとけー!
4th Dive:Felidhoo Atoll, Fotteyo
フェリドゥ環礁 フォッテヨ
オプションはパスの人もいるし、マウルーフはおなかが痛いだったか、なんらか体調不良を訴えて休憩だそうで、チーム再編、私はユリエさんガイドにつくことになった。
ソフトコーラル祭りではない側のカベでエントリー。
たぶん、朝潜ると、ハンマーが狙える場所だ。
エントリー直後から、イルカがピーピー鳴いているのが聞こえている以外、単なるドロップオフにすぎない。
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あんまりおもしろくないなー、と思っているうちに、イルカの声はどんどん近づいてくる。
なんとなくそわそわ。
1秒ごとに、鳴き声はどんどん近くなる。
ピーピー、キューキュー、もう尋常ではない大きさ。
これは、絶対に会えると確信。
水面を360度みまわすが、まだ見えない…。
と、またタンクを激しく鳴らす人あり。
またイムティで、指さす方向は水面。
見上げれば、イルカの群れが走馬灯のように泳いでゆく。
とりあえずは皆ダッシュ。
スキューバでこんなダッシュするなんてはじめて。
肉眼ではくっきり見えたイルカ。
ひさびさの水中イルカ。
水中でハシナガイルカを見たのは、2回め。
長くやっていると、いいこともあるもんだ。
コンデジでは青一色、撮った本人だけに見えるといえる、おぼろげなイルカのシルエット。
想い出は、心のシャッターで!と、負け犬の遠吠え。
ああ、でもオプション、潜っておいてよかった。
フォッテヨ3ダイブのチョイスは、神じゃん!と、超日和見。
エアーをゴーゴー吸ったあとは、平和なダイビングに戻った。
どうしようもなく平凡なのだけれど、夕方のサカナの動きがおもしろかった。
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やっぱりフォッテヨはすごい。
でも、もうフォッテヨでおなかいっぱい。
ドーニが母船にむけて出発するころには、西側はすっかりサンセット。
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さっき1本目のダイビングで朝陽を見たばかりだと思ったのに。
砂州は、満潮で、ずいぶん面積が小さくなっていた。
母船に近づくと、いろいろなものがぶら下がっている。
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>゜)))彡 >゜)))彡 >゜)))彡
母船に戻ると、憂鬱な器材干し。
トップデッキは、屋上特設物干し場に姿を変えた。
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それから、あっという間に最後の晩餐。
きょうはモルディビアンディナー。
ずらり!
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大好きな、スパイシー揚げ物シリーズ。
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浮かない顔の人もけっこういる。
なんといっても、メインは、モルディブ料理の決定版、ガルディア。
ガルディアの具は、ごはんに、タロイモや食用バナナ、ココナッツフレークにチリなど。
はっはー。好きなもんばっかりじゃん。
これらを混ぜて、カツオのぶつ切りで出汁をとったスープをかけて食べる。
モルディブでは安息日の前の晩に食べるんだそうだ。
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ディナー前に、マウルーフによる、ガルディアの混ぜ方(?)レクチャーがある。
本当は、手でこねこねして食べるのだけれど…単なるぶっかけ飯でいただいた。
わっらみ~る!炭水化物ばんざい!
それにしても、アイランド・サファリ・ロイヤルって、メニューが豊富だと思う。
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とうぶん再会しないであろうモルディブ料理。
もっともっと堪能したい。
しかし、どんなにもりもり食べても、やはり限度がある。
ラストナイトといっても、盛り上がるメンツでもなく、腹11分目くらいに食べたら、飲んで、そして、早めの就寝となった。
帰ったら、ワークアウトに真摯に取り組もう、と切に思う。