注意欠如・多動性障害(ADHD)と診断された人の脳は、ない人に比べてわずかに小さいとする研究論文がLancet Psychiatryに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。ADHDは身体的な疾患であり、単なる行動の問題ではないと論文は主張しているそうです。研究では、ADHDと診断された1713人とADHDのない1529人を対象に、4歳から63歳までの被験者らにMRIスキャンを受けてもらい、その結果を分析。脳スキャンの画像から、脳全体および障害に関連すると考えられている7つの領域の大きさを測定。その結果、ADHDと診断された人の脳では、全体そして5つの領域がより小さいことが確認されたというもの。
http://www.afpbb.com/articles/-/3118188
http://www.afpbb.com/articles/-/3118188