東大合格を目指して。と言っても、受験生ではなく、コンピューターによる人工知能で東大入試を突破させようというものです。国立情報学研究所が立ち上げたプロジェクトで、人間の言葉を理解し、「常識」を併せ持つ人工知能の開発を目指した試みだそうです(ASAHI.COM)。10年後に「合格」という目標を掲げたそうです。膨大な記憶容量と計算速度を持つコンピューターは、すでにチェスの世界チャンピオンや米国のクイズ王を破るレベルに達しているそうです。しかし、入学テストのように普通の言葉で書かれた問題には、なかなか歯が立たないそうです。文章から意図や状況を読み取ったり、線画の意味を理解したりする能力に欠けるためだそうです。知識や論理だけでなく、知的判断の支えとして、常識が求められる場面でもお手上げとなるそうです。人工知能の研究では、こうした分野の技術開発が焦点となっているということです。
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