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第2世代 iPad

2010-09-17 11:51:44 | 日記
どうやら来年の第一四半期中に第2世代の iPad が発売されるらしい。
今年のクリスマス商戦に新商品を投入するのではという観測もあったが、来年の発売という方が信憑性がある。

一つには商品のサイクル。
アップル社は主力商品については、1年毎の更新スケジュールを守っている。
マックプロやマックミニなどマニアックな製品はこの限りではない。
この線でいくと、昨年春発売の iPad の新商品を同年秋に発売するというスケジュールには無理がある。
さらに、発売も堅調でようやく生産が需要に追いついたばかりだ。
テック関係の商品寿命が短くなっているといっても、一気に半減するとは考えにくい。
さらに、部品の調達を請け負っている台湾のメーカーからの情報では、来年の発売に向けて部品のテストをしている最中だという。
これらの情報と事情を勘案して、冒頭の来年早々のラインアップ更新説を信じたい。

さて、内容について。
確実に装備されると推定されるのは FaceTime だ。
アップル社はこの Open standard を強力に推進しいる。
現在、iPad が唯一非対応の主力商品となっているという現状を考えれば、スケジュールを変更してでも新型の発売を急ぐ気持ちが理解できる。

より不確実なのは、AirPrint と AirPlay だ。
これらはどちらかというと iOS の問題だが、iPad との組み合わせで真価を発揮する機能だ。
前者は大変便利だし、技術的にも容易なはずだから是非実現して欲しい。
閲覧したウェブページを画面にタッチするだけで印刷できる機能は必須といっても過言ではない。
後者は、デスクトップ(もしくは AppleTV)から無線を通じて音楽や映像をストリーミング出来る機能だ。
マルチメディア端末として iPad を活用できるようになる。

実現すれば日常生活が変わってくる。
居間にあるオーディオ機器をデスクトップ上の iTunes を AirPlay と iPod Touch を使ってつなげれば、円盤には用が無くなる。
既に数百枚に及ぶCDはデジタル化が終了しているからだ。

もう自分の子供達の世代はウェブに代表されるデジタル文化の申し子で、学校の宿題一つとってもコンピュータ抜きでは片付けられない。
学校や所属するオーケストラで演奏する楽曲もウェブで試聴する。
そして気に入ったものは iTunes で購入して iPod 化した型古の iPhone で聴いている。

第2世代の iPad が発売になったら、ところてん式に初代 iPad が子供の手に渡るだろう。
恐らく、勉強と遊びの両方で活用してくれるに違いない。