音と人のコラボな生活 

チャキチャキマダムの半径4キロ,
時々遠出の山陰ローカルライフ

いい音への探求~

2008-03-29 | 音楽
ピアニスト梯剛之さんの著書
『いつも僕の中は光」

昨年秋、初めてリサイタルを聴いたが
素晴らしい演奏にはすっかり魅了された。

彼の音楽、ステージ上の姿、
サイン会のときの様子から、温かい人柄はすぐにわかった。
演奏家として人としての彼をもっと知りたいと思っていたので一気に読んだ。

梯さんは盲目のピアニスト。
血の流すような努力をされて
今があることは想像するだけでもわかるが
本に書かれてある
「努力の中身」を知ると、気が遠くなる。

特に、一流になった今でも基本練習は、毎日2、3時間、
欠かさないこと。
それは音階や指の基礎練習だけではなく
いい音を作るための探求。
内容はとても興味深く
まさに今私が身につけたいと思って試行錯誤していること。

カラダの使いかた、
筋肉の使いかた
姿勢

お母様が、先生が演奏する様子を観察され
ご自分で目をつぶって試し、分析、
それを梯さんに伝え、タッチを考える。
何度も何度もしつこく、
考えた音が出るための「感覚」と「カラダ使い」が身につくまで探る。
そんな作業を、繰り返すことが日課だという。

「一歩進んで三歩よろめき、
二歩進んでは一歩下がりを繰り返し、
少しずつ階段をあがっていく」

かかれてあることは、今の私には理解出来る。
以前はわからなかった(泣)

最近は前と違う筋肉に痛みがくる。これって探求してる証拠?
いや、力のかけ方や姿勢が間違ってるから痛みがでる.....

それもこれも取り組みとしては通る道ではあると思うが、
考えかたの根本が違ってた。
演奏する限り、一生追い求めないといけない。
からだに向き合っていかないといけない

昨年に引き続きダンスのワークに参加しようと思ってたが
申込みをのばしのばしにしてた。
これは義務!
早速今日申し込むぞ!
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