貧困層のアフリカ系米国人男性は、生活水準が貧困ラインを上回る黒人男性の3倍近い死亡リスクに直面しているとの研究結果がJAMA Internal Medicineに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。貧困層のアフリカ系米国人男性は、生活水準がそれより上のアフリカ系米国人男性に比べて、死亡リスクが2.7倍高く、主な死因は、心臓病とがんだったそうです。白人男性の間ではこれと同じ格差は認められず、貧困層の白人男性の死亡リスクは、生活水準が貧困ラインを上回る白人男性とほぼ等しいことが分かったそうです。女性については、貧困層の黒人と白人はともに、早死リスクが貧困でない層のほぼ2倍だったそうです。今回の研究では、貧困ラインを4人世帯で所得2万4000ドル(約250万円)に設定。米国政府は、年間所得が4人家族で2万4300ドル(約258万円)、単身者で1万1880ドル(約126万円)を下回る場合を貧困と定義しているそうです。
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