アイスクリームはマレー語で「Aiskrim」だ。
マレーシアでは、マレーシアならではのフレーバーを選ぶ。
まずは、ドリアン!!
実は下にヤムアイスがあるが、隠れて見えないほど盛りがよい。
ドリアンアイスは、味が濃くて、とても好きだ。
ドリアンの香りはするが、誰でもいけると思う。たぶん、きっと、大丈夫。
ま、有楽町駅を出て、なんかいいにお~い、と、くんくんやってたら、くだものやさんの店頭に
ドリアンがあったという私なので、信憑性のほどは???
つづいて、一番お気に入りのヤム!
紫いものアイスで、ブルーシールでいうところのウベ。
マレーシアでアイスを食べる際のポイントはカップにすること。
コーンはおいしくないし、コーンには紙ナプキンが手で巻かれているのに、なんとなく清潔感が
感じられない。実際、一度も腹をこわしたことはないけれど。コーンは、暑さでダラダラ溶けて
きて、手がでろでろになるのでやめた方がいい。
アイスクリームは、どこのショッピングセンターにもある、スイーツの店や、スーパーで売られて
いるが、バスターミナル近くのスーパー「MILIMEWA(美麗華超級百貨有限公司」で、2スク
ープで2リンギット、70円出さずしてうれしいこの盛りだ。
ハーゲンダッツのような洗練された味わいではないが、やっぱり、アイスは、こうでなきゃ。

ジェッセルトン・ホテルの向かいの通りにある佑記茶室。
佑記はヤオキーと発音するらしい。
KKのバクテ屋のなかで、もっとも人気がある店。
ダイブマスターに聞いても、タクシードライバーに聞いても、みな佑記がいちばん、と言う。
他の店のバクテより、よりストロングな味わいのスープ、よりコラーゲンたっぷり感があり、よりシンプルな構成だ。

土曜日、シパダンで3ダイブを終えると、セレベスエクスプローラーは、まるで逃げるかのように、
さっさとシパダンを撤収。シパダンからセンポルナまで、セレベス・エクスプローラーの船足では
6時間かかるとキャプテンはおどすが、4時間ほどで着いた。
本来、日曜下船のところ、ものずきな私は、今回も船がセンポルナに着くと、即下船し、タワウへ。
タワウのホテルに着くと、荷物を置くやいなや、即、食べ物を求めて外出。
タワウでは、屋台のシーフード、KEDAI KOPIのミーゴレン、ミースープ、露店で売っているお好
み焼きのようなやつ、山東餃子、ココナッツプリンが食べたい。あれも食べたい、これも食べたい、
でウィッシュリストに限りはないなのだ。もう食いだおれてしまいたい。一時的に胃拡張になってし
まいたい。たとえ、それで太ったとしても、増えたものは、また減らせばよいのだから。そうは思っ
ても、食べられる量に限界があるのが残念だ。
街が、蒼い夕闇に包まれると、タワウのKEDAIは皆、うすぼんやりとした灯りの中で営業している。
目をこするような照度が、ノスタルジックな感じで味がある。適当に歩いていたら、KKのNo1バク
テ屋と同じ名前の、「佑記茶室」があった。「あだばくて~?(バクテアリマスカ~?)」と、言いながら
店に入ると、やさしそうなメガネの店主が、「アリマス~」と片言の日本語。気の強そうなヨメが、
「さゆーる?(野菜は?)」と聞いてくる。何の野菜かと聞くとこれ「これ」、と見せてくれたが、何菜か
はわからない。店主が「オイシイデスヨ~」とまた日本語。あまりに感じがいいので、サユールも
頼んでみた。
バクテの構成は、KKの佑記茶室と、まったく同じ。これは、ご親族かな。
豚のいろいろな部位が入ったスープの茶碗と、具のないスープだけの茶碗、中国茶、チリだけの
シンプルな構成。KKの佑記の方が、スープの味は、より強いが、このタワウの佑記のバクテが、
これまで食べたバクテの中で、いちばんおいしいような気がした。「オイシーデスヨー」の野菜炒めも、
本当においしかった。
サユルとバクテとテでRM9.70だから、300円ってところかな。
なんとなく腹8分目な感じなので、ココナッツプリンをテイクアウトしようかと、いつものオーシャンレス
トランに向かった。行ってみたら、何かの15周年会合をやっており、そんな感じでもないので、すご
すごひきかえした。オーシャンレストランは、夜は、けっこう高い確率で、貸し切られているなあ。
あー。もっといろいろなローカルフードが食べたい!と、思いつつ。タワウの短い滞在は終わった。
コタキナバル産バクテスープの素。
センターポイントのスーパーで、RM3.70、約130円で、おみやげに
買ってきたもの。まるで薬のように「功能」と「用法」が書かれている。
こちらが袋の中身。
丁子、アニス、山椒、当帰、センキュウ、甘草、桂皮、黄精、大茴香
ぜんぶ生薬…。【功能】が書かれるわけですね。
こいつらと骨付き豚肉を鍋に無造作につっこみ・・・
4時間煮込んでから、オイスターソースをちょっと入れたら、美味!
(2時間煮込んだ段階では、何か一品が、とてもにおい、微妙だったが・・・。)
ライスも、長いタイ米をおともに。
うちの中はアジアの街角なにおいが、たちこめ中。
もちろん、お店にはおよぶはずもないが、必ず買ってきたいアイテムの一つ、バクテの素!

「新記」は、コタキナバルの町の北端にある。ショッピング・センターのウィスマ・ムルデカ前の大通りを隔てた、アンズホテルの斜めむかいにある。(ちなみにこのアンズホテルの1階の中華料理屋「發記」もたまらない。)ざっくりな地図
中秋名月・・・。
今時期、KKの町を歩いていると、Mooncake=月餅が、ショッピングセンターや中華系の
お店に並ぶ。
本来月餅は、脂っこいので、あまり好きではないが、プロムネードホテルで売られている
ココナッツの月餅はおいしい。人気があるようで、売り切れがちである。
普通の焼いたタイプのものと、要冷蔵なクリスタルの2種類がある。写真はクリスタル。 真っ白なクリスタルは外の皮がもちもちしていて、
ひんやりした食感。ひとつ9リンギット、約270円。
どちらも中にはココナッツフレークがびっしり、1個
完食すると、ずっしりで、あとの食事にさわるので、
何人かでシェアして食べるのがおすすめ。KKの
食べ物はおいしいが、9月は、さらにいろいろおい
しい。年ごとにズレはあるが、9月は、ランブータン
や、ドリアンの季節で、フルーツもいいし、ムーン
ケーキもある。シパダンも、(今年はダメだったけ
れど、)ハンマーの群れを高確率で見ている月。
バリのマンボウを見たいけれど、9月はシパダンでのダイビング、KKでの食と、二度
おいしく、毎年、遅い夏休みは、結局シパダンから脱却できなくなってしまうのだった。
フィリピノマーケットで、常温保存の実なら2リンギットで飲める。

メリディアンホテルの向かいがフィリピノ・マーケットで、青いココナッツが
山積みにされているので、すぐにわかる。何軒もココナッツジュースを出す店が
並んでいるが、どこもたいてい愛想がない。ココナッツを割ってくれ、ドーンと
出される。サッカーボールくらいの大きさがある。

ふたの部分。ココナッツの果肉は、スプーンを借りて食べる。

中は、透明なココナッツジュースがたっぷり満たされている。

甘みはごく薄く、とてもさっぱりした風味。
けっこうなボリュームなので、カップルなら一つたのんでシェアでじゅうぶん。
台風の日。東京も暴風圏に入るらしいとのことで、会社では、「きょうは16時で帰って」
とのうれしい指示があり、予想外に早くに帰ってきた。
さっそくこのアイドル・タイムを利用して、先日マレーシアのスーパーで買ってきた
バクテースープの素をことことと煮込むことにした。
バクテースープの素。
パックの中身。
パック裏に書かれた成分は、「当帰、玉竹、桂皮、白胡椒、党参、甘草、元西米、川芎、
丁香、陳皮、八角」プラス、秘伝の粉末のような表現。
自分で用意するものは、骨付きの豚バラ肉、3リットルの水、にんにく、オイスターソース
大さじ3杯だけ。お湯が沸いたら、上記すべての具材を鍋につっこみ、あとはひたすら
待つだけで、調理もとても簡単。
2時間半待つ間、成分について、特色と効用を調べてみた。ヒマジン。
当帰(とうき)・・・セリ科なる植物で、写真には、小さな白い花がいっぱいついていた。
根っこに血行促進作用があり、婦人病に効果があるそう。
玉竹(いずい)・・・ユリ科のアマドコロという植物の根っこを乾燥させたもの。滋養強壮効果。
桂皮(けいひ)・・・シナモン。発汗、解熱、健胃作用。
党参(とうざん)・・・つるにんじんの根っこを乾燥させたもの。
細胞活性化、食欲不振、疲労、冷え性、息切れに効果。
甘草(かんぞう)・・・リコリス。鎮痛、抗炎症、抗アレルギー作用。
川芎(せんきゅう)・・・セリ科の植物。根っこを乾燥させたもの。セロリに似た香り。婦人病に効果。
丁香(ちょうこう)・・・丁子、グローブ。 芳香健胃剤。
ゴキブリが嫌いなにおいで、ゴキブリ除けにもなるらしい。
インドネシアたばこのガラムのにおい。
陳皮(ちんぴ)・・・みかんの皮。血圧降下作用、芳香性健胃剤。
八角(はっかく)・・・ういきょう。その成分は、タミフルの原料のひとつでもあるらしい。
暇にまかせ、Wikipediaを見たり、ググるったりしたが、とうとう元西米がわからなかった。
西米はタピオカのことだが、クコの実が入っていたから、元西米はクコの実のこと?
いずれにしても、生薬についてのこの一時的ウンチクは、すぐに消えてしまうことだろう。
そうこうするうちに、スープが出来上がり。
もちろん、マレーシアの街にあるバクテー屋にはおよばないが、味に深みがありおいしい。
本当に体によさそうな味。
バクテースープの素、軽いし、体にいいし、ご自宅用お土産になかなかよいものだ。
ことしは、8月末からランブータンが出ている。
コタキナバルの市場で、サンデーマーケットで、ナイトマーケットで、といった具合に
街角で気軽に買える。
KKの市場前に出ていたのは、トゥアラン産(KKから車で小一時間いったところにある町)だった。
種の皮はついてくるけれど、実離れはまぁまぁ。
1キロ買いのときは、3リンギットが相場。1リンギットの小束にして売っているところもあり、数日
の短期滞在や、じゃらんじゃらんしながら食べるのには便利な量だ。
ちなみに、フィリピン産の種無しランブータンも売っていた。
さらに、今、マンゴスチンも出ている。
こちらも1キロ3リンギットで、大小とりまぜ16個も来た。
ランブータンの頭とおしり・・・おしりについているガク(かな?)も、キュート・
そして、フルーツの王様、ドリアンも、軽トラに山積みで売られている。
ドリアンは、あの強烈な香りで、ホテルは持ち込み禁止にしているし、私も鼻をつままないと
おいしく食べられないので、なんとなく後ろ髪をひかれる思いで、買えずじまい・・・
いつか勇気を出して、買いたいな。
サバ州に来ると、必ず食べる野菜。
サバ州だけでとれ、通称、サバ・ベジ。
この、体によさそうな緑色と、ちょっと
ポキっとした食感がたまりません。
ただ、いざ、サユルマニスを食べようと思っても、なかなか店に置いてなかったり、
売切れていたり、ということが多い。
KKでサユルマニスが食べられるところは、ざっと以下が思い浮かぶ
・SEDCO COMPLEX(現在改装のためクローズ中のオープンエアーレストラン群)
・SRI MELAKA(センターポイントからシャングリラホテルにむけ3分くらい。SEDCOのむかい)
・ANG'S HOTEL内のチャイニーズ(確か、「登記」とかそんな名前だったかと…)
・WISMA MERDEKAのフードコート内の手前の方にある店
なんといっても、SRI MELAKAの味つけが、いちばんおいしいと、私は思う。
サイズは、S・M・Lがあり、Sは2人前、RM8.00。
サユルマニス・ドライ・シュリンプとガーリックがあるが、私は、ガーリック派。
ただ、時に、ものすごいガーリックの量が入っていることがあるので、連れの人もろとも同じ
ものを食べる時ならいいけど、そのあと誰かと会ったり、というときには、おすすめできません。
あと、サユルマニスと呼ばれる野菜には、2種類あって、小さい葉っぱだけのものもある。
それは、単なる野菜。
ちなみに、繊維質豊富なサユルマニスを5日連続で食べ続け、便秘解消に成功。