ストーリー;南北戦争末期。リッチモンド付近の北軍の包囲網を抜け出そうとする南軍の装甲艦があった。霧につつまれ脱出したその後、その装甲艦の行方はしれなかったが、ダーク・ピットは南軍のコインをアフリカのナイジェリアで発見し、驚くべき仮説をたてる…。
出演 ;マシュー・マコノヒー 、ペネロペ・クロス 、スティーブ・ザーン
コメント;クライブ・カッスラー原作の「死の砂漠を脱出せよ」の映画化だ。クライブ・カッスラーは以前「タイタニックを引き揚げろ」の映画化でハリウッドにかなり不信を抱いたというが、この映画は原作にかなり忠実に仕上がっているし、なによりもダーク・ピットを演じるマシュー・マコノヒーが原作のイメージそっくりの活躍ぶり。このダーク・ピットシリーズは原作のほとんどを読破したが、どれをとっても面白い。発想が奇抜ではあるが、ちゃんとした科学的な裏づけもあって2時間の映画化では本当にもったいないほど原作は充実しているのだが、それでもこの映画作品はこれまでのクライブ・カッスラーの中では一番出来がいいのではなかろうか。おそらくCGの発達でこれまで映像化が不可能といわれていたことがわりと低予算でできるようになったことも影響しているのかもしれない。
リッチモンドをぬけてさらに右へいくとバミューダ海域。大西洋を横断してギニア湾のナイジェリアの首都ラゴスへ。そしてニジェール川をさらに北上してマリに到達する…。けっして不可能ではない。また砂漠がかつて緑の地域だったと考えればわずか150年の間に船だけが取り残されるという事態も当然ありえたかもしれない。150年後、マリのニジェール川沿いで産業廃棄物の処理工場が設置され、そこから毒物が流出。ニジェール川沿いに下流のナイジェリアで毒物による被害者がでる。その調査にあたっているのがWHOの医師を演じるペネロペ・クロスという設定。小柄であるにもかかわらず疫病調査のため井戸の中へ飛び降りたり、患者の治療に専念する姿がすがすがしくて美しい。
内戦が続くという設定の中、通常では考えられないアクシデントを持ち前の「機転」で乗り切るNUMAの組織の仕事ぶりは明日への活力を与えてくれること間違いなし。クライブ・カッスラーの面白さをこの2時間に凝縮したアナログタイプのヒーローが21世紀に画面に復活してくれた。
出演 ;マシュー・マコノヒー 、ペネロペ・クロス 、スティーブ・ザーン
コメント;クライブ・カッスラー原作の「死の砂漠を脱出せよ」の映画化だ。クライブ・カッスラーは以前「タイタニックを引き揚げろ」の映画化でハリウッドにかなり不信を抱いたというが、この映画は原作にかなり忠実に仕上がっているし、なによりもダーク・ピットを演じるマシュー・マコノヒーが原作のイメージそっくりの活躍ぶり。このダーク・ピットシリーズは原作のほとんどを読破したが、どれをとっても面白い。発想が奇抜ではあるが、ちゃんとした科学的な裏づけもあって2時間の映画化では本当にもったいないほど原作は充実しているのだが、それでもこの映画作品はこれまでのクライブ・カッスラーの中では一番出来がいいのではなかろうか。おそらくCGの発達でこれまで映像化が不可能といわれていたことがわりと低予算でできるようになったことも影響しているのかもしれない。
リッチモンドをぬけてさらに右へいくとバミューダ海域。大西洋を横断してギニア湾のナイジェリアの首都ラゴスへ。そしてニジェール川をさらに北上してマリに到達する…。けっして不可能ではない。また砂漠がかつて緑の地域だったと考えればわずか150年の間に船だけが取り残されるという事態も当然ありえたかもしれない。150年後、マリのニジェール川沿いで産業廃棄物の処理工場が設置され、そこから毒物が流出。ニジェール川沿いに下流のナイジェリアで毒物による被害者がでる。その調査にあたっているのがWHOの医師を演じるペネロペ・クロスという設定。小柄であるにもかかわらず疫病調査のため井戸の中へ飛び降りたり、患者の治療に専念する姿がすがすがしくて美しい。
内戦が続くという設定の中、通常では考えられないアクシデントを持ち前の「機転」で乗り切るNUMAの組織の仕事ぶりは明日への活力を与えてくれること間違いなし。クライブ・カッスラーの面白さをこの2時間に凝縮したアナログタイプのヒーローが21世紀に画面に復活してくれた。
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