韓流ドラマの見方が問題

衛星劇場 - 韓国歴史ドラマ年表

　日本の歴史ドラマは史実をできる限り忠実に再現しようとしますが、
韓国歴史ドラマは史実と脚色を融合させてエンターテイメント性を
重要視する傾向にあります。
（衛星劇場）

　日本人で「大奥」を見て、日本史を憶える人はいないが、
韓流ドラマはそのレベルということだ。
　苦情が来ても困るので釘を刺しておくが、これは見る側の問題で、
そのつもりで見なくてはいけないということだ。
　
　衛星劇場作成の年表も噴飯ものだが、李氏朝鮮成立までは元の侵攻を
何度となく受けて、分裂国家の様相であった。耽羅（現在の済州島周辺）
に至っては日本に朝貢までしているが、それを言い出すと琉球王朝は
どうなのかとなるので、ここでは触れない。

　李氏朝鮮にしても明、清に朝貢を行って、辛うじて独立を維持していた
わけだが、支配層の頑迷固陋な小中華主義や事大主義が社会を腐敗させ、
やがて列強の分割を招いたのだが、ここでも、ただ日本が悪者に仕立てら
れていく。

　韓国の歴史に出てくる人物はみんな魅力的で、国や愛のために一生懸命に
生きているところがすてきです。なんていうから私に小馬鹿にされるのだ。

　そういう演出です。あくまでドラマですから。

　現代物には、また別の問題があるのだが、チラ見したこともないので、
またの機会に。