普天間基地移設問題に関して、鳩山総理大臣が今日の参議院予算委員会で「沖縄と米国の理解をいただける案を3月の間にまとめ、交渉していきたい」と発言をしたそうです(YOMIURI ONLINE)。そもそも、普通に考えると沖縄県民と米国が共に納得できる案など存在するのでしょうか?米国は沖縄を外せないと思いますし、沖縄県民は県外移設という思いが強いでしょう。と考えると、とても両者が納得できるような案はありえないと思います。以前からコメントしていますが、鳩山総理大臣はあまりにも無責任で安易な発言が目立ちます。野党であれば、自分の思いをそのまま発言するのもいいかもしれません。それは、責任が伴わないからです。責任が伴わないというのは、実現しないということです。でも、政権与党の党首、内閣総理大臣という立場では、確実なもの以外は安易に発言すべきではないと思います。沖縄県民の皆さんが惑わされるのはもちろん、日本国民そして米国にも。「かっこいい」ことばかり言えない立場であることを、周囲の取り巻きの方が震源すべきであると思います。このまま4年間いくとは思いませんが、かりに4年間続いたら日本は大変な国家になってしまうような気がしてなりません。本当に心配です。
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