先進国の女性のがん死因のトップが肺がんになったことが明らかになったそうです(AFPBB NEWS)。今回の最新分析は、フランスに本拠を置く世界保健機関(World Health Organisation、WHO)付属機関の「国際がん研究機関(International Agency for Research on Cancer、IARC)」と米国がん協会(American Cancer Society、ACS)の共同研究チームが主導して実施したものだそうです。これまで長年にわたり先進国女性のがん死因トップは乳がんだったそうです。この順位変動は喫煙の動向を反映したものとのこと。肺がんは数十年間、先進国と発展途上国の両方で、男性のがん死因のトップ。かつて男性の間で根付いていた喫煙の流行は、最近になって女性の間で広がっていますね。発展途上国の女性のがん死因では、乳がんが依然として1位だったそうです。
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