日本では参議院選挙の結果によるねじれ国会や局所的集中豪雨による被害など、大きなニュースが連日報道されています。さて、米メキシコ湾沖で今年の4月に石油掘削施設に爆発事故が起き、原油流出が続いていました。これまでいくつかの対策がとられたようですが、全て失敗に終わり、原油流出が止まらない状況で、環境汚染、生物に及ぼす悪影響を懸念する声が聞かれていました。この原油流出に対して、破損したパイプに密閉性の高い重さ約75トンの巨大な筒状キャップの設置に成功したそうです。そして、このキャップの3つのバルブを閉めて油井内の圧力を調べた結果、原油が流出していないことが確認されたそうです。今後も、テストは6~48時間行われる見通しだそうですが、どうやらやっと止まったようです。原油が海に流出し続けている状況はなかなか想像し難いものですが、油まみれのペリカンの姿などが映し出された映像を見ると、恐ろしさを感じていました。大西洋産のクロマグロにも影響が出るなどとも言われていました。とにかく、これで本当に事態が終息してくれることを願っています。
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