ごとりん・るーむ映画ぶろぐ

 現在584本の映画のあくまで個人的な感想をアップさせていただいています。ラブコメ、ホラー、歴史映画が好きです【^_^】

ボーン・アイデンティティ(ダグ・リーマン監督)

2008-01-03 | Weblog
ストーリー ;おあだやかなはずの地中海に雨がふりしきる。その中をただよう潜水服の男を引き上げた漁船。その男には2発の銃弾が残されており、記憶がまったく失われていた‥。
出演 ;マット・ディモン 、フランカ・ポテンテ 、クライブ・オーウェン
コメント ;マット・ディモンという役者の顔がどうしても好きになれないのだが、ちょうどこの映画の相手役のフランカ・ポテンテもほどよい不細工ぶりで好感がもてる。二人が好感をもつようになるタイミングやその後の「ついたり離れたり」も現実的。さらにはアクションシーンもさほど現実離れしているわけでもなく生々しい。CIAが「トレッドストーン」とよばれる秘密作戦を工作しており、それが失敗に帰したこととマット・ディモンの記憶がないことが同時に進行する。もちろんみている側では最初の20分程度で謀略の相関関係が把握できるのだが、それをどう結末までもってくるかが見所か。クライブ・オーウェンがほとんど喋らない「マシーン」の役で出演。冬の野原に野鳥がとびかうシーンやマット・ディモンのゆったりした走り方が好ましくみえる。地中海にはさほどゆかりもないが、ラストシーンも最初のシーンも地中海に由来し、アクションはフランスを舞台にしておこなうという国際色豊かな設定・フランカ・ポテンテのドイツ訛りの英語も心地よい。

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