薄くてしなやかなプラスティック製の温度計を印刷プロセスによって作製し、生体組織に貼り付けて表面温度の分布を測定することに成功したことが、Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of Americaに発表されたそうです(財経新聞)。今回の研究では、グラファイトを添加したアクリル系ポリマーを使い、高い感度(0.02°C)と速い応答速度(100ミリ秒)を両立したプリンタブルなフレキシブル温度センサーの開発に成功。この温度センサーは、1000回以上繰り返し温度を上げ下げしても高い再現性を示し、さらに曲率半径700マイクロメートルに曲げても壊れることなく、また生理的環境でも動作するそうです。
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