ロシア極北ヤマロ・ネネツ自治管区で炭疽(たんそ)の集団発生が起き、これまでに感染が確認された患者数は21人に達したことが明らかになったそうです(AFPBB)。感染疑いで入院している人の数は90人に増え、うち45人が子ども。感染が確認された中には、入院先の病院で1日に死亡した12歳の少年が含まれているそうです。同区での炭疽の集団発生は1941年以来で、異常な熱波の影響で永久凍土が融解し炭疽菌が露出したことが原因とみられているそうです。ただ当局は、感染域は隔離されており「エピデミック(流行)」は発生していないと強調し、平静を呼び掛けているそうです。
最新の画像[もっと見る]