遺伝子操作によって、恐竜のような脚を形成するニワトリの胚を作成したとする研究がEvolutionに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。獣脚類の恐竜から鳥類への進化の接点に焦点を当てる研究だそうです。獣脚類の恐竜は当初肉食だったものの、やがて進化して植物や昆虫を食べるようになったそうです。そして鳥類は、1億4500万年以上前のジュラ紀に、小型の獣脚類から進化したそうです。鳥類が恐竜のような腓骨を持っていた時期を突き止めようと考え、ヒトを含むあらゆる動物に共通する遺伝子「Indian Hedgehog Homolog」を操作し、初期段階の発達を遅らせたところ、ニワトリの腓骨がかつて恐竜が持っていた管状の形に変化したというものです。
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