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豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

天の川銀河

2019-08-01 08:30:30 | 宇宙
太陽系が位置する天の川銀河(銀河系、Milky Way)は100億年前に起きた「激しい衝突」で質量が4分の1の別の銀河を「丸のみ」にしたとの最新の研究論文がNature Astronomyに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。この衝突の影響が完全に収まるまでに数十億年を要したそうです。銀河系が二つの異なる恒星グループで構成されていることは過去の研究で示唆されていたそうですが、銀河の合体がどのような時系列で発生したかについては議論が続いていたそうです。研究では、「ガイア(Gaia)」宇宙望遠鏡を使って、太陽から6500光年以内にある銀河系内の恒星約100万個の位置、輝度、距離の正確な測定値を調べ、明確に異なる二つの恒星グループを特定。一つは恒星の元素組成で重元素が少ない「青色」、もう一つは重元素を多く含む「赤色」の恒星グループ。これらの恒星の運動と組成を詳しく調べたところ、それぞれのグループの星の年齢はほぼ等しいが、青色グループの恒星は「カオス的な運動」をしていることが分かったそうです。これは、はるか昔に銀河系が、より小型の銀河をのみ込んだことを裏付けているということです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3236412?cx_part=top_category&cx_position=4
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