ごとりん・るーむ映画ぶろぐ

 現在584本の映画のあくまで個人的な感想をアップさせていただいています。ラブコメ、ホラー、歴史映画が好きです【^_^】

オーメン666(ジョン・ムーア監督)

2008-02-04 | Weblog
ストーリー;
 イタリアに赴任していたロバート・ソーン外交官夫妻は2001年6月6日の午前6時に病院で子供を産む。そしてその後、いくつかの「エピソード」を織り込んで外務省ルートとして34歳の若さでエリートコースの駐英大使として赴任。子供ダミアンは成長してきたが、次第にその周囲で謎の事件が相次いで発生…。
キャスト;
リーブ・シュレイバー、ジュリア・スタイルズ、ミア・ファーロー
コメント;
 前作「オーメン」の完全リメイク版。前作でグレゴリー・ペックが演じた役をリーブ・シュレイバーが、そしてその妻役にジュリア・スタイルズ。子育て役としてミア・ファーロー・これはあれかな。「ローズマリーの赤ちゃん」を意識したんだろうな。原作の「オ^メン」シリーズは「オーメン4」まで続き、オーメン3ではサム・ニールが32歳のダミアンを演じている。そして「オーメンオーメン」では今度は少女ディーリアに悪魔がとりつくという結構なシリーズになったのだが、その「オーメン」第1作をあまりにも完璧にリメークしたのと、バチカンで「3つの流れ星」「コロンビア不時着」「気象状況」「EUの誕生=ローマ帝国理論」などを「オカルト」も真っ青なほどヨハネの黙示録第8章7節との因果関係を「立証」する「論理」で悪魔の再来を予測するあたりでもう…頭がついていかなくなってくる…。こういうのははまる人にははまるのだろうけれど、「無茶な理屈だ」と思うとそれだけでもう受け付けなくなる自分を再発見する…。とはいえ悪魔を一種の「シンボル」を考えると「ジャッカル」が英国に頻繁に現れたり、「メギド」という言葉が何度も映画の中で品術ちチェルヴィテリという「村」にあるエルトリア時代の墓…といった設定はなかなかいい。英国式庭園の様子を画面で楽しめるのもまあ悪くはないが、まあ悪いといえばこのご時勢に「オーメン」をリメークしようとした映画会社というか製作者が悪いのであってリーブ・シュレイバーは結構いい演技してたな…。

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