ごとりん・るーむ映画ぶろぐ

 現在584本の映画のあくまで個人的な感想をアップさせていただいています。ラブコメ、ホラー、歴史映画が好きです【^_^】

悪霊喰(ブライアン・ヘルゲランド監督)

2007-12-30 | Weblog
ストーリー ;カロリング王朝からの異端とよばれるカソリック内の修派。その最後の司教が不審な死を遂げた。その話を聞いたニューヨークで伝道にあたるアレックスはフランス、パリの司教と連絡をとりバチカンへ向かう‥
出演;ヒース・レジャー、マーク・アディ、シャニン・ソサモン
コメント ;かなりいかがわしい映画と思いきや光と影が交錯する見事な撮影。役者もまたかなりの高水準。イタリアのローマの撮影風景がかなりきれいだ。カソリックの組織体がかなり厳格に描かれており、隠れた名作といえるのではなかろうか。
 この映画では知る人ぞ知る名作「ロック・ユー」のメンバーが勢ぞろい。あの有頂天な映画とはうってかわって、重苦しい雰囲気を漂わせている。特に古い書物の中で逆光の中、ちゃんと空気の中に埃がまっているシーンもキッチリ撮影しているところがすごい。ホラーとしては最高レベルの評価に近い。
〈アラム語〉
セム語系統の言語。ペルシア帝国,メソポタミア,パレスティナ,エジプトに及ぶ共通文化語になった。旧約聖書のダニエル書などに記載がみられるアラム語は聖書アラム語と呼ばれる。シリア系統にも通じる言語。この映画の中でのアラム語とは旧約聖書の聖書アラム語のことを指していると考えられる。
〈サン・ピエトロ大寺院〉
バチカンにあるローマ・カトリック教会の主聖堂。使徒ペテロの墓所上に建立され,ギリシア十字を基本とし中央に壮大なドーム(直径42m)を架した盛期ルネサンス建築。映画に使用されていたのはこの主聖堂のスタジオセットと考えられる。旧聖堂(教会堂建築参照)は五廊式バシリカで,ローマ皇帝コンスタンティヌス1世によって324年に創建された。教皇ニコラウス5世が改修に着手し,その没後工事は中断したが,教皇ユリウス2世が16世紀初めにブラマンテの案に基づいて工事を再開した。ラファエロ,ミケランジェロ(大ドームを設計),1603年―1629年マデルノ(身廊,玄関廊,ファサードを設計)などが次々に監督を務め,イタリア・ルネサンス最大の建築事業となった。聖堂の前のサン・ピエトロ広場を囲む半円形の円柱回廊はベルニーニが建造。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿